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【Kawasaki Z400】ベストセラー400は軽量ボディに大パワー!

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  • 2021.09.14

今回は「Kawasaki Z400」をご紹介します!

  • スポーツバイクの理想の姿を実現したモデル


小さいボディに強心臓──、それがスポーツバイクの理想の姿のひとつ。とはいえ、バイクには出力に合った車体サイズというものがあって、軽量コンパクトすぎては「走る、曲がる、止まる」という安全性を確保できないし、安全性のために強度や剛性を確保しすぎると重ったるくなってしまうというバランスといつも戦っている。


 その意味で、カワサキZ400/Ninja400はひとつのブレイクスルーを果たしたモデルだ。それは、同時に発売されたZ250/Ninja250と車体を共用、それだけならばよくある話だが、この400ccロードスポーツは、250ccの車体をほぼそのまま使用している。つまり、Z400/Ninja400は、250ccのボディに400ccのエンジンを搭載した韋駄天なのだ。


 実際、Z400は兄弟モデルであるZ250と同じサイズで、パワーは11PSアップ、なのに車両重量も3kg重いだけ。そのZ250も、旧モデルよりもグッとコンパクトになって8kgの軽量化を果たしたモデル。Z400は、ライバル車であるベストセラー・ホンダCB400 SUPERFOURよりも35kgも軽いのだ!


 その軽量コンパクトさは、動き出しからハッキリ体感できるもので、どうしても250ccに乗っているつもりでいると、発進トルクからもう250と別物。クラッチミートすると、体をトン、と押される感じで、250ccのような一瞬の回転の落ち込みもないし、回転を上げ気味にクラッチミートする必要もない。

  • 試乗インプレッション

さらにエンジンの回りがシャープで、ピックアップよく、回転上昇が速い。そのまま高回転は10000rpmまで軽々と回り、低回転トルクと中回転のシャープさ、そして高回転域のパワーと、全域に力感があるエンジンに仕上がっている。少し意地悪して早め早めにシフトアップしてみても、トップ6速2000rpmくらいで、息つきなく40km/hくらいでスムーズに走ることができるのだ。ホンダCBR400R、ヤマハYZF-R3といったライバルのいる2気筒400ccで、Z400のエンジンの完成度はピカイチかもしれない。


 ハンドリングは250cc的キャラクターを生かしたもので、操舵や切り返しが軽く、それでも前後のタイヤグリップがしっかり感じられるタイプ。250ccの車体に400ccのパワーという組み合わせでの車体剛性の低さなんて微塵も感じられなかった。


 高速道路に乗り入れると、ストリートでは軽量に感じた車体が、しっとりとした安定性を感じさせてくれる。120km/h巡行でもピタリと安定していて、レーンチェンジも安定している。このハンドリング、ビギナーも心配せずに味わえるものだと思う。


250ccにはない高速クルージングの快適性も感じられて、トップ6速の120km/hで7000rpmあたり。そんなエリアでも、エンジンがうなっている印象もなく、4気筒エンジンともまた違った、パルス感あるフィーリングを感じられる。


 現代のヒットモデルというのは、それ1台でなんにでも使えて、どこへでも行ける──そんなキャラクター。その意味でZ400は、気負うことなく街中を走ることができるし、高速道路を使っての行動範囲もビッグバイクなみ。それが評価されてか、「絶対王者」CB400 SUPERFOURの牙城を崩しての3年連続ベストセラーに輝いているのだ。


 軽量ボディに強心臓。Z400は日本の2気筒400ccで最高の完成度を持つモデルである。

  • 装備・車両詳細

Φ310mmのペタルディスクに片押し2ピストンキャリパーの組み合わせ。フロントフォークはΦ41mmの正立タイプで、このあたりのパッケージはZ250と同等のもの。


バランサーを採用して高回転域の振動も低減した水冷DOHC4バルブ2気筒エンジン。クラッチはアシスト&スリッパークラッチで、クラッチ操作はびっくりするほど軽い。


ショートホイールベースにロングスイングアームを組み合わせた車体まわり。2次減速比はNinja400と同一で、前後とも250はバイアス、400はラジアルタイヤを履く。


フレームではなく、シリンダー背面にマウントプレートを介してリアサスペンションを懸架。リンク式で、5段階にプリロードを調整できる。


Ninja250/Z250よりもシート高は10mm低い。タンデム部はキーオープン式で、タンデムシート下のフックを引っ張ればフロントシートも簡単に外れる。


Ninja400はセパレート、Z400はバーハンドルを採用し、上体が起きたリラックスポジションが取れる。ハンドルバーはやや幅広で、入力も軽い。


メーターはアナログ数字にデジタル指針を採用し、メーター中央にギアポジション、スピードを、液晶にオド&ツイントリップ、瞬間&平均燃費などを表示。


カワサキのストリートファイター風「SUGOMI」デザイン。ヘッドライト、テールランプはLED、ウィンカーはクリアレンズにオレンジバルブ式。

■試乗・文:中村浩史 ■撮影:富樫秀明 ■協力:KAWASAKI

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