中古バイクでも大丈夫！失敗せずに50cc原付バイクを選ぶコツ

50cc原付バイクに限ったことではありませんが、中古バイクを選ぶ際に走行距離や年式のみで状態を判断することは難しいものです。一概に◯万kmや◯年といった目安もありません。どのような乗り方をしてきて、どの程度の頻度でメンテナンスを施してきたかが大きなポイントになります。また、バイクの場合、ほとんどエンジンをかけずに放置していた車両よりは定期的にバイクに乗り続けてきたもののほうがエンジンの状態が良く、トラブルも少ない傾向にあります。

カバーもかけずに屋外に長期間放置していると、外装が傷んだりエンジンのトラブルを引き起こしやすいものです。そこで、バイクの初心者が中古バイクを選ぶ際に気をつけてほしいポイントが外装の状態を見ることです。

特に見るべきポイントとして挙げられるのは、ボディの汚れ、エンジン部分やホイールのサビ、タイヤにヒビが入っていないかなどです。あまりにも長期間放置していたり、屋外で雨ざらしの状態で保管しておくと、バイクの各パーツ部分は自然と劣化してきます。

車体全体を見渡し、エンジン部分やフロントフォークの部分にオイル漏れがないかを確認しましょう。特にフロントフォークからのオイル漏れは珍しくないため、販売店によっては気にしなくても良いと言われたり、適切にメンテナンスを施せば問題ないとアドバイスを受けることも多いです。しかし、特に50cc原付バイクを中古で購入する場合においては、できるだけ状態の良いものを選ぶことが重要です。ちょっとしたトラブルや不具合によって修理費が高くつくことも珍しいことではありません。仮に10万円で購入した後で修理費に5万円かかるのと、はじめから15万円で状態の良いバイクを選ぶのでは後者のほうが良いのは明白です。

中古の50cc原付バイクの場合、他のバイクに比べて小さなトラブルが致命的なダメージにつながりかねません。新車とは言わないまでも、できるだけ新車に近いコンディションのものから選ぶことが原付中古を購入する際に失敗しないコツといえます。

中古バイクを選ぶ際に最も注意しなければならないのは、バイクを見る目というよりは良いお店を選ぶということに尽きます。極論を言えば自分自身に全くバイクの知識がなかったとしても、信頼のおけるショップを知っているというだけで多くの問題は解決できます。

スタッフの対応の良さや店内の雰囲気、来店客の数、お店全体がきれいに整理されているかなど、見るべきポイントは多くあります。周囲にバイクに詳しい人がいれば、おすすめのお店を聞いてみるのも良いでしょう。バイク初心者が中古バイク購入にあたって失敗しない最大のコツは、自分にとって本当に信頼できるお店を見つけることです。

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