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【今週のレア車】Vol.49 ホンダモンキーCZ100
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- 2017.01.25
毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。今回は超レア、輸出専用だった初の市販モンキー、CZ100です。
CZ100はモンキーシリーズ最初の販売モデルです。
とはいっても国内販売されなかった為、
一般的にはZ50Mが「初代モンキー」と言われることが多いようです。
モンキーシリーズの本当の初代は、このCZ100の前モデル「Z100」で、
かつてホンダが運営していた遊園地「多摩テック」の遊戯用として開発・導入された
こともあり、「幻」と言われています。
しかしながらCZ100も、販売されたとは言え輸出のみであり、
レア度で言うと相当なものです。
私も初めて見ました。
ちなみにZ100・CZ100が評判を呼んだため、それに応える形で
初の国内販売モデルとして1967年にZ50Mが登場することになりました。
以降独自のポジションを築きロングセラーとなっているのは皆さんご存知の通りです。
車名はCZ100ですが、エンジンは空冷4サイクル単気筒OHV、49㎥となります。
最大の特徴はエンジンがOHVと言うことです。
リジットサス等の特徴はZ50Mも受け継いでいますがエンジンはOHCになるので、
OHVモンキーとしては最後のモデルになります。
市場では優に100万を超える金額で売買されているようで、
もはやコレクターズアイテム・骨董品の領域です。
まず出てこないCZ100、ピンときた方は逃さないで即買いでしょう。
モンキーシリーズ唯一のダウンドラフトキャブレターです。小っちゃいサイドスタンド!
Z50M。フレーム形状は似てるようで全く違うんですね。
写真は以下ホンダさんのモンキー紹介記事より。誕生秘話が載ってます。
http://www.honda.co.jp/motorcycle-graffiti/monkey/
バイクの窓口編集部