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ロングツーリングにおすすめの中古バイク5選~750cc編~
- バイクのメンテ記事
- 2018.08.24
ロングツーリングの王道といえば大型バイクです。特に国産バイクの場合、750ccクラスの車種が豊富でさまざまなタイプのバイクがラインアップされています。豊かなパワーとトルク、安定感によってどのようなコースであっても余裕のある走りを提供してくれる750ccのバイク。中古バイクとして検討する際にはどのような車種がおすすめなのか、今回は具体的に5つの車種を例に挙げてご紹介していきます。

- HONDA 「CB750」「NC750S」
■1.HONDA 「CB750」
国産750ccネイキッドの王道であるHONDA CB750。大型教習で使用される教習車としてもおなじみで、HONDAならではのエンジンの安定性は他の追随を許しません。特にエンジン始動時の挙動は他のメーカーとは比べ物にならないほどスムーズ。最高出力75ps、最大トルク6.5kgf・mを誇り、鋭い加速と余裕のあるクルージングが可能です。1992年に発売が開始され、その後2008年に生産が終了しています。しかし、未だに多くのファンが存在し、長年にわたってCB750を乗り継いでいるユーザーも少なくありません。ロングツーリングにおいても楽な姿勢で長時間のクルージングが可能で、疲労を感じにくい車種です。中古バイクであればまだ探すことは出来ます。
■2.HONDA「NC750S」
HONDA NC750Sは先進の技術が詰まったネイキッドです。ネイキッドのスポーティーな走りを追求しつつ、ビッグスクーターのような変速の手間を省きたいときにMTモードとATモードの切り替えが可能。ビッグスクーターのようなATモードと、クラッチ操作が不要でありながらもマニュアルの感覚を味わえるMTモードが搭載されており、その日の気分に応じて使い分けることができるのです。まさにロングツーリングには最適な機能ではないでしょうか。ネイキッドとビックスクーターのようなタイプの違う中古バイクで悩んでいる方は、NC750Sでいい所取りをしてみてはいかがでしょうか?
- SUZUKI 「GSR750」
SUZUKI GSR750はスポーツタイプとネイキッドの中間に位置するバイクです。中域から高域を得意としており、一般道や高速道路中心のロングツーリングには最適です。最高出力78ps、最大トルクは8.2kgf・mという十分すぎるほどのパワーにより、ロングツーリングにおいてはシャープな走りを楽しませてくれます。スタイリングはシャープな印象のヘッドライトと筋肉質のボディのようなサイド部分が象徴的な1台で、中古バイク市場でも人気車種の1つです。
- KAWASAKI 「ZEPHYR750」・「ZR-7」
■4.KAWASAKI 「ZEPHYR750」
KAWASAKIの代表的なネイキッドであるZEPHYR 750は1990年に初代モデルが登場しました。その後、ファイナルエディションが発売となった2006年に至るまで、長きにわたって750ccネイキッドのメイン車種として活躍してきたバイクです。稀代の名車であるKAWASAKI Z2をも彷彿とさせるデザインは、当時からの熱狂的なファンから受け入れられたのです。最高出力68ps、最大トルク5.5kgf・mのエンジンは中域がメインで市街地や郊外でのロングツーリングに向いています。中古バイク市場でも根強いファンに人気です。
■5.KAWASAKI 「ZR-7」
大人気車種となったZEPHYR750とは対照的に、日本国内ではあまりメジャーな存在ではなかったZR-7。しかし、欧州では大きな人気を誇る国産ネイキッドとなりました。4気筒空冷エンジンは最高出力73ps、最大トルク6.3kgf・mを誇り、タンク容量は22Lと大容量。ロングツーリングには最適なネイキッドなのです。中古バイク市場での流通量は決して多くありませんが、店頭で見かけた場合はぜひエンジンをかけて試乗してみてください。KAWASAKIのイメージを覆すほどシンプルなデザインと、全体的にまとまりのある1台です。
■まとめ
750ccクラスのバイクはスポーツやネイキッドのラインアップが豊富で、いずれの車種もロングツーリングに向いているものばかり。エンジン特性やパワーは申し分なく、ロングツーリング向けに選ぶとすればライディングポジションが自分に合っているか、装備の充実度などを重点的に見ておくことがおすすめです。400ccに比べて中古バイクのラインアップは少ないですが、一つひとつのバイクに個性があり、見ているだけでも飽きさせない魅力を放っています。
バイクネットAJ事務局