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【今週のレア車】Vol.192 ホンダ Solo

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  • 2020.02.05

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、ホンダ・Soloです!


ホンダ・SoloはNプロジェクトの第4弾として2003年3月5日に発売されました。(Nプロジェクト=NEWプロジェクトの略)

Solo(ソロ)の車名の由来は、英語で「独奏(曲)」「独唱(曲)」「単独の」「独奏の」という意味から、「自分自身で選んだ個性を演出するバイク」、「他には無いデザインのバイク」をイメージして命名されました。

 

Nプロジェクトとは若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発することをモットーに、第1弾エイプ、第2弾ズーマー、第3弾バイト、後の第5弾には軽二輪クラスのPS250を発売しました。

どれも従来のホンダとは違う、新鮮で個性的な製品に仕上がっています。


とはいうものの、ある程度の規制があったようで、既存パーツを有効活用して、新しい商品開発をするというものでした。



実際ホンダ・Soloは、低燃費、環境性能に優れ、耐久性で知られるスーパーカブ系の空冷4ストロークエンジン、SOHC単気筒エンジンを本モデル用にチューニングしています。

また初心者でも操作しやすい、カブの自動遠心クラッチ、3速ロータリー式を採用しています。


バックボーンフレームに細身のタンク、また大型のサドルタイプのシートを採用し、

フロントサスペンションはテレスコピック式、リアサスペンションはスイングアーム式を採用。


さらにホイールベースを1,285mmと長くし、細身の車体を活かすために18インチの大型ホイール、ブレーキは前後ともドラムブレーキを採用。



外観は、ドライバーの個性を引きたてるシンプルなデザインで、どこか懐かしいデザインが施されています。


本モデル最大の特徴は標準色3種のスタンダード以外に、タンク・フレーム・シート等 を好みで組み合わせることで、全285通りのカラーオーダーが可能でありました。

きっとオーダーされなかった組み合わせはいくつかあったんじゃないかと思います。



そんな魅力的なバイクでしたが、2007年に生産終了となりました。

生産期間が短く、現在ではほとんど見かけることはありませんが、

たまに見かけると見入ってしまいます。

制作・協力

バイクの窓口事務局

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