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オートカラーアウォード2019 開催!ノミネートバイク レポート!
- 最新ニュース
- 2020.01.08
オートカラーアウォード2019 でノミネートされた、優れたカラーデザインのバイクを紹介していきます!
Good Color for Good car いい車は色が美しい
「オートカラーアウォード(ACA)」とは、一般社団法人日本流行色協会が主催し「年に一度優れたカラーデザインのモビリティを顕彰する制度」です。
モビリティのカラーデザインはCMFG(カラー、マテリアル、フィニッシュ、グラフィック)、ライフスタイル、安全性など、社会環境、経済、他の業界デザインに対しても大きな影響を持ちます。
「モビリティのカラーデザインの企画力や形との調和を含む、内外装すべてのカラーデザインの美しさ」の評価をする顕彰制度は1998年からはじまり、今年で22回目を迎えました。
今年は東京都江東区の東京国際交流館プラザ平成で行われました。
12月18日(水)に屋外展示で一般審査員の実車審査と投票、屋内で公開プレゼンテーションを行い、12月19日(木)にACA審査員、分科会審査員による投票を経て結果を集計し、グランプリが発表されました。
今年のグランプリはマツダ株式会社のマツダ3 ファストバックとCX-30が受賞(詳細は下記ページ参照)。
https://www.jafca.org/seminarandevent/20191219.htm...
国内バイクメーカーから3社がノミネートしましたので、それぞれのテーマをメーカー別に紹介します!
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KAWASAKI
川崎重工業株式会社は「W800 STREET」と「W800 CAFE」の2台。
テーマ 「スタイルを高揚させる。」
応募色のプロフィール
「オートバイは常にライダーの全身が見えており、ライダーが乗った姿が完成形ともいえます。そして、大半のユーザーにとってオートバイは「一人に一台」のものであり、気分に合わせて選ぶことが出来ません。」
「W800 STREET / CAFEではその関係性を改めて見つめ直し、オートバイを主役に置くのではなくライダー個人のスタイルをより際立たせたり、ライダーによって異なる魅力を与えるCMFデザインを目指しました。」
カワサキ W800 ストリート
メタリックフラットスパークブラック × メタリックマットグラフィックグレー
カワサキ W800 カフェ
メタリックマグネシウムグレー × ギャラクシーシルバー
2台並ぶと、それぞれでカラーを細かく変えているのが分かります。特にW800 カフェはタンク、サイドカバー、フェンダー、シートのカラーが異なり複雑な色使いですが、太陽光の下で見ると絶妙なバランスで惹かれました!
プレゼンターの杉本氏は「若い人にはファッションのデバイスとして選んで欲しい」そして「人と違うことが好きな、個性的な人に乗って欲しい」とのことです。
この配色、ぜひ実車で確認してみて下さい!
「W800」が2019年12月1日に発売されて、3タイプになりました。
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/
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YAMAHA
ヤマハ発動機株式会社は「NIKEN GT」と「NIKEN」の2台。
テーマ 「NIKEN-差別化価値を視覚化するCMFGのチカラ」
応募色のプロフィール
”もっと美しく、もっと楽しい体験を!”
「NIKEN」は、ヤマハ独自のLMW技術を用いたフロント2輪の乗り物で、スポーツLMWという世界初の領域にチャレンジしたモデルです。フロント2輪による安心感によって思いっきりライディングが楽しめます。」
「NIKEN」は機能や機構が特別な意味を持つ存在です。それ故、パフォーマンスを象徴する部品に突き詰めた意匠を注入しました。また、車体色は機能部品を際立たせる役割を担っています。
ヤマハ ナイケン GT
マットダークパープリッシュブルーメタリック 1(イチ)
ヤマハ ナイケン
ダークグレーメタリック G (ジー)
展示の2台に共通するのが「ブルー」を使っているところ。この点をプレゼンターの安田氏は「カラーからヤマハのバイクであることを理解してもらうため」と説明。
NIKENのデザインはメカ的な制約がありながら、LMW機構を目玉に自由にデザインをした結果、ということでした。
独自の走りの世界を有するNIKENですが、試乗会での反響はLMW機構に対してポジティブであったとのことです。先日は街中で見掛けましたが、思わず目で追っていました!
両日ともNIKENに興味を持った多くの人が跨って感触を確かめていましたね。
2019年11月5日にNIKEN、NIKEN GT 2020年モデルの予約が開始されました。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/
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SUZUKI
スズキ株式会社は「KATANA」の2色。
テーマ 「A Cut Above ひと目で「KATANA」とわかるデザイン」
応募色のプロフィール
国内に熱狂的なファンを抱える、SUZUKIの伝説的モーターサイクル「KATANA」が19年ぶりの復活を果たしました。
SUZUKIの技術者が結集して仕上げた、独自性の高いKATANAデザインの魅力をご紹介します。
スズキ カタナ
ミスティックシルバーメタリック
スズキ カタナ
ガラススパークルブラック
いずれも一目で「KATANA」と分かる、説明不要なほどの存在感があるフォルムとカラー。遠目にも、これほど分かり易いバイクはそうそうありません。
プレゼンターの帖佐氏やスズキの方とは日本での発売後の反響について聞きました。
多くはディティールについての意見が寄せられているそうですが、それについては自分好みの「KATANA」に仕上げるという意味で、購入後のカスタマイズが楽しめる余地が残されていると感じます(実際、色々なパーツも出てきているようです)。
現代の技術を使った「KATANA」に乗れるというところに非常に価値を感じますね。
http://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsxs1000srqm0/