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中古バイク購入時の費用についてこれだけは知っておきたい

  • バイクのメンテ記事
  • 2017.12.15

中古バイクを購入する場合、車両本体価格以外にいくつかの費用がかかります。それらがないと、当然ながらバイクを購入することはできません。 それと併せて、中古バイクの価格が適正かどうか調べる方法について解説します。

  • 購入時に必要な費用

(1)税金

・自動車重量税

125cc以下の原動機付自転車: 2,000円から2,400円(排気量による)

125cc超250cc未満の軽二輪自動車: 4,900円

250cc超の小型二輪自動車: 1,900円

・軽自動車税

250cc超の小型二輪自動車: 6,000円

(2)自賠責保険料

原動機付自転車: 7,500円

軽二輪自動車: 8,650円

小型二輪自動車: 8,290円

(3)登録手数料

ナンバー取得手数料です。取得自体は役所で行うため無料ですが、販売店が代行するための手数料が含まれています。

(4)納車点検(整備)費用

農舎前の整備費用です。灯火類やブレーキ等の保安部品点検と、エンジンオイル、フォークオイル、タイヤ、エアクリーナー等の点検あるいは交換です。

中古車であっても、これらパーツの点検、あるいは古い場合には交換してもらい、気持ちよく納車されたほうがいいですよね。
  • 適正価格の調べ方

中古バイクを購入する際、最も気になるのは価格ですよね。

結論から言うと、A社の何年式のこのバイクはいくらぐらいが適正、というのを知るには、数多く当たるのが最もよい方法です。

(1)まずはたくさん当たってみる

まず、価格を決める要素はたくさんあります。メーカー、車種、排気量、年式、カラー、走行距離、車検残余月数、タイヤの減り具合、カスタマイズの有無、ノーマルパーツの有無、錆の有無などなど。

これらを当てはめて適正価格が表示されるソフトでもあればいいですが、残念ながらありません。そこで、欲しいバイクがあれば、販売店や雑誌を数多く当たり、おおよその見当をつけることから始めるのがいいでしょう。

(2)さらに4,5台にしぼる

そして、当たりをつけたうちから気に入ったバイク4,5台に絞ります。

販売店が近い場合は足を運んで実車を見るのがいいでしょう。写真は綺麗なのに現車はそれほどでもないときがあります。もちろん逆の場合もあります。

その中で、価格と実車の状態、走行距離などを天秤にかけ、【譲れない部分】と【譲れない部分】で優先順位をつけて絞っていくのがいいでしょう。例えば年式は2010年以降に限る、カラーは絶対この色、など。

雑誌に載っている遠隔地のバイクは、参考程度にしておきます。ただしどうしても気に入った現車がない場合は、訪問するのもいいと思います。

なお中古車選びとは、いわば出会いですから、時期を逃すと他者に購入されてしまうことに注意しましょう。

  • 選択できるアフターサービス

国産および外国メーカーでは、買い取ったバイクをきちんと整備した状態のものを「認定中古車(メーカーによって若干呼び名は違います)」として販売しています。

いわばメーカーのお墨付きバイクであり、これなら安心して購入できますし、購入後6ヶ月または走行10,000km保証がついていますから、それ以前にトラブルがあれば保証してもらえます。

また全国チェーンのバイクショップであれば、ツーリング先でトラブルが起きたときにもロードサービスによって対応してくれます。エンジンオイルを安く交換できるシステムもあり、購入後のサポート体勢も万全です。

ロードサービスは任意保険会社で行っている場合もあります。中古車購入は、できるだけたくさんの情報を元に決めたいですね。

制作・協力

バイクネットAJ事務局

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