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ホンダ 2020年シーズン MotoGP取材会 & レースバイク展示レポート!

  • 最新ニュース
  • 2021.01.12

2021年1月8日(金)に行われた「2020年シーズン MotoGP取材会」及び、2020年12月15日(火)~29日(火)に開催された「TO ALL Honda Racing FANS THANK YOU 2020!」のレポートします!

2021年1月8日(金)に行われた「2020年シーズン MotoGP取材会」は、オンラインで昨年のレースシーズンを振り返りました。


さらに、2020年12月15日(火)~29日(火)まで、Honda ウェルカムプラザ青山において「TO ALL Honda Racing FANS THANK YOU 2020!」が開催され、ショールームに各カテゴリーのレース用バイクが展示されました。


2つを合わせてレポートします!

  • 2020年シーズン MotoGP取材会

(画像提供 本田技研工業株式会社) 


「2020年シーズン MotoGP取材会」の登壇者は、

(株)ホンダレーシング 取締役 レース運営室長 桒田哲弘氏(右)、

同 開発室 RC213V 20YM 開発責任者 子安剛裕氏。

(撮影用にマスクを外しています)。


2020年は新型コロナウイルス感染拡大のため、レースの中止や大幅なスケジュール変更等があり、短い期間で14レースの開催となる厳しいシーズンとなりました。


レースに携わるお二人が、この状況を振り返り、2021年に向けた抱負を語りました。      


ホンダ RC213V 2020モデル(画像提供 本田技研工業株式会社)


圧倒的な結果で前年にチャンピオンを獲得したホンダ陣営が2020年はまさかの未勝利に終わり、厳しいシーズンとなりました。


これを「一言で、完敗のシーズン」と語り、「負けのなかから多くを学んだ」年になったと総括しました。


・マシンはコロナ禍でシーズン前のテストがキャンセルになった中でも開発は進行。


・車体は減速、加速時のトラクション向上を目指したが、新しくなったリヤタイヤの適合に苦しんだ。

シーズン中にフレームとスイングアームのアップデートで新トライをしたことと、リヤサスの動きに着目して問題点を克服し、結果が得られた。


・空力は、ウイリー抑制のために2020モデルで新しくしたウイングが旋回領域で悪影響があり、2019仕様に戻した。


・エンジンはドライバビリティの向上を掲げ、出力は19シーズンの課題で20シーズンで上向くも、ライバルも同様で当初は差があまり変わらなかったが、最終的に直線で抜けるまでに。

また、エンジンに大きなトラブルはなく、コロナの影響でレギュレーションが変わって使用可能エンジン数が7機から5機になるなか実質4機でいけた。


・電装の変更(特に減速域の制御)も19から20での大きな変更に。


以上の結果、20シーズン終盤で表彰台を獲得し、マシンの方向性は間違っていなかったが結果が出なかったのは真摯に反省と語りました。


2021年に向けては、


・エンジン本体はレギュレーションで変更出来ないが、吸排気系は変更可。

・タイヤの使いこなしが課題。

・空力は1回アップデートが可能。


開発側としてはチャレンジャーとして車体開発を行い、4ライダーを平等で対応。


以上、マシンに関してたいへん興味深い話しが聞けました。


ホンダ RC213V 2020モデル(画像提供 本田技研工業株式会社)


各ライダーの話しもありました。


・マルク・マルケス選手は第2戦(MotoGP初戦)で転倒し骨折して、その後のレースは全て欠場。先日3回目の手術を受け経過観察中で、ウインターテストに向け準備中ながらも体のことだから今後のことは分からない状態。復帰が長引く場合は、対処を検討中。


・中上貴晶選手は、マシンを速く走らせるスキルが身について大きなステップアップをし、いい状態でタイムを出せるように。

ポールポジションからスタートしトップを走行中に転倒したレースもありましたが、20シーズンは大きな学びの年に。


・アレックス・マルケス選手はマシンの適合に時間がかかり、シーズン後半でトップ5に入ればいいと思っていたが、徐々に性能を引き出せて2度の表彰台獲得して結果を出したポテンシャルのあるライダー。


・ステファン・ブラドル選手は、テストライダーながらマルク・マルケス選手に変わって残りのシーズンを戦い、距離を一番走りフィードバック等で結果に満足。当初フィジカルに課題もあったが、最終戦ではベストリザルトの7位を獲得。


・カル・クラッチロー選手は怪我に泣かされた1年に。ポテンシャルのあるライダーながら実力を100%を出せないなか、マシンへの評価をもらった。20シーズンでMotoGPは引退するが、これまでのホンダに対しての貢献に感謝。


・21シーズンから加入するポル・エスパルガロ選手を選んだ理由は、ベテランライダーだからではなく、ポテンシャルのあるライダーだから(実際、20シーズンで表彰台に上がっている)。


21シーズンの抱負は、20シーズンから学び、今までの枠から外れてチャレンジをすることとし、来季は3冠をターゲットにホンダらしいレースをするのが目標と締めくくりました。

  • Honda Racing THANKS DAY 2020 オンライン

Honda ウェルカムプラザ青山で「TO ALL Honda Racing FANS THANK YOU 2020!」を開催。

https://www.honda.co.jp/motorsports/virtualmsland/...


2020シーズンを戦ったレースマシンを一同に展示する、貴重な機会です。

以下で、各レースカテゴリーを紹介します!


ロードレース世界選手権 MotoGP

https://www.honda.co.jp/WGP/


・チーム

Honda ワークスチーム レプソル・ホンダ・チーム

エルシーアール・ホンダ・イデミツ / エルシーアール・ホンダ・カストロール


・マシン

Honda RC213V

1000cc 水冷4ストロークDOHC4バルブ V型4気筒エンジン搭載。最高出力 180kW以上。


FIM世界耐久選手権 EWC

https://www.honda.co.jp/EWC/


・チーム

F.C.C. TSR Honda France


・マシン

Honda CBR1000RR-R FIREBLADE SP #5

2020年ル・マン24時間耐久レース優勝。


ダカールラリー

https://www.honda.co.jp/DAKAR/


・チーム

Monster Energy Honda Team


・マシン

Honda CRF450 RALLY

リッキー・ブラベック選手が2020年ダカールラリーで総合優勝。

450cc 水冷 4ストローク DOHC 単気筒エンジン搭載。最高出力45kW 以上


モトクロス世界選手権 MXGPクラス

https://www.honda.co.jp/WMX/


・チーム

Team HRC

ティム・ガイザー選手が2020年チャンピオンとなり、2年連続でシリースチャンピオンを獲得。


・マシン

Honda CRF450RW

450cc 水冷 4ストローク DOHC 単気筒エンジン搭載。


トライアル世界選手権 WCT

https://www.honda.co.jp/WCT/


・チーム

Repsol Honda Team

トニー・ボウ選手が2020シーズンのタイトル獲得によりトライアル世界選手権で14連覇を達成。

チームメイトは藤波貴久選手。


・マシン

Montesa COTA4RT

水冷4ストロークSOHC単気筒エンジン搭載。


全日本モトクロス選手権 JMX

https://www.honda.co.jp/JMX/


・チーム

Honda Dream Racing Bells

山本鯨選手がIA1クラスで2年連続3回目のチャンピオンを獲得。


・マシン

Honda CRF450R


全日本トライアル選手権 JTR

https://www.honda.co.jp/JTR/


・チーム

TEAM MITANI Honda

小川友幸選手が国際A級スーパークラスで8年連続10回目のチャンピオンを獲得。


・マシン

Honda RTL300R


Hondaウェルカムプラザ青山は新型コロナウイルス感染症拡大の影響のため、2020年1月11日から休館中。再開時期はホームページより確認して下さい。

https://www.honda.co.jp/welcome-plaza/

(取材協力)

本田技研工業株式会社


(写真・文)

森井智之

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