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【今週のレア車】Vol.207 ホンダ XL250 ディグリー
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- 2020.06.04
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回はホンダXL250ディグリーです。
本日紹介するバイクはホンダ XL250ディグリーです。
1991年4月26日に発表、同月27日に発売しました。
市街地走行、高速道路、未舗装路まで、幅広く軽快な走行を可能にする
多目的ランドスポーツバイクをコンセプトに開発、製造されました。
というのもXL250ディグリーは、20年にわたり4サイクルランドスポーツの定番だったSL/XLシリーズの開発スタンスであった、
「より幅広いライダーに」、「より幅広い走行環境で」、「より楽しく軽快に」走行できる基本性能はどうあるべきかを徹底的に追求し開発されました。
エンジンはAX-1と共通のMD21E水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを搭載しており、軽量でコンパクトな設計に仕上げています。
またエンジンだけではなく車体もAX-1がベースとなっており、全体的なデザイン、ディテールにも類似点があります。
そのため【今週のレア車】Vol.160 ホンダAX-1と姉妹車になります。
https://www.moto-auc.com/report/else/vol160ax-1
ビギナーからベテランまで親しみやすいように、低・中回転域では扱いやすくレスポンス性に優れたトルク特性を持ち、
高回転域でもスムーズで伸びがよくパワフルなエンジン出力特性を兼ね備えています。
始動も容易なセルフスターターを装備し、シートの高さも低めに設定されています。
前輪21インチ・後輪18インチのタイヤを組み合わせながら790mmの低シート高を実現させました。
また車両重量129kg/乾燥重量119kgと比較的軽量な仕上がりとなっており、取り回しを容易にさせました。
ホンダが「より幅広いライダーに」、「より幅広い走行環境で」、「より楽しく軽快に」を徹底追及した拘りをビシビシ感じる一台となっています。