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中古バイクにナビを装着する方法
- バイクのメンテ記事
- 2018.07.13
昔であれば地図や道路標識を見て道を確認していましたが、今はナビを活用する人が増えてきています。今バイクにナビを付けてない人や初めて中古バイクを手に入れる人からすると、バイク用ナビは自動車用のナビとそれほど変わらないと考えている人や、そもそもスマホで十分と考えている人も多いのではないでしょうか。今回は、中古バイクを購入したらぜひ揃えておきたいバイク用ナビについて詳しく解説していきます。
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バイク用ナビを装着するメリット
ツーリングに欠かすことのできないバイク用ナビは高い需要を誇る商品です。一見、自動車用のポータブルタイプのカーナビと同じように見える商品もありますが、防水機能を備えていたり、日差しを避けるバイザーが付いていたりと、バイク用ならではの機能を持ち合わせています。また、Bluetooth対応のナビであればヘッドセットと連携することによって音声をクリアな状態で聞き取ることができ、ナビの画面を注視しなくても案内が可能。バイク用ナビを選択するということは安全上のリスクを最小限に抑えることができ、使い勝手の良い方法でもあるのです。
また、バイクならではの悩みがグローブを装着した状態でタッチパネルが反応しないという点です。スマートフォンに搭載されているマップアプリのナビ機能をバイクで使用することも可能ですが、どうしてもグローブをした状態の指ではタッチパネルはうまく反応してくれません。スマートフォンをナビとして利用することはコストが一切かからず最も手軽な方法ではありますが、バイク用のナビとしては決して使い勝手の良いものではないのです。
このように、バイクのナビは実際に使用してみることでその快適性に気付くはずです。自動車用のナビでは気にも留めなかったようなことがバイクでは不便に感じ、操作に気を取られて運転に対する注意力が散漫になることは安全性をも脅かす存在になり得ます。
バイク用のナビは自動車用のナビに比べて画面もコンパクトに設計されており、至近距離でも見やすいサイズであることも大きな特徴です。あまりにも画面が大きすぎると運転に支障をきたす場合もあります。見やすさと操作のしやすさ、適度なサイズ感のそれぞれのバランスが取れたものを選ぶことがおすすめです。
中古バイクの中にはすでにナビが装着された状態のものもありますが、地図データが古く更新されていないケースも珍しくありません。中古バイクを購入したら、ナビは最新のものを購入することがおすすめです。
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中古バイクにナビを装着するには
中古バイクにナビを装着する際、ほとんどのユーザーはハンドルバー付近を指定することでしょう。メータ部分に近く、ナビと前方の視線の移動距離は最短であるため最も使いやすい位置であることは間違いありません。
自動車用のナビは自動車バッテリーもしくはシガーソケットから電源を供給しますが、バイク用ナビの場合はあらかじめナビを充電しておいて使用するという方法が一般的です。中にはバイクのバッテリーから電源を供給する方法もありますが、配線の取り回しや取り付け作業の煩雑さ、ケーブル部分の腐食といった懸念もありナビ本体の充電駆動で使用する前提のものが多いです。
そのため、バイク用のナビについてはユーザー自身で取り付けステーを活用して簡単に装着が可能となっています。ハンドルバーへ挟み込むようなスタイルのもの、ミラーの取り付け位置にボルトで固定するタイプのもの、バイクのハンドル中央部分にあるステムへ固定するタイプのもの。取り付け位置はさまざまで、場所によって安定性や使い勝手、見やすさも変わってきます。また、ホームセンターなどの量販店で販売されている安価なステーをはじめ、専門のメーカーが開発しているパーツを組み合わせて使うような高価なステーまで、車種やユーザーの好みによって取り付け方法は千差万別。現在使用しているナビのサイズとステーの形状が合っているかはもちろんですが、ハンドルやボルトのサイズ、実際に取り付けた際にバイクと干渉しないかという点も注意する必要があります。
バイクは走行中に強風に煽られたり激しい衝撃が長時間加わったりと、自動車の車内に比べてはるかに過酷な環境にさらされます。そのような状態であっても落下せず、強力な力をもって固定させる性能は必要不可欠です。多くのバイクにナビを装着することは可能ですが、購入にあたっては事前にグラつきや固定強度、使い心地をリサーチしておくことで最適な方法が見つかるはずです。
バイクネットAJ事務局