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New!ホンダ CB1000R・CB250R・CB125R

  • 最新ニュース
  • 2017.12.19

首都圏近郊のショールームやショップ・イベント等で展示されたホットなバイクを紹介するコーナーです。 第19回は、先日のミラノショーで先行発表となったホンダの新型ネイキッド3車種、CB1000R、CB250R、CB125Rのご紹介です。

■ホンダ CB1000R、CB250R、CB125R

■撮影場所 /「Honda Racing THANKS DAY 2017」 イベント会場

  • 12月3日開催の「Honda Racing THANKS DAY 2017」で話題の3車種を一気に展示!

 

Hondaは、東京モーターショーでコンセプトモデル「Neo Sports Café Concept (ネオ・スポーツ・カフェ コンセプト)」を公開した後、11月9日に一般公開されたミラノショーでは世界初公開でCB1000R、CB300R、CB125Rを出展し、日本国内では12月3日開催の「Honda Racing THANKS DAY 2017」の会場内においてCB1000R、CB250R、CB125Rを展示しました。

 

この日は多くの入場者がイベント会場を訪れて、展示された「市販予定車」の3台を間近にして詳細をチェックして大盛り上がりでした。それぞれの詳細を写真とともにご紹介します。

  • CB1000Rは、東京モーターショー2017に展示された「ネオスポーツカフェ コンセプト」が原点

 

 

■東京モーターショー出展車両

 

CB1000Rの開発の狙いは、

魅せる、昂る(たかぶる)、大人のためのEMOTIONAL SPORTS ROADSTER」。

 

■CB1000R

 

 

マスの集中化と軽量化を図った車体と、スロットルバイワイヤーシステム搭載の直列4気筒DOHC4バルブ1000ccエンジンにより「エキサイティングでありながら操りやすさを追求したモデル」です。スタイリングは、「ネオ・スポーツ・カフェ」をデザインテーマとして、高品位な機能部品で構成された外観を実現しています。

 

 

会場で現車を前にすると、カウルレスの車体はマスの集中化による凝縮された「塊り」としての力強さを表現し、シンプルな構成は軽快感を演出しています。各部のパーツは魅せることを意識して繊細にデザインされた印象です。

 

 

特にハンドル周りは最近のホンダ車に共通する高級感を感じます。コンセプトモデルさながらのリヤフェンダーやタンデムシートの造形も要注目です。1000ccのエンジンは、ボリューム感に加えディティールでも存在感があり、思わず目がいってしまいます。スポーティーな車体構成とエンジンによる乗り味に期待が高まります。CB1000Rが追加されると、このクラスのラインナップがますます充実して選ぶ楽しさが増しますね。

  • CB250R、CB125Rは、CB1000Rのイメージを踏襲したスタイリングで新世代をアピール

 

 

 

CB250R、CB125Rは、「新世代CB」として誕生したモデルです。両モデルはビギナーからベテランライダーまで幅広く対象として開発されたとのことで、コンパクトな車体ながらCB1000Rのイメージを踏襲するダイナミックなスタイリングや、凝ったディティールの造形からクラスを超えた印象を受け、新鮮さを感じます。マスの集中化による軽快で上質な操縦フィールを目指しているとのことですので、発売が待ち遠しいですね。

 

CB250Rは、CB250F生産中止後のロードスポーツ単気筒250ccの復活ということで、期待のモデルです。新コンセプトのスタイリングや高級感のある各部パーツが、このクラスでの存在感を高めています。LED式の灯火類やLCDメーター採用も注目ポイントです。シートからリヤフェンダーへの大胆な造形も見逃せません。走りでは、フロントサスが倒立タイプになったので、ハンドリングがどのようになったのか気になりますね。

 

■CB250R

 

 

 

CB125Rに関しては、個人的に最近、「フルサイズ125cc」が気になっていましたので、特に注目しています。フルサイズ125ccは、エントリーモデルとしてもベテランライダーの受け皿としてもある程度のマーケットがあるのでは?と感じていましたので、高級感のあるこのモデルが気になる人が、けっこういるのではないかと思っています。

 

■CB125R

 

 

実車も、車名ロゴやフロントフェンダーの「白帯」を見なければ全体のボリュームは250に近い印象ですので、街中で見掛けた際は「ナンバーの色」以外では125ccを意識することはあまりないと思います。LED式の灯火類やLCD式のメーターをこのモデルにも採用したのが、ポイント高いです。走行フィールもどんな感じか楽しみですね。


<まとめ>

今回展示された3台の発売時期と価格の発表はありませんでしたが、いずれも「市販予定モデル」ですので近日中には発売されると予想します。各車ともに高級感のあるスタイリングで目立つ存在になると思いますので、公道で見掛けるのが待ち遠しいですね。2018年のモーターサイクルショーや、その後の試乗会(ドリームフェスタ)の頃には正式に登場するかもしれません。発売後に各車の試乗車が用意されたら、改めてレポートしたいと思います。

 

■EICMA2017(ミラノショー)出展概要 ニュースリリース のページ

http://www.honda.co.jp/news/2017/2171107b.html

 

<取材協力>本田技研工業株式会社

 

(写真・文)森井智之

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