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安く買える中古ビッグスクーター5選(400cc)
- バイクのメンテ記事
- 2018.09.20
ビッグスクーターは比較的小排気量の車種が多い傾向にありますが、中には高い動力性能を求めて余裕のある排気量を検討するユーザーも少なくありません。日本国内の市場において主力の400ccはビッグスクーターの人気車種も多く、手頃な価格で購入できる魅力的なラインアップが揃っています。そこで今回は、400ccビッグスクーターの中で安く購入することができる車種を厳選して5つご紹介していきます。

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ホンダ:シルバーウィング400とヤマハ:グランドマジェスティ400
■1.シルバーウィング400(ホンダ)
2001年に登場したシルバーウィング400は、ホンダにとって初の400ccクラスのビッグスクーターでした。400ccモデルが登場する約半年前にシルバーウィング600という600ccモデルをすでに投入しており、より幅広い層へのアプローチを行いました。2008年に一旦姿を消したものの、ABSを搭載したシルバーウィングGTとして再び登場。より近代的なスタイリングのビッグスクーターへと変貌を遂げたものの、その後2016年に生産終了となりました。
ホンダの唯一の400ccビッグスクーターであり、特に前期モデルはお手頃な価格で購入できるものが多く、中古バイク市場で人気の高い1台です。
■2.グランドマジェスティ400(ヤマハ)
ヤマハを代表するビッグスクーターであるマジェスティ。250ccモデルが人気の傾向にありますが、400ccモデルも高い需要を誇ります。中古バイクの価格帯も250ccに比べて大差はなく、コストパフォーマンスの高さは大きな魅力です。高年式のモデルが多く、状態も良好なバイクが市場には多く流通しています。400ccの排気量を誇るグランドマジェスティ400は、その余裕のある動力性能からロングツーリングなどに最適な1台です。
ホンダのシルバーウィング400と同様、グランドマジェスティ400はヤマハ唯一の400ccビッグスクーターで、現在ではすでに生産が中止され新車で手に入れることはできません。中古バイクとしての需要もこれからますます高まるのではないでしょうか。
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スズキ:スカイウェイブ400とバーグマン400
■3.スカイウェイブ400(スズキ)
250ccモデルの反響の大きさから追加発売となったスズキ スカイウェイブ400。スポーティーなモデルのタイプSやカスタムモデルのタイプSSなどがラインアップされ、中でもタイプSはスタンダードモデルに次ぐ人気を誇ります。マジェスティやシルバーウィングなどのライバル車を凌ぐほどの人気を獲得し、スズキを代表するビッグスクーターとなりました。
2017年まで現行機種であったスカイウェイブ400も、排ガス規制の影響を受けてついに生産中止となりました。現在は後継機種であるバーグマン400にその座を譲り渡すも、中古バイク市場では依然として高い人気を誇ります。2000年代前半の初期モデルは低走行車であっても10万円台で購入できるものもあり、お買い得な1台といえます。
■4.バーグマン400(スズキ)
15インチホイールやダブルディスクブレーキ、精悍でスポーティーなフロントマスクなど、豪華でハイスペックなビッグスクーターがバーグマン400です。現行車として販売されている数少ない国産ビッグスクーターで、ビッグスクーターの快適性を維持しながらもスポーティーな走りに妥協を許さない姿勢がうかがえる1台です。
現行車であるため当然のことながらスカイウェイブ400などの中古バイクに比べると価格帯は高めなものがありますが、新古車や高年式車などのお買い得なものも多いです。長く乗れるビッグスクーターをお探しの方には最適な1台といえます。
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キムコ:エキサイティング400i
■5.エキサイティング400i(キムコ)
台湾発のバイクメーカーであるキムコは良質で使い勝手の良いスクーターを数多く販売しています。海外、特にアジア圏においてスクーターの需要は大きく、小さな排気量のものからビッグスクーターのような比較的大きな排気量のものまで多彩な車種があります。
キムコというメーカーはホンダからバイク作りに関するノウハウを供与され、日本車に劣らないほどの高い品質を誇ります。このエキサイティング400iもそんなキムコを代表する1台。最高出力36ps、最大トルク3.8kgf・mという豊かな動力性能を誇ります。
他にも年式や走行距離などの条件次第では、狙っているバイクをお手頃に購入できることもあります。安く400ccのバイクを購入したいと思っている方は、値段以外の条件を見直しながら中古バイクを探してみてはいかがでしょうか。
バイクネットAJ事務局