他カテゴリ記事を絞り込んで探す
ホンダ ADV150 報道試乗会 レポート!(技術解説編)
- 最新ニュース
- 2020.02.17
2020年2月7日に行われた Honda ADV150 報道試乗会「技術解説」のレポートです!
2020年2月7日に行われた Honda ADV150 報道試乗会に参加しました。
今回はADV150の「技術解説」をレポートします!
-
アドベンチャースタイルの外観
2017年にX-ADVが「シティアドベンチャー」という新しい価値観を提案し、市街地での「便利な使い勝手」と郊外の不整地などでの「高い走破性」をクロスオーバーする性能とデザインにより、ユーザーの高い支持を獲得。
2月14日発売のADV150は、「シティアドベンチャー」のコンセプトを引き継ぎ、150ccスクーターの軽量、コンパクトな車体による利便性の高さはそのままに、力強い外観を備えたデザインと行動半径を広げる高い走行性能を備えたモデルになりました。
開発のねらいは、
Beyond the Bounderies
My Advanced Urban Explorer
限界を超えていく都会の冒険者
として、ADV150は日常の移動や利便性における「ON」と、アフターファイブと趣味の「OFF」をクロスオーバーできるモデルとして開発されました。
・イメージカラーのマットメテオライトブラウンメタリック。実車は「ガンメタ」に近い印象です。エレガントさのある高級感に、タフなイメージを併せ持つ高品位なカラー。
スタイリングのねらいは、
タフで洗練された外装と機能部品で構成された
Urban Explorer Scooter
をキーワードに、機能部品を車体センターに寄せて配置することで凝縮感を演出。アクティブでどこまでも行けそうなアドベンチャーモデルの印象を与えています。
・マットガンパウダーブラックメタリック 。精悍で落ち着きのあるカラー。
車体のねらいは、
抑えきれない好奇心に応える、乗っているだけでアクティブになれる
何処にでも行きたくなるクロスオーバースクーター
前後の長さを抑えた台形スタイリングによる「マス集中化」と「アップライト」なポジション。振動の少ない高い快適性と、軽量コンパクトなフレームによる軽快な操縦性。795mmのシート高による見通しの良い高いアイポイントにより、余裕のある走行を可能としています。
・ゲイエティーレッド。明るく情熱的なレッドによりアクティブな印象を与えています。
取材日の時点での受注状況は、ブラック:36%、レッド:34%、ブラウン:30%とほぼ横並びの状況。実車を前にして、いずれのカラーも魅力的でしたので購入の際は悩みそうです!
2月14日(金)にリリースの最新情報はこちらから!
-
安全性を意識した装備
X-ADVとのツーショット。ADV150がボリュームのあるスタイリングと分かります。
足回りのねらいは、
何処にでも行きたくなる。タフで強靭な機能装備の具現化。
自由度の高い上半身を立てたライディングポジション。ハンドル、シート、ステップの位置関係も自然な感じで、長距離移動における身体的疲労軽減に寄与しています。
(右上から時計回りに)
・130mmストロークのフロントサスペンション。前後ともウェーブディスクのブレーキ。ABSはフロントのみ作動の1チャンネル式。
・タイヤは前後とも専用開発のブロックパターンを採用(IRC製)。
・マフラーを高い位置に配置してタフなテイストを表現。
・120mmストロークのリアサスペンションはリザーバータンク付き。
電装のねらいは、
”シティアドベンチャー”を体感出来る機能部品としての外観と性能。
全灯火器にLED採用で、軽量コンパクト化と省電力化を図っています。
(右上から時計回りに)
・前後のウインカーは独立タイプ(上下ともハザードランプ点灯状態)。
・エマージェンシーストップシグナル採用のテールランプ。
・スマートキーシステムにより、キー操作なしのエンジン始動が可能。
・反転液晶のメーターと別体のセパレートインジケーター。
-
利便性を高める装備
パワーユニットは、PCX150に採用された高い環境性能と静粛性を備えた「eSPエンジン」をベースに出力特性を変更して搭載。低回転域の力強さを向上しながら高回転域における伸びのある特性を実現しました。
(右上から時計回りに)
・2段階可変スクリーン。
・リジッドマウント式テーパーバーハンドル。
・27Lシート下ラゲッジボックスは新設計。ACCソケット付きインナーボックスはフロントカウル内側左に2Lを確保。
・シートは垂直にまで開けられ、荷物の出し入れが容易。
純正アクセサリー装着車両。
(右上から時計回りに)
・グリップヒーター。
・アンテナ別体タイプのETC2.0車載器キットを用意。
・許容積載量8kgのリアキャリア。
・35Lのトップボックス。
カスタマイズパーツ装着車両。多数のパーツをカタログから選べます。
(右上から時計回りに)
・グリップ周辺の各パーツ。
・SP武川製のミラー。
・マフラーは写真のモリワキとSP武川を用意。
・フロアステップサイドバーとLEDフォグランプ。
次回は、開発者インタビューと試乗インプレッションをレポートします!
Honda ADV150
(取材協力)
本田技研工業株式会社
株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
(写真・文)
森井智之