他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【今週のレア車】Vol.206 ホンダ・GL1100インターステート
- その他の記事
- 2020.05.28
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今週のレア車は「ホンダ・GL1100インターステート」のご紹介です。
GL1100インターステートご紹介の前に、ゴールドウィングの歴史を振り返ってみます。
ゴールドウィングの歴史は以前ご紹介した
【今週のレア車】Vol.36 ホンダ・GL1000まで遡ることができます。
https://www.moto-auc.com/report/else/vol36
GL1000はアメリカで1974年に発表、翌75年から発売されました。
当時はネイキッドモデルでしたが、優れたロングルーリング性能が評価され、
後付カウルやサイドボックスなどアフターパーツメーカーから多数発売され、
ユーザーが自分好みにカスタマイズできるようになりました。
そして80年にモデルチェンジした二代目ゴールドウィングGL1100は、GL1000の反響もあり、
ノンカウル仕様のスタンダードモデルと、カウル付仕様のインターステートの2つのタイプを選べるようにしました。
インターステートはフェアリング、サドルバッグ、トランクを標準装備として、ステレオサウンドシステムをオプション設定としました。
排気量は1085ccまで拡大させ、より力強さを発揮できるようにしました。
ホールベースを長めにとることで安定性を向上させ、大型シート、ワイドハンドル、
前後のサスペンションによって快適性もアップしました。
こうして長距離ツアラー仕様のゴールドウィングが誕生し、ゴールドウィングのゴージャス化が始まりました。