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中古ビッグスクーターの相場・購入費用(250cc編)

  • バイクのメンテ記事
  • 2018.09.12

2000年代前半から後半にかけて一大ブームとなったビッグスクーター。快適な乗り心地と充実した装備が大きな魅力で、その使い勝手の良さは自動車を凌駕するほど豪華なものが多く登場しました。ブームが落ち着いた現在でも中古バイク市場では以前高い人気を誇るビッグスクーターについて、今回は250ccクラスの相場や購入費用を詳しく解説していきます。

  • 250cc中古ビッグスクーターの相場

250ccクラスの中古ビッグスクーターは、状態の良いものは30万円前後で取引されていることが多いです。走行距離が少なく高年式のモデルは特に人気が高く、メーカーや車種を問わず安定的な需要があります。

また、ビッグスクーターの中古バイクの中にはさまざまなカスタムが施されたものも多く流通し、自分好みの1台を見つける楽しさもあります。フルノーマルの車種に比べてもカスタムパーツが装着されていることで価格もほとんど変わらず、コストパフォーマンスの高いバイクを探すことができるはずです。

特に人気の高い車種はホンダ フォルツァ、ヤマハ マジェスティ、スズキ スカイウェイブなどが代表的です。また、年式としては2000年代後半のものが中古バイク市場には多く出回っており、走行距離が1万km以下のものも少なくありません。

一方、2010年代以降の高年式のモデルには、イモビライザーやオーディオ、各種外装パーツなどが装備されているものも多く、実用性の高さが大きなポイントです。

  • 250cc中古ビッグスクーターの購入費用

250ccのバイクは車検を取得する必要がありません。そのため、中古バイクとしてビッグスクーターを購入する場合は自動車重量税や車検取得に関する手数料など、諸費用を大幅に抑えることができます。実際にかかる諸費用としては、自賠責保険料と軽自動車税、登録手数料と各種整備費用があります。

まず自賠責保険料についてですが、加入期間によって支払う金額も大きく変わってきます。最短加入期間である12ヶ月の場合、9,570円、最長となる60ヶ月では27,060円を購入時に支払います。長く乗り続けるほど安くなるため、用途に応じて加入期間を選びましょう。

次に軽自動車税ですが、250ccクラスのバイクは1年ごとに2,400円を支払います。購入時にはかかりませんが、翌年度から毎年支払い義務が生じます。

登録手数料と整備費用は購入するショップやバイクによって大幅に金額も変わってきます。登録手数料とはバイクのナンバーを取得したり、自治体に届け出を行うための代行手数料です。およそ2万円から4万円程度が相場とされています。

このように、250ccクラスのバイクは車検が不要とはいえどもさまざまな名目の費用が購入時に発生します。全て合計すると、最低でも5万円程度の諸費用を車体価格とは別に支払う必要があり、中古バイクの状態によってはさらに整備費用が加算されることもあります。

  • 安心して中古バイクを購入するために

手頃な価格でバイクを購入するための方法として、ネットオークションやフリマサイトの利用を検討する人も多いのではないでしょうか。専門の業者を介さずに個人間での売買が可能で、確かに価格が安く魅力的に感じますが、バイクを初めて購入するユーザーにとっては十分注意しなければなりません。

バイクの状態の良し悪しを判断しなければならないということに加えて、名義変更やナンバー取得などの手続きを全て自分ひとりで行わなければならないためです。もちろん、これらの申請は専門の業者へ代行を依頼することもできますが、結果としてショップで購入するのと変わらないケースも多いです。

初めてのバイクを安心して購入するためには、諸費用を支払ってでもショップへ依頼するのがベストな方法といえます。

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