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ホンダ ミドルスポーツ 報道撮影・取材会 CBR650R ・ CBR400R レポート!
- 最新ニュース
- 2019.03.25
3月13日にツインリンクもてぎで行われた「Honda ミドルスポーツ 報道撮影・取材会 」の参加レポートになります。ホンダの中でも特に人気が高い車両CBR。その撮影・取材会だけあり、世間的にも注目を集めている様ですね!
3月13日にツインリンクもてぎで行われた「Honda ミドルスポーツ 報道撮影・取材会 」に参加しました。
展示車両の新世代CBシリーズ、CBRシリーズ、400X・クロスオーバーシリーズに加え、各種改良モデルを4回で紹介します。
前回の「新世代CBシリーズ」の記事
(https://www.moto-auc.com/report/news/cb650rcb250r)
今回はCBRシリーズから、3月15日発売のCBR650Rと、3月22日発売で各部に変更を受けたCBR400Rをレポートします!
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CBR650R
ミドルクラスのスポーツモデルとして開発された「CBR650R」は従来モデルの「CBR650F」をベースに、よりスポーツマインドの高いスタイリングに進化。
開発のねらいは
「エキサイティングな走りの堪能 直4 Middle CBR R」
をコンセプトとし、CB650Rをベースとして以下の特徴を持たせています。
CBR650R専用仕様は以下の通り。
・スポーティなライディングがより楽しめる前傾ライディングポジション
・ツインラムエアダクトを採用した吸気マネジメント
・高速走行時などのライダー居住性と軽快な運動性能を両立させたフルカウル
ワインディングや高速走行時などのシーンに焦点を当てた「CBRの血統」を鮮明に表現したCBR650R。車両の詳細を写真で紹介します!
(右上より時計回りに)
・エンジンは専用の吸気系を採用してチューニングを実施。中回転から高回転の出力特性を先代から見直してレスポンスと吹け上がりを向上。
・トップブリッジ下に配置したセパレートハンドル。跨った感じでは見た目ほどではない軽い前傾の印象。
・足つき良好のシート。シート後端を従来より60mm短縮しマス集中化に大きく寄与。
・LEDデュアルヘッドライト採用。スタイリングのねらいは「コンパクト&アグレッシブ」。CBRシリーズの血統を感じさせながら独自のデザインを実現。
(右上より時計回りに)
・反転液晶のメーター。軽量コンパクト化でマス集中化。
・アルミホイールは5本Y字型スポークの新デザイン。ブレーキはABS標準装備。
・純正アクセサリーの「クイックシフター」装着車はシルバーのシフトリンケージ。
・新設計のLEDテールランプ。
カラーバリエーションは2色を用意。
・グランプリレッド
・マットパリスティックブラックメタリック
開発陣イチ押しポイントを伺ったところ、スバリ「フロントフェイス!」とのお返事。
特にヘッドライト周辺は流麗なラインを際立たせるシンプルな造形を実現しつつ、ヘッドライト下辺に僅かな「隙間」をつくり、これによりカウル内のエアを抜いて空気抵抗を低減しているとのこと。
巧みなデザインで、言われないと分からないくらいにスタイリングと機能を両立しています。写真では分かりずらいので、ぜひ実車で確認してみて下さい!
(ちなみにCBR1000RRは、ヘッドライト上に同様の機能の隙間があります)。
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CBR400R
扱いやすい車体サイズとスムーズに回るエンジンを搭載し幅広いライダーに支持されるCBR400R。
今回、開発コンセプト「より刺激的に! より自由自在に!」を掲げ、アグレッシブなスタイリングへと外観を一新し、動力性能や乗り味を進化させました。
外観の主な変更点は、
・セパレートハンドルをトップブリッジ下締結に。
・フロントカウルは「より低く」設定。
・ライディングポジションは「より前傾化」。
・マフラーのエンドパイプを2本出しに変更。
(右上より時計回りに)
・フロント / ミドルカウルは直線を基調にしたライン構成。
・有色のフォークキャップが高級感を演出。アシストスリッパークラッチ採用。
・抜けの良い2本出しになり、よりスポーティなサウンドを実現。
・ヘッドライトはCBR650Rと共通。ウインカーはカウルに穴を開けない位置に設置。
(右上より時計回りに)
・液晶メーターはギアポジションやシフトアップインジケーター等の情報も表示。
・ブレーキは最新のABSモジュレーター採用で制御を緻密化。
・シート後方に付く「リアキャリア」を純正アクセサリーで用意。
・エマージェンシーストップシグナル採用で、急ブレーキ時はハザードランプが高速点滅。
カラーバリエーションは、3色を用意。
(右上より時計回りに)
・グランプリレッド
・パールグレアホワイト
・マットパリスティックブラックメタリック
・スタイリングコンセントは、「Sharp and Wedge」
(右上より時計回りに)
・開発スタッフにイチ押しポイントを聞いたところ「フロントフェイス!」とのこと(笑)。
・両車が同じ答えだったのですが、空気抵抗対策はCBR400Rはヘッドライト下に「隙間」ではなく明確な「穴」が・・。目的はCBR650Rと同様なのですが、こちらは積極的に機能を見せるデザインを採用。両車の違いは単に「デザイナーの好み」。
この処理により、実際にコーナーリングでバンクする際の最初の倒し込みが先代に比べてシャープになっているそうです。
・シートカウルやサイドカバーにも空気抵抗対策の「穴」が開いています。
・サイドカウルも各部に空気の流れを考慮したデザインが施してあります。ぜひ実車でご確認を!。
CBR650R
https://www.honda.co.jp/CBR650R/
CBR400R
https://www.honda.co.jp/CBR400R/
取材協力
(株) ホンダモーターサイクルジャパン
(写真・文) 森井智之