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【 SUZUKI BURGMAN400 ABS】もう一度、オトナの乗り物 ビッグスクーターを

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  • 2021.09.15

今回は「SUZUKI BURGMAN400 ABS」をご紹介します!

スクーター、それもビッグスクーターの魅力は、時と場合を問わずにバイクで移動できること。


安全面を少し置いておくと、通勤にスーツ姿でだって乗れるし、ちょっと荷物がある時だって、シート下の収納スペースにポン!でいい。

ビジネスシューズを履いていたって、ギアチェンジで傷つくこともないし。


半面、やはりオートバイとしての楽しさは少ない。アクセル開けるだけで進んで、ギアチェンジもクラッチワークもなく、両手ブレーキ。


スクーターでハンドリングがなぁとか、ワインディングではねぇ、なんて人は小数派だろう。

  • ビッグスクーターが見直される時は来るか

2000年代初頭には「ビッグスクーター」ブームなんて時期もあったけれど、今ではすっかり、ビッグスクーターのラインアップ数も減ってしまった。


当時は250、さらに500や600、650もラインアップされていたけれど、いちばん元気のあった排気量である250ccは、今やホンダとヤマハに一機種のみ。


スズキはスカイウェイブ250を生産終了して、このバーグマン400に一本化している。


そのバーグマン400は2017年デビューで、今回が初のモデルチェンジ。内容は新排出ガス規制への適合がメインテーマで、エンジンをツインプラグ化し、トラクションコントロールを新採用。とはいえ、この2点は排出ガスのクリーン化のために燃焼効率を上げるためのもので、走りの変化が大きいわけではない。それよりも今回は、250ccなきあとのスズキビッグスクーターの未来を感じ取ることができたのだ。



乗り始めると、250ccクラスのコンパクトさに気づく。さらに、ビッグスクーターにありがちな「動きのモッサリ感」や「アクセルコントロールだけできびきび走れない」点がほとんど気にならない。


これは、旧スカイウェイブ400よりも車体剛性が高められたからで、車両重量は218kgと決して軽くはないが、その重量は「重さ」だけにつながるのではなく、車体の剛性を高めて「キビキビ走る」ことにもつながっているのだ。


さらに400ccならではのメリットとして感じられたのが、低回転のトルクと高回転の伸びの両立。


街中を流すのには、回転を上げなくともスピードを乗せることができるし、高回転の伸びは、高速道路を走る時など、120km/h走行が許される区間でも、エンジン回転数は7000rpmくらい。


まだまだスピードは伸びそうで、この回転域でも、エンジンをブン回している印象は少なく、どっしりとした安定感でクルージングできる。


250ccサイズで400ccのパワーというスポーツバイクの黄金比は、旧スカイウェイブ400ではあまり感じなかったこと。これでは、車検の有無による維持費以外に、250ccの出る幕はなくなってしまったのかもしれない。



さらにバーグマン400が目指したのは、高級セダンのような上質さ。フロントマスクの上品な面処理といい、3つのボディカラーすべてスズキブルーに統一したホイールカラーとシート表皮ステッチといい、仕上げが上品。


ビッグスクーターというと、ちょっとヤンチャな、子どもっぽい乗り物だってイメージもあるけれど、バーグマン400はそこを覆す意欲作なのかもしれない。


これまでは250ccがメインだったビッグスクーターに、もう1サイズ大きな、それでいて大きさを感じさせないバーグマン400。もう一度、ビッグスクーターが見直される時が来るのかも──。

  • 装備・車両詳細


φ260mmのディスクローターをダブルで装着。フロントホイールは旧スカイウェイブからバーグマンに改称された2017年に14インチから15インチに大径化された。



カーボン調プリントの樹脂製サイレンサーヒートガードも上質なフィニッシュ。タンデムステップ下には、盗難防止用ワイヤーを通す穴もあけられている。



DOHC4バルブエンジンは、排気ガス規制に対応すべく、ツインプラグ化。カムプロフィールも変更し、燃焼効率と、特に高回転での加速感を向上させた。



アナログメーター間に時刻、燃料計、外気温と、オド&ツイントリップ、残ガス走行距離計や瞬間&平均燃費を表示する液晶パネルを採用している。



中央のメインスイッチ左にパーキングブレーキ、左右に小物入れを装備。右ポケットにはシガーソケット装備でスマホ充電も可能。給油口はフロアに。



形状によってはフルフェイスとジェットヘル、計2つを収納できるシート下収納スペース。ライダーシートのバックレストは、3段階に位置を変更できる。



ツリ目系デザインだが、レンズカットもきれいなポジションランプ一体のデユアルLEDヘッドライトを装備。リアデザインも左右独立テールランプを採用。



前後のスペースの広いフロアボード。シート真下のあたりのフロアがえぐられているのは、ライダーが着座した時に足を下ろしやすくする配慮だ。


●SUZUKI BURGMAN400 ABS 主要諸元
■型式:8BL-DU11N ■エンジン種類:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ■総排気量:399cm3 ■ボア×ストローク:81.0×77.6mm ■圧縮比:10.6 ■最高出力:21kw(29PS)/6,300rpm ■最大トルク:35N・m(3.6kgf・m)/4,900 rpm ■全長× 全幅× 全高:2,235 × 765 × 1,350mm ■ホイールベース:1,580mm ■シート髙:755mm ■車両重量:218kg ■燃料タンク容量:13L ■変速機形式:Vベルト無段変速 ■タイヤサイズ(前/後):120/70-15M/C・150/70-13M/C ■ブレーキ(前/後):油圧式ダブルディスク(ABS)/油圧式シングルディスク(ABS) ■車体色:マットソードシルバーメタリック、ソリッドアイアングレー、マットブラックメタリックNo.2 ■メーカー希望小売価格(消費税込み):847,000円

■試乗・文:中村浩史 

■撮影:渕本智信 

■協力:SUZUKI

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