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中古バイクを買うなら知っておきたい保険(任意保険・自賠責保険)の知識

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.06.15

「保険」というワードを聞いただけで気が引けてしまう方も少なくないのではないでしょうか。しかしながらバイクを乗る方にとって任意保険や自賠責保険は切っても切れない関係性にあります。そんな必須な保険についての知識を深められる記事になっております。

■中古バイクを買う時の備え

バイクを運転する際に注意したいのが交通事故。特に中古バイクを買う時は新車と違い、目に見えない不具合などで予想していなかった事故が起きる可能性もゼロではありません。また自動車とは違い、バイクの場合は軽くぶつかっただけで転倒し大きな怪我につながるおそれもあります。自分だけではなく同乗者がいた場合は他人に対しても怪我を負わせる結果になりかねません。

そこで重要なのがバイクの保険です。公道を走行する以上はバイクも自動車と同様に自賠責保険の加入が義務付けられています。また、自賠責保険ではカバーしきれない範囲についても任意保険で手厚くサポートすることが可能です。

  • バイクの自賠責保険

バイクの自賠責保険は、排気量によってその金額が変わってきます。250cc以上のバイクは車検が必要であるため、自動車と同様に車検のタイミングで自賠責保険料を支払います。保険料は24ヶ月で11,520円、36ヶ月で14,690円となっており、これは250cc以上のバイクであれば排気量に関わらず一律の料金です。

車検のない250cc以下のバイクの場合、12ヶ月~60ヶ月の間で自由に加入期間を設定でき、加入期間が長ければ長いほど1年あたりの保険料は安くなる傾向にあります。最長の60ヶ月であれば、125cc以下のバイクで16,690円です。1年あたり約2,400円程度の保険料換算となります。

ただし、車検を取得する必要がないバイクの場合、自賠責保険の期限が切れたままの状態になっていることも十分考えられます。自賠責保険の加入は法律で義務付けられているため、忘れずに更新するようにしましょう。中古バイクであれば、バイクショップのスタッフが諸費用の見積もりの際に基本的には教えてくれると思います。見積もりの説明をしっかりと確認してトラブルを防ぎましょう。

  • バイクの任意保険

バイクには任意保険も用意されています。自動車の任意保険と同様にサポート範囲もさまざまで、バイクを使用する目的や走行距離、運転者の年齢などによって保険料も大きく変わってきます。中古バイクを扱うバイクショップが保険代理店(または取次店)となっていて、保険を紹介してくれることもあります。バイク購入の時に一緒に手続きが出来るので、保険のことが良く分からないのであれば、バイクショップの案内を元に契約するのも方法の1つと言えるでしょう。

保険料をできるだけ安く抑えたいのであればネット通販型の保険がおすすめです。人件費や営業に関わるコストを極限まで下げているため、とにかく経済的でコストパフォーマンスが高いことが特徴です。ちなみに50ccの原付バイクであれば、自動車の任意保険のオプションとして「ファミリーバイク特約」を用意している保険会社も多く、通常のバイク保険よりも安い保険料で加入することが可能です。

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  • 安心してバイクに乗り続けるために

このように、バイク保険は自動車保険と同様にさまざまな種類が存在し、サポートの範囲も多岐にわたっています。バイクの用途に応じて適切なプランを選択することが重要であり、保険会社はプラン選びの相談にも乗ってくれます。より安心してバイクに乗り続けるためにも、バイク保険を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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