他カテゴリ記事を絞り込んで探す
【今週のレア車】Vol.38 スズキ・ST250Eタイプ・Cカスタマイズ
- その他の記事
- 2016.11.02
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今週のレア車は、「スズキ・ST250EタイプCカスタマイズ」のご紹介です。
今回は「スズキ ST250EタイプCカスタマイズ」です。
ST250は、ボルティーの後継車種として2003年に発売された250㏄空冷単気筒のバイクで、
クラシカルなスタイル、シンプルな構造故、カスタムベース車両としても人気のあるバイクですが、
この”タイプCカスタマイズ”は、れっきとしたメーカー純正の特別仕様車となります。
街中や販売店店頭で見かけるのは、2008年にマイナーチェンジされ、インジェクション化・
各部質感が向上したEタイプが多いですが、この”タイプCカスタマイズ”は第37回東京モーターショーに
参考出品された2種類のST250デザインスタディモデルの1つを実際に100台限定で2004年に
市販化されたものです。
”タイプCカスタマイズ”は、セパハン、バックステップ、フロントビキニカウル、シングルシート、
アルミフェンダー等で架装されたカフェレーサースタイルになっていますが、
同時に発売されたもう1種類のカスタムである、”タイプSカスタマイズ”は、かつて発売されていた
SW1をオマージュしたような、レッグシールド、大型フェンダー等でレトロチックにカスタマイズされた
全く異なるスタイルでした。
限定200台で発売されましたがなぜかこちらの方が更にレアで、
市場に出てきたのを見たことがありません。
現車を見ると、いわゆるカフェレーサーのツボを押さえたカスタマイズで、いかにもメーカー仕様車らしく
そつのない仕上がりになっています。
ベースのST250の実用車的な感じと随分印象が異なり、いい感じですね。
以下写真は第37回東京モーターショー参考出品車のデザインスタディモデルAです。
かなり忠実に市販化されてますね。
こちらはデザインスタディモデルB(タイプSカスタマイズ)
出典
http://pub.tokyo-motorshow.com/sr_mc_suzuki_d021.h...
http://pub.tokyo-motorshow.com/sr_mc_suzuki_d022.h...
バイクの窓口編集部