-
最新ニュース
- 2020.01.29
ヤマハ発動機株式会社にあるショールーム 「コミュニケーションプラザ」展示車両のレポートです!
静岡県磐田市のヤマハ発動機株式会社にあるショールーム 「コミュニケーションプラザ」(入場無料)。
ヤマハ発動機の製品を展示するスペースとして様々なジャンルをレイアウトしていますが、今回はバイク関連を中心にレポートします。
このスペースは、”キーワードは「コミュニケーション」”をコンセプトにヤマハ発動機の製品を愛するファンをはじめ、社員と取引先の情報交換や交流の場とすることで、ともにスキルを高め合う場とすることを目指しています。
展示は2フロアに分かれていますので、今回は1階部分を紹介します!
- 企画展示コーナー
エントランスを入ったところの「シンボルゾーン」は、訪問日がクリスマス前だったのでツリーで装飾して来場者をお出迎え。
ページトップの写真は、このエリアにあった車両で東京モーターショー2019で展示のコンセプトモデル「トリシティ300」と「テネレ700」です。
・開館日は下記ページから。
https://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/inf...
・アクセス、駐車場等は下記ページから。
https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/map/018...
1階は「世界に広がる事業と製品」をテーマに展示。
まずはフロア奥にある企画展示コーナー。
「技術展示」では「ヤマハの鋳造技術」を紹介。「YZF-R1」で使用されるパーツ(ホイール、シリンダー、フレーム等)を展示して「ヤマハ鋳造の強みを読み解く」解説をパネルで紹介。
隣の「デザイン展示」では一部がクレイモデルの車両を展示し”デザインアイディアを魅力ある「かたち」にすること”の過程を説明。
「ライフスタイル」コーナーは「ライダーにヘンシン!スクーター&クルーザー」。
テーマを「もしもバイクを買ったなら・・・」として、「E-Vino」と「Star Venture」の撮影スポットを用意。テレビ番組で使用されている「スイカ仕様」のイメージに合わせたヘルメット等を用意していますので、装着して記念撮影が出来ます!
さらに多様な用途の車両で「またがり体験コーナー」も設置。
MotoGPワークスマシン「YZR-M1」や全日本ロードレース選手権の「YZF-R1」等のレース車両。
コンセプトモデルで東京モーターショー2017で展示された「モトロイド」と「モトボット」も間近で見られます。
体験型の設備として「シュミレーター」や「来場記念スタンプ」、「体験学習コーナー」を用意。さらにグッズが買える「プラザショップ」と様々なエリアがあり、時間が経つのがあっという間です!
- 製品展示コーナー
ここからは「製品展示コーナー」を紹介。1階は現行モデルです。
ヤマハスーパースポーツの象徴である「Rシリーズ」の展示。
小排気量のYZF-R15から最高峰のYZF-R1まで充実のラインナップを展開するシリーズは、いずれも世界各地で市販車ベースのレースで活躍しています。
フラッグシップモデルのYZF-R1M (車両は生産試作車)。
「MTシリーズ」は「世界の二輪市場で躍進する個性派スポーツ」としてヤマハブランドの主軸に成長。
フロント2輪が車体と同調して傾く「LMW」はラインナップを拡大中。
(左はMT-09、右はNIKEN)
レトロな外観とパフォーマンスを調和させたNeo Retroの「XSRシリーズ」。
「ヤマハ4ストロークスポーツモデルの原点である「XS-1」にも相通ずる1970年代の雰囲気や個性、味わいを現代の技術で再現」したシリーズです。
「二輪車 振興国市場」向けモデルのラインナップはスクーター系、ストリートバイク系を展示。国内ではあまり見ることが出来ないモデルばかりで興味深いです!
以下は海外生産モデル(カッコ内は生産国)。
(右上から時計回りに)
・FZN150D-A (インド)
・FZN250 (インド)
・Nozza Grande (ベトナム)
・GDR155-A (インドネシア)
中でも気になったのが「MT15-A (インドネシア)」。
水冷4ストローク単気筒155ccエンジン搭載(上のクレイモデルも、このバイクです)。車両重量が133kgと軽いので日本でカタログモデルとして販売するとフルサイズのエントリーモデルになるような気がします。(すでに国内で扱っているショップもあるようです。ちなみに2019年にXSR155も発売)
次回は、2階の展示を紹介します!
ヤマハ コミュニケーションプラザ
(取材協力)
ヤマハ発動機株式会社
(写真・文)
森井智之
-
最新ニュース