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【モータースポーツ】 アジアロードレース選手権 第3戦を観戦しました!

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  • 2017.06.13

6月4日(日)に鈴鹿サーキットで行われた「アジアロードレース選手権 第3戦」にピット訪問&観戦レポートです。その後に行われたイベント「新型CBR250RR体験走行」も合わせてレポートします。

AP250(アジアプロダクション250)

  • 鈴鹿サーキットでアジアロードレース選手権 第3戦が開催されました

「アジアロードレース選手権」は、アジアにおけるオートバイロードレース頂点のシリーズとして1996年にスタートし、鈴鹿サーキットでは2013年から連続開催されています。2017年は全6戦で、今回の鈴鹿が第3戦になります。


各レースは市販車両がベースになり、最高峰のSS600(スーパースポーツ600)4ストローク600cc、250ccクラスはAP250(アジアプロダクション250)250cc4ストローク2気筒となります。


【CBR250RRレース車】

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また、今年から150ccになったUB150(アンダーボーン150)はホンダ スーパーカブとヤマハ メイトの一騎打ちの戦いです。


以上の3クラスに加え、今大会は今年からアンダーボーンタイプからスズキGSX-R150になったSAC(SUZUKIアジアンチャレンジ)、ホンダNSF250Rワンメイク(同一カラー仕様)のIATC(出光アジアタレントカップ)と、鈴鹿選手権サンデーロードレースJ-GP3が、同時開催されました。


【GP3のレース模様】

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大会のタイヤはダンロップタイヤがサポート。

ピット作業は大忙しでした。

  • SS600クラスはスズキがスポット参戦!国内4メーカーの戦いに

メインレースのSS600クラスは、今回はスズキがスポット参戦して国内4メーカーの戦いになりました。ライダーも全日本ロードレース選手権に出場している選手が多数エントリー。取材した6月4日の決勝レース2は白熱した展開で、終盤までデッドヒートを繰り広げ大いに盛り上がりました。


【白熱のSS600】

AP250クラスは、ホンダ、ヤマハ、カワサキの争いで今シーズンはホンダCBR250RRが開幕4連勝し好調な状況の中、鈴鹿でもダブルウィンを達成しました。


【AP250】

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UB150クラスはスーパーカブなどのアンダーボーン型フレームを使用した車両で行われます。レースでは通常の位置にタンクがない独特な外観と細いタイヤから想像するよりスピード感があり、楽しめました。アンダーボーンタイプは日本ではこのようなサーキットでの大会ではあまり使用されない型式ですがアジア圏では生活に密着したジャンルということで人気があり、身近な存在ゆえにレース熱が盛り上がるのは理解出来ますね。


各リザルトはコチラから。


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  • レースの合間に招待者がホンダ系チームのピットを訪問


インターバル時間を利用して、Honda Dream中部ブロックのCBR250RR購入者及び購入検討者を対象にしたホンダチームのピット訪問が行われました。SS600クラスに参戦の山口 達也選手(A.P. Honda Racing Thailand)のCBR600RRや、AP250クラスに参戦したCBR250RRを普段は入れないピットに入って間近で見られるとあって、招待者は大いに盛り上がっていました。



ピット内に入りマシンや設備が並んでいるのを見ることや、ピット側から目の前のグランドスタンドを見るのは、特別な体験だったと思います。最後の記念撮影では参戦ライダーとともに元MotoGPライダーの玉田誠さんも加わりましたが、相変わらずの人気ぶりでしたね。




レース終了後、新型CBR250RRで体験走行!

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全てのレース終了後のサーキットで、招待客よるCBR250RRの体験走行が行われました。参加者は先導車のあとについてサーキットを2周走りましたが、普段走ることない場所での走行は大変貴重な経験だったと思います。


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走行後にお話を伺った方はすでにCBR250RRを購入済とのことでしたので、今回のサーキット走行の感想を聞いてみました。走行ではライディングモードを「Sport +」にして走ったということでしたが、「Sport +」モードは普段の街乗りの時ではちょっと過敏な感じが、サーキットではレスポンスがちょうどよく走り易かったと言っていたのが印象的でしたね。


<まとめ>

今回初めて取材したアジアロードレース選手権は白熱したレース展開の中、スタンドやパドックの観客の穏やかな雰囲気と自由な移動が可能なゆったりした時間の流れが印象的でした。レースには日本のメーカーとチーム、著名な日本人ライダーが参戦しているのも注目ポイントですが、同時に日本で活躍するアジアのライダーも含めたアジア全体の関係者の活気がパドックを移動していて感じられました。さらなる盛り上がりが期待されるシリーズですので、まずは今年の残りのレースに注目して情報を追いかけたいと思いますね。今後、日本でももっと観客が入る大会になると思われますので、この雰囲気を楽しみたいならぜひ来年の大会の観戦をすることをオススメします。また、鈴鹿サーキットでのCBR250RR体験走行は今回はレース後に行われるという貴重な場でしたので、参加者は特別な体験だったと思います。今後も、このような機会があれば参加することをオススメしたいと思います。


<関連サイト>

・アジアロードレース選手権 第3戦 ホンダ サイトのページ http://www.honda.co.jp/ARRC/

・アジアロードレース選手権 第3戦 鈴鹿サーキット サイトのページ http://www.suzukacircuit.jp/asiaroad/


<取材協力>

・ホンダ モーターサイクルジャパン

・鈴鹿サーキット


(写真・文)森井智之

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