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【今週のレア車】Vol.224 カワサキKLX150

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  • 2020.10.07

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は、カワサキの逆輸入車KLX150です。

カワサキのKLXといえば、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造販売するオフロードバイクのシリーズです。


公道用のモデル、競技用モデルと合わせて様々な排気量のバリエーションが販売されていますが、メジャーなものは公道用の250ccのKLX250と125ccのKLX125でしょう。


いずれも相当数が販売されており、街中で見かけけることも多いと思います。

また最近になってKLX230として復活したのをご存じの方も多いのではないでしょうか。


しかし今回のレア車は、KLXの名称はついているものの排気量は150ccということで、なんとなくマイナー感が漂ってきます(;^_^。


それもそのはず、このKLX150はタイカワサキで東南アジア市場向けに製造販売されたものを逆輸入した、日本で正式に販売されていないモデルなのです。


4ストロークの空冷単気筒SOHCエンジンを搭載し最大出力12馬力とスペックは突出したものではないですが、サイズはKLX125に比べて全長、全幅、全高ともスケールアップしており一応フルサイズのオフロードバイクとなっています。


エンジンの特性はマイルドではあるものの、多少アクセルを開け気味にしないとスピードがのるまでは流れに乗るのが少々厳しい感じです。


面白い(というか何で?)のが、KLX125でもスピードメーターはデジタル化しているのですが、このKLX150はアナログ、妙にレトロっぽく感じますね(^^)。


125ccより力強く、250ccよりも気軽に乗れて様々なシーンで楽しめそうなこのKLX150、逆輸入がゆえにめったにお目にかかることはないと思いますし、見たとしても気づく方も少ないのでは?と思えるレア車です。


今回の出品車両はヘッドライトが社外品に交換されていたり、エンジンも不動と少々手をかける必要はありそうですが、外装は比較的パリッとしておりデカールなどの剥がれもなさそうです。


カワサキのライムグリーンも映える手頃なオフローダー、秋の夜長にいじって楽しむのもいいかもしれませんね♪

少し古めかしいアナログメーター、嫌いじゃないです!

フロント19インチ、リア16インチのちょっと小さめホイールです。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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