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男性に人気のバイクは?男性のバイク事情

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.06.04

現在のバイク業界は男性のイメージが強いのが現状です。しかしながら本当にそれが正しいのか。正しいとしても、どんなバイクに乗る人が多いのか。そんな男性ライダー事情の傾向をまとめました。

■8割を占める男性バイクユーザー

バイクといえば圧倒的に男性ユーザーのイメージが強いですが、それは本当なのでしょうか?休日の高速道路や国道にはツーリングに出かけるライダーをよく目にしますが、確かに圧倒的に男性の姿が印象に残っている人も多いはず。そこで今回は、国内のバイク事情として男性ユーザーの利用状況や人気の傾向、その特徴などを詳しく解説していきます。

一般社団法人自動車工業会が毎年実施している二輪車市場動向調査の中で、2017年度のバイク購入者の統計情報を見てみると、約8割は男性のユーザーであることが分かります。これはあくまでもバイクを購入したユーザーの数ではありますが、それでも8割という圧倒的な数はやはり男性の利用者が圧倒的に多いことが容易にうかがえます。

  • 排気量別の傾向

排気量別の内訳を見てみると、50ccと125cc以下の原付バイクが半数を占めるものの、それ以外の排気量は400cc超の大型バイクまで平均的に散らばっているといった印象です。これはビジネス用途から趣味の用途まで幅広くバイクが愛されている証拠といえるのではないでしょうか。

車種のジャンルも多様化しており、スーパースポーツをはじめとして定番のネイキッド、アメリカンやスクーターに至るまで個性溢れるバイクが続々と登場し、多くのバイクファンに支持されています。

これは男女ともに共通して見られる傾向ですが、125cc以下の小排気量のバイクは主に通勤や通学として多く利用され、より経済的に負担の少ない車種を選ぶ傾向があります。特に若い世代は小排気量のスクーターを選択するケースが多く、過去に流行したビッグスクーターの需要が一段落した現在、小排気量の車種を選ぶ傾向がより顕著に現れているといえます。

逆に250cc以上の比較的大きな排気量の車種を選ぶのは30代以上の世代が中心で、これは趣味に費やす金銭的余裕があるということも大きな要因として考えられます。また、1980年代のバイクブームを支えた50代以上の世代がリターンライダーとなって再びバイクを楽しむケースも増えており、さまざまな要因によって現在のバイク市場が支えられていることがうかがえます。

  • 男性バイク事情まとめ

バイクといえば男性の代表的な趣味として認識されることの多いものですが、改めて統計データを見てみると数字として明確にあらわれていることが分かります。それを反映するようにバイクメーカーでは男性向けの車種が相次いで発売されていることも十分納得できるのではないでしょうか。

(参考)

http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2017...

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