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【今週のレア車】Vol.221 デルビRambla 250i
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- 2020.09.15
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、スペインの俊足スクーター、デルビRambla 250iです。
デルビは、スペインのオートバイメーカーのブランド名で現在はピアッジオグループの子会社となっています。
設立は1922年と古い会社ですが、実質的にオートバイの製造販売に乗り出したのは1950年にバルセロナで行われた見本市に同社初の本格的オートバイ「デルビ250」を出展してからだと思われます。
このデルビが販売していたRambla 250iですが、実はベース車両がアプリリア社のスクーター、スポーツシティキューブ250IEです。
アプリリアもピアッジオグループ傘下ですので、不思議はありませんね(^^♪
このRambla 250iは前後15インチの大径アルミホイールを装着、4ストSOHC水冷単気筒 22.5馬力のクォーサーエンジンを搭載した軽快さを追求しつつシティコミューターとしての使い勝手を向上した俊足スクーターです。
しかもフロント、リアともブレーキはディスク(フロントに至ってはダブルディスク!)安全面もぬかりはありません。
センタースタンドのみでサイドスタンドが装着されていないのは少し不便ですが、後付けで取り付けることも可能ですよ。
外観面では、大きく構えたヘッドライトが目を引きます。
ハイビームとロービームを左右のライトで変更する方式ですがハロゲンというのが少し残念(^^;)
ヘッドライトの上にあるハニカムデザインの穴はラジエーターへの空気取り入れ口ですね。
メーターもタコメーターこそ装備していませんが、フルスケールの160km/hスピードメーターがやる気を感じさせますね。
このバイクは名前こそあまり知られていないと思いますが、ユーザーの評価は高く、現在の国産クォータースクーターには無いコンパクトなボディと取り回しのよいパッケージ、その気になれば高速クルージングも可能な機能面など魅力がいっぱいです。
今回の個体は走行も1万Km未満、ダメージも少なく使用に関しての心配はなさそう♪
セカンドバイクとしての所有が多いと言われるこのスクーター、通勤・通学用に1台いかがですか?
私もセリ結果が楽しみです♪