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【今週のレア車】Vol.92 MVアグスタ750S

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  • 2017.11.29

毎週木曜日に行われる業者間バイクオークションに、全国から出品される中古バイクの中から、レア車をピックアップしてご紹介するこのコーナー。 今回は、今までのレア車の中でもトップクラスのレア度を誇る、イタリアが誇る名車、MVアグスタ750Sです。

現在のMVアグスタは、カジバが1997年にブランド権利を取得、再興したものですが、

今回ご紹介するMVアグスタは、元祖アグスタの車両になります。


元々MVアグスタはアグスタ伯爵という方が1923年に興した航空機メーカーがルーツで、

第二次大戦の敗戦により航空機製造を禁止された事から、オートバイ製造子会社として

MVアグスタを1945年に立ち上げました。

モペッドからスタートしましたが、高性能バイクを次々に生み出し、レースで圧倒的な成績を

収めるようになります。

1950年代後半から1970年頃にかけては各クラスタイトルを総ナメする程の圧倒的な強さを

誇りました。

市販モデルは、レース車両で培った技術をフィードバックしており、いわゆる「レーサレプリカ」と

いう概念の基礎を作ったとも言われています。

また、世界的な大ヒットとなるCB750Fourの20年近く前に、現在では大排気量バイクで

主流となっている並列4気筒横置きエンジンの市販車を販売したことも有名です。


1977年に、航空機事業に一本化(航空機は今でもアグスタウェストランドというメーカーで

存続しています)オートバイ事業からは完全撤退してしまいますが、その間に作られたバイクは

いずれもレーサー直系の、極めて高価で少量の為、現存数が少なく、いずれもレアな車両です。





今回ご紹介する750Sは1969-75年くらいまで製造されており、日本では当時の正規ディーラー

ある村山モータースが少量輸入していたそうです。

総生産台数は400台程で、日本に現存しているのは数台レベルという希少車です。


最大の特徴は並列4気筒DOHCエンジンです。ホンダが同じ1969年にCB750Fourを発売

していますが、ホンダはOHC、こちらはDOHCとアグスタのプライドが感じられます。

また、駆動方式にも大きな特徴があります。なんとシャフト駆動なんです。

レーサーはチェーン駆動なのに市販車をわざわざシャフトにしているのは、オーナーが安易に

レースに出場して名声に傷をつけないようにする為だとか。すごい拘りですね。


現車は初年度登録が昭和48年なので新車で輸入・登録されたんでしょうか。

さすがに希少車・高額車だけあって程度は上々です。

驚くほど高い価格設定ですが、探しても見つからない極レアな1台。この機会を逃すと一生

手に入らないかもしれませんね。

ディスコボランテ(空飛ぶ円盤)型タンク。有名ですよね。

DOHCエンジン。カムカバーにMVのロゴ入り。

制作・協力

バイクの窓口編集部

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