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【愛媛・広島】しまなみ海道ツーリング③ 因島~向島~尾道編

  • バイクのツーリング記事
  • 2020.09.16

【岸田彩美のバイクの楽しさ無限大】vol.103。前回に続き、しまなみ海道ツーリングをお届け!今回は因島~向島~尾道編です。

  • 生口島大橋を渡って因島へ!

旅館つつ井さんで朝食を頂きます。

お腹はち切れそうなくらい美味しくて元気満点!朝から目の前で魚を焼くなんて贅沢だわ~

ちょうど旅館の目の前が瀬戸田ポートサービスという乗船所でした。


実は島に住む方の、尾道への通勤・通学の足となり、毎日使っているそうです。船が交通手段というのも島ならではだし、自転車・電車・バス以外に船という新しい発見ができました。

生口島の島ごと美術館を堪能しながら、因島へむかいます。


生口島大橋 通行料金50円


生口橋は完成時点では、世界最長の斜張橋だったそうです。


走行風景がなぜか早送りであるので、どうぞご覧ください。ツーリングする際の参考になるかも!?



因島に到着!有名な「はっさく屋」さんへ行きましょう!!


バイク×因島大橋 いい写真が撮れました!


はっさく・八朔は因島発祥とのこと。新鮮な八朔が餡と一緒にまる~んと柔らかい皮で包まれています。季節によって果物は変わるそうで、私は“はっさく甘夏大福”を頂きました。ほかにもぶどう甘夏大福や豆だらけ大福なども…!!


手で持つと皮にくぼみができるくらいぷにゅっとした柔らかい皮と、ジューシーでさっぱりとした味わいのはっさく×甘夏のバランスが絶妙で、抜群に美味しい!!

イートインスペースではお水を頂けて、因島大橋を眺めながらゆっくりとくつろげます


本当ならばお土産で買って帰りたいところでしたが、炎天下でしたので泣く泣く断念。

大福はネット注文もできるみたい。美味しさ忘れずにインプットし、今回は因島のはっさくゼリーをお土産に買って帰りました。

こちらもはっさくがゴロっと入ったゼリーで、美味しかった!おすすめ♪イラストも可愛いです。


白滝山を登って、五百羅漢様を見にいきましょう!

まずは八合目までの駐車場を目指してフラワーラインを気持ちよく走行です。

途中めずらしいサークル交差点を通過し、無事に到着。


駐車場横には、多分みかんなどを収穫する時に使うトロッコかなあ・・・乗れるなら乗車してみたい(笑)


いざ白滝山山頂目指して歩きます。

途中珍しいトカゲに遭遇しました。


標高226メートルの白滝山は、もともと修験者の修行の場でした。
永禄12年(1569年)因島村上水軍6代当主、村上新蔵人吉充が布刈瀬戸の見張りどころとして観音堂を建立したと伝えられています。

江戸時代後期、重井の豪商 柏原伝六(1780~1828年)が、神道、儒教、仏教に加え、当時禁制の基督教の四大宗教の共通理念を基礎に『一観教』を開き、白滝山上に清浄世界をあらわそうと、石像群の五百羅漢を弟子 柏原林蔵や尾道の石工たちとともに刻みました。文政10年(1827年)発願し、3年後の文政13年(1830年)完成しました。しかし伝六は、その途中、一揆を怖れる広島藩により文政11年(1828年)毒殺されました。

仁王門から山頂まで大小約700体の石像仏群がずらりと並んでいるそうです。

(いんのしま観光なびより一部抜粋)


表参道・裏参道と二手にわかれるので、表参道より登ります。

途中面白い岩もありました。 たしかに言われてみればそう見える…。


かえる岩


うさぎ岩


ついに山頂へ到着。



本堂裏の恋し岩

その昔、結婚の約束をした男女がおりました。あるとき男が、「立派な相撲取りになるために上京する。3年経ったら戻って来る。」と言って上京しましたが、約束の3年を過ぎても戻ってきませんでした。女は忘れられたと悲しみ、海に身を投げてしまったのです。それを知った男が悲しみ、身投げした女の化身が岩となって現れていることを知りました。男は海からその岩を背負って白滝山山頂の観音堂まで運び、一生をかけて供養したと言われています。

この岩は後に、「恋し岩」と呼ばれるようになり、恋人と一緒に触れると恋が叶うなどパワースポットだそうです。岩の中央部分に寄り添う二人の顔が見えるとか見えないとか…。ぜひ実物を見て確かめてみて下さいね。


頂上に休憩スペースから見える因島大橋と曲がりくねる道路が綺麗です。


山頂まで行って、景色に満足し、目的の五百羅漢様を見損ねるという大失態。下山してバイクに乗り出して気付くというね…。

仕方がない。次の日必ずリベンジを誓いました。


駐車場に戻って壁を見ると…描かれていますね。

調べたのですが、情報がありませんでした。ちょっぴり不思議な気持ち。。。

  • 向島で絶品チョコレートを堪能

向島へ向かいます。


因島大橋 通行料金50円

1983年に、本州四国連絡橋の最初の吊橋として完成し、央支間長770mは完成当時日本最長だったそうです。

今までの走行風景とは変わって、なんだかかっこいいですよね!?


お洒落チョコレートを堪能しに「USHIO CHOCOLATL」さんへ

調べていたら、“カカオと砂糖のみで作るチョコレート屋さん”というのを発見し、お邪魔しました。


立花自然活用村二階にあり、入ってみると…壁には個性的なアートが。


チョコレートは、世界中の様々なカカオ豆を使用して、カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造・販売までの工程を自分たちで行っているそうです。オシャレだけではない、実力派こその人気。

包み紙もカラフルで、カカオ豆の原産地ごとにデザインが変わるのです。どれも個性的でかわいい!!


一つ一つ味が違うので、スタッフさんにお話を聞きながら選んだのが…

苦さ控えめで甘いお味の“ベトナム”


包み紙を開いてみると…これまたかわいいデザインのチョコレート。


クセがなく、シンプルにチョコレートを味わえます。こんなお洒落なところでチョイスする言葉遣いじゃないけど…

まじうまい。

砂糖とカカオ豆だけなので、素材の味を堪能できました。


ドリンクはアイスカカオミルクをオーダーしました。

アイスカカオミルクには、自家製の食べられるハーブを添えてくれました。

甘さ控えめ、すっきりと美味しくいただきました。


座った席は、目の前の絶景を堪能しながらゆっくりと。わかりやすくイラストも描いてくださってます。

あ~癒されました。お邪魔しました。


つづいて国立公園高見山へ向かいます。

高見山は標高282mで、展望台からは瀬戸内海に浮かぶ島々を一望することができます。

天気も良く、絶景を見る事が出来ました。


居合わせたおじさまに写真を撮ってもらいました!今回本当に一人での取材だったので、誰かにシャッターを押してもらえることありがたさ(泣)感謝です。

高見山公園に来るまでの道が少々荒れている部分があり、ドキドキしながら来たので、ここで再び一休み(笑)いいところにベンチがありますな…。


では続いての目的地へ。

実は向島大橋を渡るだけで離島の岩子島(いわしじま)へ行くことができます。


岩子島には厳島神社があり、映画男たちのYAMATOのロケ地として使われていたり…

パワースポットとしても知られているそうです。


満ち潮のときは、海の中に鳥居が立っているようにも見えるそうなので、タイミングが合えば、映え写真を狙えそうです。

私は道を間違えてしまいましたが(汗)行き止まりのところでバイク×鳥居というなんとも素敵な写真を撮ることが出来ました。


…なぜかかぼちゃが落ちていました。誰の落とし物?(笑)

灯篭…かな?根元の部分をみると、貝がついているので、潮の満ち引きを感じさせますね。


夏場は海水浴場になるそうですが、今年は閉鎖していたのかな。浜辺には全然人もいなく、海の音と香りを堪能しました。

では、尾道市へ向かいます。 新尾道大橋の料金は無料でした。これで7つの橋、ついに制覇~!!やった!


実は尾道市は「日本遺産」に認定されています。

どうやら2020年までに100件程度が認定される予定だそうです。

(尾道市ホームページより一部抜粋)

尾道はどんなところなのだろう・・・。ワクワクしながらまずは千光寺公園へ向かい、バイクを停めます。

駐車場が100円で安い~。


公園内には尾道市立美術館などもあり、夜景もスポットしても有名だそうです。

千光寺は、尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、ここから眺める景色も美しいです。


さらに下っていくと右手に重要文化財の天寧寺があります。昔は五重塔だったそうですが老朽化の為三重塔になっています。ずっしりとしていて貫禄を感じました。


さて、この尾道には松尾芭蕉の“奥の細道”ならぬ“猫の細道”があるのです。

天寧寺から約200メートル続く細い路地には、招き猫美術館やカフェなどが多数あります。※私が行った時は、閉まっている店が多かったです><


この福石猫は、108匹も隠れているらしい…!

全部は見つけられませんでしたが、福石猫以外にも、様々な猫が表れたりと、宝探ししている気分で面白かったです。

しかし肝心のリアルな猫ちゃんは、この路地にはいませんでした…(笑)


散策の一休みで、“ロープウェイ前ええもんや”ではっさくジュース飲んで一休み。程よい酸味でグビグビ飲んじゃいました。この日は37度の灼熱でしたもの…。


そういえば…名物の尾道ラーメンを食べたことが無かったので急遽調べて壱番館さんへGO。


尾道ラーメンは80年以上の長い歴史があります。当時の尾道ラーメンのスープは、牛骨と豚骨でとったスープで、白く濁ったスープだったそうです。今のラーメンスタイルに近づいたのは昭和30~40年頃。平打ち麺で、鶏ガラで、尾道ならではの瀬戸の魚介類を主体とした透き通った味わいのあるスープ、上に背脂のミンチを散らすスタイルになったんだとか。

目の前にあるのは、まさに背油ミンチと、しょうゆ味のスープ…

あー幸せ。全身に染み渡る~頑張って歩いた甲斐がありましたなあ。としみじみ。

この後起きるショッキング事件を知らずに…ね。

ごちそうさまでした♪


さーて、お腹もいっぱいになったし駐車場のおじさんがロープウェイで昇ってくるとラクだよっていってたので、乗り場へ行くと…

ええっーー!! 確かに雲行きが怪しいし、ニュースでゲリラ豪雨来るって言ってたな…


頑張って歩いて来た道戻ることに…

今年一番の汗かいてない?ってくらい滝汗かきつつ、ひいひい言いながら登った!!景色が綺麗だったから休み休み堪能しながら駐車場に戻ってこれました。もうすぐそこまでゲリラ雲が来ていたので、早めにホテルへ退散しちゃいました。


今回宿泊したのが「尾道国際ホテル」さん。


まあ部屋に着いたとたん案の定思い切り土砂降りきましたわ。た、助かった~~~

なぜこのホテルにしたかと言うと、バイクで泊まれる宿泊施設のwebページにも掲載されていて、見つけたからです。無料だし、濡れないし。ほかにも数名ライダーが宿泊されていました。


コインランドリーも駐車場すぐ近くにあるので便利ですね。洗剤は受付で買えますよ。

また女性用の部屋にしてくれていて、アメニティが豪華で嬉しかったな。


ホテルの近くには海があるので雨が止んでからお散歩へ。

近くに歯医者さんがあったのですが、バイク・自転車駐車場の入り口看板。うん、やっぱりバイクウェルカムなところが多いなあ。


スーパーがあったので夕飯を買いながら大好きなご当地食品を物色。ここで運命の出会いが…!


尾道ラーメンの袋麺を買おうとふと裏面を見てみると‥

製造地埼玉県鴻巣市(私の地元)

はるばる尾道⇔鴻巣 なぜ?!と思いながらも買って帰りました。自宅で美味しくいただきました(笑)


今日もたくさん歩いたので、おとなしくホテルで海鮮巻き食べてのんびり。


明日はもう一度白滝山を登ることを決めたので、、、行かなきゃ絶対後悔する!!

早めに就寝しました。


さてしまなみ海道ツーリングもいよいよ終わりが近づいてきました。

この次の記事も濃厚な内容となっていますので、ぜひ見てくださいね!

制作・協力

岸田彩美

バイクの窓口事務局

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