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【鈴鹿8耐】パブリックビューイング in Hondaウェルカムプラザ青山

  • 最新ニュース
  • 2017.08.13

7月30日鈴鹿8耐当日、Honda ウェルカムプラザ青山において「“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第40回記念大会」パブリックビューイング」のイベントが行われました。鈴鹿サーキットと離れた場所で多くの人といっしょに見るライブ映像の魅力はどこにあるのか?をご紹介します。 スペシャルトークショー ゲスト:生見友希雄 氏

ライブでの鈴鹿8耐の観戦方法としては「現地で」というのが基本ではありますが、近年ではテレビ(BS12 トウェルビ)で生中継を行っていますし、インターネットでの映像配信や経過記事の配信も行われています。そんな中で、以前と変わらず行われているのがHonda ウェルカムプラザ青山の「パブリックビューイング」で、夏の恒例イベントとして定着しています。

  • Hondaウェルカムプラザ青山は、鈴鹿8耐 パブリックビューイング向けの特別仕様に!

鈴鹿8耐の決勝レース(午前11時30分から午後7時30分)に向け、パブリックビューイング会場のウェルカムプラザ青山は午前10時に開場しました。この日はいつものショールームとは異なる光景が各所で見られましたが、まずは、来場者用のバイク向け駐輪場が大幅に拡大されて用意されました。これにより4輪の駐車場が終日クローズされ、実際に駐輪場を見ると2輪で来場した方が多数いらして、バイクで溢れていました。


また、普段のショールームはカフェスペースのみで食事は出来ないのですが、この日は特別に「フードテラス」をショールーム内に設けて食事が出来るようにし、長時間の観戦に対処していましたし、ショールームの屋外にキッチンカー数台で「グルメコーナー」を設置し、外に出ればすぐに購入、食事が出来るとあって、多くの来場者が利用していましたね。


また、建物外側に向けたモニターで観戦するスペースも屋外に設けてありました。会場内の一角には「MuSASHi RT HARC-PRO. HondaピットVR体験コーナー」という3D映像をゴーグル型VRで体験出来るコーナーあり、その横には実際の8耐マシンを展示、屋外には鈴鹿市の特設テントでイベントと、多くの特別なコーナーを設けパブリックビューイングを盛り上げていました。


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また、入場時に今年のロゴが入ったスペシャルTシャツ、ステッカーやスマホでVRを楽しめる「ハコスコ」等が先着順で来場者に配られました。早速その赤いTシャツを着て、席に着いていた方が多数見受けられました。

  • 鈴鹿8耐優勝を経験した生見 友希雄 氏のトークショーでは、過去の貴重な経験が聞けました


午前10時30分からスペシャルトークショーがスタートしました。トークショーのゲストは、3年連続で今年も会場でレース解説を担当する8耐優勝経験者である 生見友希雄氏。長年8耐出場をしてきた同氏の解説は、過去のマシンのことや鈴鹿攻略法等で実際の経験を聞く貴重な機会でした。




大型スクリーンを使って鈴鹿サーキットのコース解説では、各年代マシンのエンジン特性によって、それぞれのコーナーで使うギア数が異なっていた、というお話は興味深かったです。トークショー後には鈴鹿市のマスコットキャラクター「ベルディ」も登壇して盛り上げました。


  • 11時30分、いよいよレースがスタート!


午前11時30分に伝統のルマン式スタートでレースがスタートすると、会場は多くのホンダファンで埋め尽くされていますので、序盤の先頭集団3台(#634高橋巧選手、#21中須賀克行選手(ヤマハ)、#11ハスラム(カワサキ)での抜きつ抜かれつのシーンでMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaの高橋巧選手を応援する歓声が一体化して盛り上がりました。



12周目ごろからの雨により、転倒するマシンがあり混乱の様相、高橋選手は中須賀選手(ヤマハ)と激しいバトルを続け、3位のハスラム選手を引き離していきます。スタートから約1時間が経過するころ、初めてのライダー交代となります。2番手ライダーのミラー選手にバトンを渡します。このころ、パブリックビューイングで観戦していた皆様も食事タイムとなり、観戦者の皆様も耐久です。



32周目には、周回遅れのマシンが多くある中で、ミラー選手がローズ選手(ヤマハ)を捉え首位に躍り出ます!会場内の盛り上がりも最高潮です。36周目にミラー選手に抜き返されますが、僅かなタイムで2番手を走行。ここからはこう着状態が続き、会場内のみなさんもかたずを飲んでの観戦が続きます。



冷房が入った中での観戦ですが、レースは長丁場。

3~4時間経過する頃には席で目を閉じて休憩したりという光景も見られました。皆さん、それぞれの楽しみ方でパブリックビューイングを楽しんでいたのが印象的です。


ホンダ勢のレース結果は、3位表彰台にF.C.C. TSR Hondaが入り、4位MuSASHi RT HARC-PRO. Honda、6位Honda Dream Racingとなりました。

イベントの最後は、じゃんけん大会が行われ、鈴鹿8耐のパブリックビューイングは無事終了しました。


<まとめ>

鈴鹿8耐観戦で現地に行けない場合、TV等を家で観るのも良いのですが、やはり同じ映像でも大勢で関心をもって見るというのは盛り上がり方が違います。来場者の皆さんは熱心なファンですので、レースの要所要所で歓声を上げて応援しているのは楽しい空間でした。今年の後半での大きな2輪のレースはMotoGP日本GPがありますが、パブリックビューイングが行われる場合のインフォメーションはウェルカムプラザ青山のサイトで告知されると思いますので、チェックしてみてください。きっと特別な時間が味わえると思いますよ。


<関連サイト>

 ■鈴鹿8耐のページ http://www.suzukacircuit.jp/8tai/

 ■Honda ウェルカムプラザ青山 のページ http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/


<取材協力>

 本田技研工業株式会社



(写真・文)森井智之

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