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初めてでもできるメンテナンス講座 NO8:ブレーキ・クラッチレバー、ワイヤー類の交換
- バイクのメンテ記事
- 2016.12.14
レバー類は壊しやすいパーツの一つです。レバーが折れたり曲がったりすると力が入りにくく、適切な操作ができなくなります。ここでは、レバーやワイヤー類のメンテナンスや交換方法を紹介します。
レバー類は壊しやすいパーツの一つです。
レバーが折れたり曲がったりすると力が入り難く、適切な操作ができなくなります。
ここでは、レバーやワイヤー類のメンテナンスや交換方法を紹介します。
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ブレーキレバーの交換

ブレーキレバーを固定しているボルトを外すと、簡単にポロっと外れます(笑)。
あとは新しいレバーに付け替えるだけでOK。手軽なカスタムとしても人気があります。
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クラッチレバーの交換

ブレーキレバーほど簡単ではありませんが、まったく難しくはありません。
1.ブレーキレバーを固定しているボルトを外す。
2.クラッチ遊び調整用ネジとロックナットを回し各々にある溝が一直線上にくるような位置に調節する。
3.クラッチワイヤーとレバーのジョイントを外す。
4.新しいレバーに付け替える。
5.クラッチ遊び調整用ネジを調節して適度な遊びができたらOK。
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クラッチワイヤーの交換
クラッチワイヤーが切れるとシフト操作ができません。
もし切れてしまった場合、ペダルだけで強引にシフトをアップ・ダウンさせます。
走行中はまだしも、発車と停車にクラッチが使えないのはかなり厳しく、
信号が多い街中でのストップ&ゴーがかなり面倒です(経験済み!!!)
交換方法は、
1.クラッチレバーの交換の1~3と手順は同じ。
2.車体とクラッチワイヤーを固定している金具をすべて外す。
3.エンジン近くにある、ワイヤーとクラッチのジョイントを外す。
4.上か下からワイヤーを抜き取る。
5.新しいワイヤーに付け替えればOK。

アクセルワイヤーの交換方法はクラッチワイヤーと同様ですが、これが切れるとまったく走行できなくなるので大問題です。
アクセルワイヤーが切れる原因は、油分が少ないことによる摩耗です。密封されたボックスに入っているので劣化は少ないと思いますが、年に1回くらいはグリスアップすることをお勧めします。
日ごろのチェックとグリスアップでトラブルを未然に防ぐことができますが、どんなに気を付けていてもトラブルは避けられないものです。ショップにパーツのストックがない場合、数日間はバイクに乗れなくなるので、あらかじめ予備パーツを用意しておくのがベストです。
バイクの窓口編集部