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【今週のレア車】Vol.190 カワサキ EX-4

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  • 2019.12.18

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、カワサキ EX-4です。

1994年、川崎重工業はスポーツタイプのオートバイ、EX-4を発売しました。


前身であるGPZ400Sとフレーム、エンジンの基本設計を同じくし、足回りと外観のデザインをマイナーチェンジしたモデルとなります。


水冷DOHC4バルブ398cc並列2気筒のこのエンジンは最高出力50ps、最大トルク3.6kgを発揮、当時の400ccクラスの2気筒としてはトップクラスの性能を備えていました。


このEX-4と同時発売されたのが同じカワサキのZRX400ですが、このバイクは水冷4ストDOHC4気筒エンジンを搭載してスポーツ性能を向上させたモデルで、当時ライバル車に性能で押され気味になっていた空冷ゼファー400を後方支援するほどの性能を誇りました。


この高性能のZRX400をプレスリリースの走行会で区間タイムではありますが、上回るタイムをたたき出したのがEX-4だったのです。


当時のプレス記事にはZRX400よりも乗りやすいといった記事もあり評価も高かったようです。


しかしセールス的には成功とはならず、販売から4年ほどでその姿を消してしまいました。

理由としては、当時は4ストマルチがもてはやされる時代で、他に魅力的なモデルが存在していたこと…と私は個人的に思います。


前身のGPZ400SにはGPZ400Rが、そしてこのEX-4にはZZR400、ZRX400などが存在しており、同じカワサキ内で比較してもパワフルで豪華な4気筒モデルに目が向いたのは当然なのかと…。


とはいえEX-4がダメダメなバイクだったか?と言うと全くそんな事はなくて、下から上までストレスなく軽く回り、中低速域に厚みを持たせた2気筒エンジン、キャスターを寝かせて安定感を増したこのよく走るバイクは、スポーツツアラーとしてオーナーからの評価は高かったのです。


今見るとGPZ1100のような雰囲気を持つスラントノーズとハーフカウル、アンダーカウルはある種の造形美を感じさせますね。


気負わずスイスイと街から街へ、発売当時のキャッチフレーズ「Shake the City.EX-4」はまさに誰よりも早く、街をかきまわして走るEX-4を表現していてぴったり♪


今回の個体は、年式なりのダメージはあるものの、フレーム、エンジンには問題もなさそうです。


個人的にセリ結果が凄く楽しみです!

シンプルなコクピット。タンクもスクリーンも綺麗です!

当時のパンフレット。意外にPOPで軽~い感じです!

制作・協力

バイクの窓口編集部

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