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中古バイクの選び方(250cc編)

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.03.19

車検が不要であり、維持費の安さから高い人気を誇る250ccのバイク。取り回しのしやすさと適度なエンジンパワーによってスポーツ指向のモデルも多く、趣味でバイクを楽しむ人にとっては魅力的なラインアップが揃っています。今回は250ccの中古バイクを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

  • 250ccの特徴

国産バイクの主戦場といえば400ccと250ccクラスが広く知られています。中でも今回ご紹介する250ccクラスは、適度なエンジン性能を維持しながらも車格が比較的小さいものが多いことからスポーツモデルの名車を数多く生み出し、手軽に手に入れたい、以前の型式に乗りたいなどの要望で中古バイクも多く出回っています。

ホンダのVTR、カワサキのNinja250、スズキのGSX250カタナなど、他にも数多くの名車が存在し、中古バイクでも人気のレア車となっている車種もあります。

これほどまでに250ccクラスのバイクが支持される大きな理由としては、車検が不要であるという点が大きいです。毎年納める税金や保険料はもちろんかかってしまいますが、2年毎に多額の出費を強いられる車検は不要であり、それだけでも経済的負担は大きく軽減されます。そして中古バイクであれば車体価格も新車より比較的リーズナブルなため、手に入れやすくなります。趣味でバイクは楽しみたいけど、それほど経済的な余裕はないという人にとって250ccの中古バイクは大きな味方であることは間違いありません。

  • 中古バイクで250ccを選ぶコツ

250ccの長所であるはずの車検が不要であるというポイント。しかし、中古バイクとして250ccバイクを選ぶ際にはその長所こそが大きなネックとなるケースがあります。すなわち「メンテナンスを適切に行ってきたか」ということです。車検が必要な400ccなどのバイクであれば、少なくとも2年ごとにプロの目で点検が行われるなどメンテナンスが行われる機会が多いです。しかし250ccの場合は不調になるまで特にメンテナンスを行わないといったユーザーも少なくないため、中古バイクの状態確認が重要になります。

特に前ユーザーが手放したバイクなのであれば、途中でメンテナンスを放棄した状態で売りに出して中古バイク市場に出回っている可能性も考えられます。だからと言って、250ccの中古バイク購入が危険というわけではありません。きちんとしたバイクショップなどで購入する場合はプロの目によるメンテナンスがしっかりと施され、走行に支障をきたすことはありません。バイクネットAJでは、国から認証を受けた工場を意味する「認証工場」情報などショップ情報も掲載していますので、中古バイク選びの参考にしてみてください。

  • まとめ

400ccに比べて気軽に楽しむことのできる250ccクラスのバイク。しかし一方で、その手軽さ故にメンテナンスが行き届いていない状態のバイクがあることも確かです。中古バイクとして購入する際には、きちんと信頼できるショップでプロの目による点検を依頼するようにしましょう。

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