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ホンダ 世界選手権参戦60周年記念イベント レポート!
- 最新ニュース
- 2019.10.21
2019年10月16日(水)にHonda コレクションホールにおいて開催された「 2019 MotoGP 日本グランプリ Honda 世界選手権参戦60周年記念イベント」のレポートです!
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展示マシンの紹介!
2019年10月16日(水)、栃木県のツインリンクもてぎ内にあるHonda コレクションホールにおいて「 2019 MotoGP 日本グランプリ Honda 世界選手権参戦60周年記念イベント」が開催されました。
この日はホンダ・チームのライダー、レジェンド・ライダーをゲストに迎え、新旧マシンを展示してエンジン始動を行い、記念撮影、トークショーを行いました(エンジン始動は次回レポートします)。
このイベントは、ホンダが世界選手権参戦60周年を記念して開催し、当初はメディアのみ参加で行われる予定でしたが、10月13日にホンダ公式ツイッター(HondaモータースポーツLive)で一般も入場が可能と案内されたことにより(時間がないにも関わらず)、大勢の熱心なファンが平日の夕方に会場に集まりました。
HondaモータースポーツLive
https://twitter.com/hondajp_live
会場に展示された3台のマシンを紹介!(左から)
・ホンダ NS500 1982 (昭和57年) 世界ロードレース選手権(以下、WGP)でHonda初の水冷2ストローク・3気筒500ccロードレーサー。車両はベルギーGP優勝車。
・ホンダ RC164 1963 (昭和38年) WGP 250ccクラス参戦。4気筒DOHCエンジン搭載。アルスターGP優勝車。
・ホンダ RC162 1961 (昭和36年) WGP 第2戦 西ドイツGP 250ccクラスで日本人ライダーによる初優勝をもたらしたマシン。
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あのレジェンド・ライダーも登場!
ゲストでの記念撮影では展示のマシンにゆかりのあるライダーが跨ってくれました。
ゲスト紹介!(左から)
フレディ・スペンサー氏。1983年、1985年にWGP 500ccクラスでチャンピオン獲得。1985年は250ccクラスとダブルタイトルを獲得。
マルク・マルケス選手。MotoGP参戦7年で今年度を含め6度のタイトル獲得!
ジム・レッドマン氏。1960年代のWGPで活躍。350ccと250ccで計6回のチャンピオン獲得。
ホルヘ・ロレンソ選手。MotoGPで3度のチャンピオンを獲得。
高橋国光氏。WGPで日本人ライダーとして初めて優勝!
感慨深そうにハンドル周りを覗き込む高橋氏とレッドマン氏。レッドマン氏は87歳!
スペンサー氏とマルケス選手のツーショット!スペンサー氏は'85年のWGPで複数回、同日に500ccと250ccのレースに優勝!(現在、ダブルエントリーは不可)。とにかく当時のスペンサー氏は凄かった!
5人が並んでのトークショー。レジェンド・ライダー3人の語るエピソードに現役の2人が聞き入っていました。
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熱気に包まれたトークショー!
ホンダコレクションホール イベントスペース会場内の様子。特別な時間に参加したファンの熱気がスゴかったです!
マルケス選手もこの日は日本GP開幕前でリラックスした雰囲気。
マルケス選手が2019年MotoGPのタイトルを前戦のタイGPで獲得とアナウンスされ、参加者から祝福されました!
1960年代のWGPを戦った2人が、がっちり握手の瞬間!
スペンサー氏とロレンソ選手はトークショー中にふたりで話すシーンがけっこうありました!
最後はマルケス選手がファンに囲まれ、サインに応じる場面も!あっという間に大勢の人が集まりました!
現在、ホンダコレクションホールでは12月9日(日)まで世界選手権参戦60周年の企画展を開催中!次回はこの展示とトークショーと同日に行われたエンジンサウンド体験のレポートを行います!
ホンダコレクションホール
(取材協力) 本田技研工業株式会社
(写真・文) 森井智之