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中古バイクと一緒に購入したい!バイク用ヘルメットの選び方

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.08.31

バイクの必需品であるヘルメットはどのような点に注意して選ぶべきなのでしょうか。中古バイクを購入する時と同様、サイズはもちろん、形状や好みのデザイン、そして何より安全性は妥協せずに選びたいものです。今回は、バイク用ヘルメットの種類やそれぞれの特徴を詳しく解説していきます。

  • バイク用ヘルメットの種類

バイク用ヘルメットには「フルフェイスタイプ」、「ジェットタイプ」、「システムタイプ」、「オフロードタイプ」、「ハーフタイプ」といった種類が存在します。ご自身の購入した(または検討中)中古バイクと照らし合わせながらご参照ください。


(1)フルフェイスタイプ

フルフェイスタイプは顎の部分までを含む顔全体を覆うことができ、万が一事故に遭った際もしっかりと守ってくれます。ヘルメットの中でも最も安全性の高いタイプといえます。


(2)ジェットタイプ

これに対してジェットタイプは、顎の部分が露出した形状が特徴的です。安全性はフルフェイスに比べて劣るものの、圧迫感が軽減され夏場でも快適なツーリングを楽しむことができます。


(3)システムタイプ

フルフェイスとジェットタイプのそれぞれのメリットを活かしたものがシステムタイプ。顎の部分がフリップ状になっており、上部に移動させることでジェットタイプのような解放感を味わうこともできます。ただし、構造的にフルフェイスに比べてヘルメット自体の強度は劣るため、安全性においても過度な期待は禁物です。


(4)オフロードタイプ

次に、オフロードバイクに乗るユーザーにおすすめのオフロードタイプ。オフロードを走行する際に小石や砂利などが飛んでくることを想定し、ゴーグルやバイザーなどを装着する前提で作られています。また、フルフェイスタイプに近い形状であるため、非常に高い安全性を誇ります。


(5)ハーフタイプ

最後にご紹介するのがハーフタイプです。125cc以下のバイクでしか使用することができないというデメリットはありますが、解放感は抜群で街乗りや郊外をゆっくり走ることに適しています。価格も手ごろなものが多く、小排気量バイクのユーザーで頻繁にバイクに乗る機会がない人におすすめです。

  • バイク用ヘルメットを選ぶ際に注意したいこと

バイクの車種によって適したヘルメットの形状は変わってきます。高速道路を頻繁に走行したり、趣味でサーキットを楽しむようなユーザーであればフルフェイスタイプのヘルメットは必須といえます。また、たとえ原付スクーターであっても、とにかく安全性を重視してヘルメットを選びたいという人の場合はフルフェイスヘルメットがベストな選択です。

ジェットタイプやハーフタイプのヘルメットの場合、顎の部分が露出した状態になります。事故が起こった場合には真っ先にダメージを受けることを覚えておかなければなりません。バイク事故に遭った人の約半数は頭部に大きなダメージを負います。なぜヘルメットの着用が義務付けられているかということをきちんと理解しておく必要があるのです。

  • ヘルメットにも寿命がある

また、ヘルメットには寿命があるということを理解していないユーザーは意外と多いものです。一般的にヘルメットの寿命は3年程度と言われており、それ以上の年月が経過すると十分な性能を発揮できなくなります。これはヘルメットの内部にある緩衝剤が劣化することによって起こる問題です。過去に事故に遭い、大きな衝撃が加わったヘルメットも衝撃を和らげる効果が弱くなっているケースもあるため、適切な交換時期を見極める必要があります。

■まとめ

ヘルメットは数千円程度で購入できるものから、数万円以上する高価なものまで、幅広いものがラインアップされています。高ければ良いというものでもありませんが、あまりにも安すぎるヘルメットは劣化が早く、十分な耐衝撃性を持っていないものも少なくありません。バイクと同様に中古のヘルメットも存在します。中古で買えば安く買えることがありますが、状態確認は必ず行いましょう。安く買ったつもりが使い物にならず新しく買い直して高くつくというケースもあるようです。

ヘルメットは命に直結する重要なアイテムです。値段やデザインだけでなく安全性を考慮して、自分の納得するものを選ぶことが重要です。中古バイクを購入する際には忘れずに購入しておきましょう。

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