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ホンダ 新型 CRF250L / RALLY 報道撮影・試乗会 (試乗&開発者インタビュー編)!

  • 最新ニュース
  • 2021.01.28

2021年1月13日(水)に千葉県君津市で行われた「ホンダ CRF250L / CRF250 RALLY 報道撮影・試乗会」のレポート(試乗&開発者インタビュー編)です!

2021年1月13日(水)に千葉県君津市で行われた「ホンダ CRF250L / CRF250 RALLY 報道撮影・試乗会」に参加しました。


この日は、2020年12月17日(木)に発売されたCRF250L / CRF250 RALLY を展示し、両車の試乗車が用意されました。


ニュースリリース

https://www.honda.co.jp/news/2020/2201113-crf250.h...


・Part1 ホンダ CRF250L / CRF250 RALLY 技術解説編

 https://www.moto-auc.com/report/news/crf250l-rally


Part2は、CRF250L / CRF250 RALLY の試乗&開発者インタビューをレポートします!

  • 従来モデルより足つきが向上!CRF250 RALLY

今回のフルモデルチェンジでは、「従来から好評のオンロードでの扱いやすい性能はそのままにオフロードでの走破性を高めるなど、よりトータルバランスに優れたモデルとすることを狙いに、力強い出力特性の実現と徹底的な軽量化」を行っています。


試乗車は、オフロード走破性を向上させることを目的に前後のサスペンションストロークを伸長させたCRF250L <S> / CRF250 RALLY <S> が用意されました。


新型は、従来モデルから「通称名」の変更を行っています。

旧 CRF250L Type LD → 新 CRF250L

旧 CRF250L → 新 CRF250L <S>


旧 CRF250 RALLY Type LD → 新 CRF250 RALLY

旧 CRF250 RALLY → 新 CRF250 RALLY <S>


今回より、従来モデルの「LD(ローダウン)」仕様が「スタンダードモデル」となり、前後サスペンションストロークを伸長しシートの厚みを変更したモデルは「<S>」を加えた表記となりました。


この日は前日から一転して快晴になり最高気温11℃と寒いですが、風がないので穏やかな陽気の一日でした。

最初に乗ったのは従来モデルとの比較が出来る関係で、CRF250 RALLY <S>をチョイス。


シート高は、CRF250 RALLY <S>は885mmで、従来モデルが895mm。

CRF250L <S> が880mmで、従来モデルは875mm。


やはり新型も見た目から、足つきがかなり気になるところですが・・。

実際に跨るとシート前方がスリムになった関係か、踵が若干浮く感じくらいでしたので、不安感はありませんでした(身長176cm、体重68kg)。


横から見ると、リアサスペンションがけっこう縮んでいるように見えます。

上体が起きたアップライトなライディングポジションは見晴らし良好です。


試乗は千葉県君津市の「かずさオートキャンプ場」を発着地として周辺道路を走行。


敷地内に特別に設けた数百メートルの「ダートコース」走行からスタート。

下見なしで走り出したところ、コースは写真のような広くフラットな路面ではなく、狭いうえに最初にタイトなコーナーの連続、後半の直線路は前日の雨で若干ぬかるんでいて荒れた状態。さらに後半のコース左手はいきなり「崖」という、思ったよりもハードな設定(笑)。


コースに入ってから「車種の順番、間違えたな・・」と思いましたが、よく動くサスと低速から扱いやすいエンジンのおかげですぐに慣れて、アクセルを開けて楽しめました!


一般道に出ると、ボディマウントのシールドとカウルのおかげで、上体に対しての高い防風性能を実感。試乗後にスタッフからフロントフェンダーからカウルへと繋がるラインは、ライダーへ当たる風の流れを計算してデザインされていると聞きました。メーターが高い位置にあり、読み取りやすいです。


インナーウエイトを備えた専用ハンドルによる振動軽減は、見えないところですが快適性に貢献しています。


タンク容量は12Lで、試乗時は満タンでした。


さらに、小ぶりながらも下まで伸びたカウルが足元をカバーして、従来モデルと同様に高い防風性能が確認出来ました。


ステップのラバーが振動を軽減し、長距離走行での疲労を軽減。


エンジンは低速からの出力特性とアシストスリッパークラッチ採用で、扱いやすい印象。平日の空いた道路を快適に移動出来ました。


推奨コースの高速道路でハイレシオ化された6速ギヤのクルージングを試したかったのですが、時間の関係で今回は断念。空いた郊外路での感触は、直進性の高いハンドリングで落ち着いた走りが好印象でした。


シート着座面は幅を広げた専用品で、取付部はラバーを採用した関係からか、固めの感触ながらも快適な座り心地で、路面からの衝撃をうまく吸収していました。


CRF250 RALLY <S>は、従来モデルより足つきが向上し、街中オンリーで使う方にもオススメしやすくなった印象を受けました!

  • ビギナーにもオススメ!CRF250L

発着地に戻って、CRF250L <S>にチェンジ。


押し歩きするとCRF250 RALLY <S>と大きく違うと感じるのが手に伝わる車両の「重さ」。

車両重量はCRF250 RALLY は152kg(<S>も同数値)、CRF250Lは140kg(<S>も同数値)ですが、両車の違いがフロントまわりに集中しているからか、ちょっと動かすだけでバランスの違いを感じます。


足付きは、シート高の違いが CRF250 RALLY <S>と5mmしか違わないので同じ印象。こちらもサスが沈んで数値ほどシートが高いという印象はありません。


ハンドルはこちらが若干低めで、よりレーシーなポジションに。


ダート走行では、やはりCRF250L <S>の軽快さが光ります。コースを走るのが2回目なので慣れもありますが、自由度の高い操縦性のおかげでオフロード走行が楽しい!


一般道に出ても印象は変わらず、軽快な走りを楽しめました。CRF250 RALLY <S>と比べてシールドやカウルがないので風は体に当たるのが強めですが、今回の試乗時間ではそれほど気になりませんでした。


よく動くサスのおかげで、乗り心地が良好で快適です。


跨るとタンクからシートにかけての絞り込んだ形状がスリムなので、見た目にも扱いやすさを感じます。


タンク容量は7.8Lですので、満タン時で比べるとCRF250 RALLY <S>との重さの違いを感じる要素のひとつとなっています。


エンジンはカウルがないので存在感がアップ。改めてエンジンに注目すると低速から扱いやすいセッティングで、ビギナーにもオススメ出来ます!


都市部での通勤時間帯は250ccオフロード車をけっこう見かけますが、新型は多くの注目が集まる存在になると感じました!

  • 開発者インタビュー

開発者インタビューは緊急事態宣言発令により急遽、九州にいるスタッフの方々とオンラインで行うことになりました。


開発責任者は杉山栄治氏(本田技研工業株式会社 二輪事業本部 ものづくりセンター。写真中央下)。


新型の開発を行った際の、こだわりの部分を伺いました。

開発の方向性は、出力特性見直し、車体の軽量化、各部の装備の進化による、扱いやすさの向上がメインテーマ。


スタイリングは、レース車両 CRF450 RALLY、CRF450Rをモチーフにしたモトクロッサーイメージでさらに進化し、見た目の全てがこだわりの仕上がりに。


試乗後だったのでCRF250 RALLY <S>とCRF250L <S>で、それぞれの走りの印象から両車の違いを聞いてみましたが、メインフレームやシートの取り付け等の車体の基本は共通とのことですが、サスペンションに関しては「スプリングセット」が異なっているそうです。


ヘッドライトのマウント方法の違いも、異なる印象になる要素のひとつでは?とのこと。


フレーム担当者は、「しなやかさ」をキーワードに、パイプ肉厚を最適化し、縦剛性をアップしながらトータルで軽量化をして、オフ性能向上をアピール。


エンジン担当者からは「専用インテークカムシャフト」採用でバルブタイミングを変更し、低速出力が大幅に向上したと聞きました。


新型 CRF250L / CRF250 RALLY は、「従来モデルよりもサスペンションストロークをアップしながらも足つきが良いので、安心してオフロードに行けます。インタビュー後にぜひ跨ってみてください。」と言われました。


今回、CRF250L / CRF250 RALLY は撮影車展示のみだったので各社が撮影終了後に跨ってみましたが、これが笑っちゃうくらいに足がつき、両足が軽く曲がってベッタリと足裏が地面に届きました。これは足つきでオフ車を敬遠していた人にも、ぜひオススメしたい体験です(笑)。


「全ての皆さまに満足していただけるモデルになった」と語る杉山氏。

ぜひ、実車で確認してみて下さい!


次回は、純正アクセサリー装着車をレポートします!

Honda CRF250L

https://www.honda.co.jp/CRF250L/


CRF250 RALLY

https://www.honda.co.jp/CRF250RALLY/


(取材協力)

本田技研工業株式会社

株式会社ホンダモーターサイクルジャパン


(写真・文)

森井智之

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