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【バイクカスタム】IRC(イノウエゴム)タイヤGP-210レポート

  • バイクのカスタム記事
  • 2023.07.31

【むらなす的バイクライフ】vol.7。今回は、むらなすさんも愛用中のIRCタイヤ「GP-210」をご紹介いただきました!

あなたの愛車がオフロードバイクで、走るのは ほとんどオンロードならば…タイヤを「IRC GP-210」にしてみませんか?

 

オフロードバイクによくあるブロックタイヤと比べて、GP-210はオンロードでのグリップが格段によく、走りが快適になるタイヤです。

 

オフロードバイクの愛機(Kawasaki 250TR)に実際 GP-210を履いている私「むらなす」が、その良さをレポートします。

 

 

  • GP-210はオンロード性能重視のオン・オフ両用タイヤ

GP-210(ジー・ピー・ツー・テン)はIRC(イノウエゴム)が製造販売している日本製のタイヤです。

コンセプトは「オフロードバイクでオンロードを快適に走るためのタイヤ」。

GP-210は250ccクラスのオフロードバイクによく合います。

その独特なタイヤパターンからもわかるように、雨天時の排水性能もよく、あらゆる道や天候にも対応しているタイヤです。

 

GP-210は Kawasaki VERSYS-X 250 の純正(標準)タイヤに採用されています。Kawasakiがその性能を認めているということです。

 

  • GP-210のよいところ

GP-210には数々の良いところがあります!

 

(1)オンロードでのグリップがよい

オンロードでのグリップは、ブロックタイヤと比べて格段によくなりました。安心してコーナーを走ることができます。

体感的には、以前 装着したことのあるメッツラー(オンロードタイヤ)と同等か、それ以上のグリップ力。

排水性が良いので、雨の日も安心です。

 

(2)グルービング(道路の縦溝)が怖くない

時々出くわすグルービング(道路の縦溝)。

GP-210に換えてから、グルービング道路が怖くありません。

グルービング(縦溝)の道をブロックタイヤで走ると、ブレるような感じでハンドルが取られて とても怖かったのです。

GP-210はグルービング道路でハンドルを取られることなく、安定して走ることができます。

 

(3)長持ちする(ロングライフ)

なんと2年2か月(走行18,400km)使うことができました!

私の40年に渡るバイク歴の中でも、こんなに長持ちしたタイヤは初めて。

交換まで、グリップの劣化を感じないので、安心して走行できます。

 

(4)高コスパ

前後タイヤを合わせても16,000〜20,000円ほどで買うことができます。

懇意にしているバイク屋さんで前後タイヤ・チューブ・リムバンドを同時に交換した際は、3万円からお釣りがきました。

ロングライフとあわせて、極めて高いコストパフォーマンスです。

 

  • GP-210を装着する際の注意点

GP-210は素晴らしいタイヤですが、注意が必要なところもあります。

 

(1)サイズ品揃えが少ない

いいタイヤなのに、サイズの品揃えは多くありません。

実際、我が愛機(Kawasaki 250TR)のフロントタイヤ純正サイズ(90/90-19)がラインナップになかったので、ワイドアップして 100/90-19を装着しています。

メーカーさんには品揃えを増やして欲しいところですね。

 

(2)空気圧は高めにする(ブロックタイヤに比べて)

あなたの愛機がオフロードバイクで、純正がブロックパターンなどオフロード重視のタイヤであれば…IRC GP-210を装着したら、空気圧をメーカー規定値より高くしましょう。

 

オンロード指向の強いGP-210はブロックタイヤと同じような低い空気圧では、その真価を発揮できません。

 

我が愛機(Kawasaki 250TR)にGP-210を装着している現在は、メーカー規定空気圧より高い空気圧にしています。

 

参考にしたのは、同じKawasakiの似た車格であるエストレヤ(オンロードバイク)の規定空気圧です。

 

Kawasaki エストレヤ のメーカー規定空気圧

・フロント:200kpa(2.00kgf/㎠)

・リア:220kpa(2.20kgf/㎠)

 

ちなみに…我が愛機(Kawasaki 250TR)のメーカー規定空気圧(ブロックタイヤ装着時)は下記の通りです。

・フロント:150kpa(1.50kgf/㎠)

・リア:175kpa(1.75kgf/㎠)

 

GP-210の空気圧がブロックタイヤと同じような低い空気圧では、グリップ力が低下するので注意しましょう。

 

(3)オフロードでのグリップはやや劣る(ブロックタイヤに比べて)

GP-210は「オン・オフ両用タイヤ」となってはいるけれど…オンロード指向の強いタイヤなので、オフロード(林道など)でのグリップはブロックタイヤに比べて劣ります。

(完全なオンロード専用タイヤよりイイのですが…)

 

未舗装路を走行する際は、十分注意して安全に走りましょう。

 

(4)タイヤ交換でわからないことはバイク屋さんに相談しよう

オフロードバイクにGP-210を装着する際は、バイク屋さんなどのプロや専門家によく相談しましょう。

特にサイズと空気圧はバイク屋さんなどプロや専門家に相談して決めてください。

 

 

まとめ:オフロードバイク & GP-210 = 快適!

あなたの愛車がオフロードバイクで、走るのがオンロードメインならば…IRC GP-210 はおすすめのタイヤです。

 

今回はIRC GP-210を紹介しましたが、オンロードでの走行を重視しているオフロードバイク用タイヤは、他にもたくさんあります。

 

タイヤ次第でバイクライフが大きく変わると言っても過言ではありません。

あなたの愛機に最適なタイヤをチョイスして、楽しいバイクライフを送りましょう。

 

この記事が読者の皆様のお役に立てば嬉しいです。

皆様のバイクライフを応援しています。

 

それでは、また。

 

※タイヤ交換の際は、道路交通法など関連法規を遵守して自己責任で行ってください。

※この記事に記載している情報は2023年7月10日現在のものです。

 

制作・協力

むらなす

バイクの窓口編集部

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