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バイク選びの基本!オンロード・オフロードのタイプの違いと種類一覧

  • バイクのメンテ記事
  • 2017.11.21

バイクには大きく分けて「オンロード」と「オフロード」の種類があります。しかし、例えばオンロードの中でもバイクを乗る目的や道路事情などに合わせてさまざまなタイプのバイクが販売されています。今回は、オンロード・オフロードの中でも代表的なタイプを中心に詳しく解説していきます。

  • オンロードの特徴

■オンロード:スポーツ(レーサーレプリカ)の特徴

サーキットで走行するようなバイクを公道でも走行可能にカスタマイズしたものを「レーサーレプリカ」といいます。スポーツタイプのバイクの特徴は前傾姿勢で跨り、まさにバイクと「人馬一体」となって走る爽快感を味わうことができる点です。一方、前傾姿勢は長距離のライディングに不向きという特性もあり、長時間乗っていると疲れを感じやすいバイクでもあります。


■オンロード:中間(ネイキッド)の特徴

ネイキッドは日本語に直訳すると「裸」という意味です。ネイキッドタイプのバイクはエンジン部分がむき出しの状態になっており、風防もありません。スポーツとタウンユースの中間に位置している種類であるため、近距離から遠方へのツーリングまでオールマイティにこなすことができるバイクです。ちなみに、1980年代までの国産バイクはこのネイキッドタイプが主流となっていました。


■オンロード:タウンユース(ビッグスクーター・アメリカン)の特徴

タウンユースとはその名の通り、主に市街地や郊外を走ることを前提としたバイクです。ビッグスクーターの多くはATのため、ストップ・アンド・ゴーが多い市街地では運転が楽であるというメリットがあります。シートも大きく、長距離ツーリングでも大幅に疲労感を軽減してくれます。

アメリカンの特徴は、重心が低くどっしりと安定感がある点です。大きなボディで車重もそれなりにありますが、足付きが良いため身長が低い人であっても安心して乗ることができます。その名の通りアメリカで生まれたバイクであり、日本とは違い直線の道路を真っ直ぐ走ることを前提に作られています。市街地よりは信号の少ない郊外向きのバイクです。
  • オフロードの特徴

■オフロード:中間(オフロード)の特徴

市街地から山道、未舗装の砂利道までもこなすオールラウンダーといえます。車重が非常に軽量で、万が一転倒しても比較的起こしやすいため初心者にとっても安心です。また、悪路を走行することを前提に作られているため、多少転倒しても致命的な故障とはなりづらくメンテナンスもしやすいというメリットがあります。


オフロード:タウンユース(デュアルパーパス)の特徴

デュアルパーパスとは英語で「2つの用途」という意味です。すなわち、「オンロード」も「オフロード」も両方対応可能である、という意味なのですが、オフロードタイプの種類のバイクの中には公道が走行できないオフロードサーキット専用のものもあります。それらを区別するという意味で使われることもある種類です。

オフロードとデュアルパーパスの最大の違いは、その見た目にあります。デュアルパーパスは一見、ネイキッドと見間違えるほど非常に似ている車種が多いのですが、ネイキッドよりも走破性が高く、オフロード並の走行を可能にしています。

制作・協力

バイクネットAJ事務局

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