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【広島】とびしま海道7橋めぐりツーリング

  • バイクのツーリング記事
  • 2019.01.29

【きまぐれライダーよっしーの「エンジョイ・ツーリング!」】Vol.24です。呉市から愛媛・今治市岡村島まで続く道、とびしま海道をツーリングです。この島々は7つの橋で結ばれていおり、そこには絶景の数々が広がっております。

前回、今年の走り始めで行ったしまなみ海道がとても気持ち良かったので、今回はとびしま海道へ行ってきました。とびしま海道とは呉市から愛媛・今治市岡村島まで続く道の総称で、7つの橋で結ばれています。その7橋をめぐるツーリングです。

  • とびしま海道7橋めぐりのスタート!

■とびしま海道の入口までは、東広島呉道路が快適

この日も寒い朝でしたので、9時30分と遅めの出発にしました。自宅からとびしま海道の入口までは広島市内経由が最短ルートなのですが、少し大回りになりますが、山陽道と無料の東広島呉道路を使って、ノンストップで一気に呉まで移動しました。


■とびしま海道7橋めぐりのスタート!

1つ目の橋が安芸灘大橋です。


とびしま海道唯一の有料橋になります。原付は50円と格安ですが、自動二輪車は560円とやや高めの価格設定となっています。他の橋は無料ですので、ホント微妙。帰りも当然払わなければならないので、往復1120円になります。とびしま海道の島内で1000円以上買い物をすれば、回数券と引き換えてくれるサービスもありますので、できれば活用したいところです。今回、私は某ショップ(呉の釣具屋さん)で往復の回数券を600円(片道300円)でGETしてから、島に渡りました。


■安芸灘大橋を渡ると、下蒲刈島

下蒲刈島は見どころ、食べどころがいっぱいです。この日は朝鮮通信使などが寄港した船着き場「長雁木」と「松濤園」へ立ち寄りました。

このあたりの道路は石畳になっていて風情があります。ぜひ立ち寄ってみてください。


■蒲刈大橋を渡ると、上蒲刈島

2つ目の橋は蒲刈大橋。眼下に立ち寄った松濤園が見える短い橋です。この橋を渡ると上蒲刈島。この上蒲刈島には「県民の浜」があります。県民の浜は日本の渚100選にも選ばれている美しい砂浜が400mも続き、夏のシーズンは海水浴客であふれます。

今回は、この県民の浜の上の高台にある「恵みの丘」というところでランチの新規開拓をしてきました。

  • 橋と橋を異動しながら絶景を楽しむ

■超穴場レストランを発見!

恵みの丘のなかにある「恵みの丘レストラン」…ランチとしてオーダーしたのは一番人気の「日替定食」!

この日替定食はメイン2種と小鉢がたくさんついて、驚きの「1050円」!味も、見た目も申し分なく、コストパフォーマンス抜群でした。着いたときは、結構空いてるかなと思いましたが、すぐに満席になりました。でも、行列ができるほどでもないので結構穴場ではないかと思いました。眼下に県民の浜や瀬戸の島々が望めるグッドロケーションですし、超おすすめです。


■広島らしい絶景が目の前に…

お腹もいっぱいになったところで、とびしま海道7橋めぐりの再開です。3つ目の橋は豊島大橋。

この橋だけ「アビ大橋」という愛称がついています。この豊島大橋がこの7橋の中で最後にできた橋。この橋によって岡村島まで結ばれたということになります。

この橋を渡ると豊島。この豊島の高台から望む景色が私の一押しポイントです。眼下に瀬戸内海と多くの島々、目の前にはかんきつ畑と港…広島の島ならではの美しい風景だと思っています。


■いよいよ…とびしま海道最果ての地へ

豊島を過ぎると、4つ目の橋豊浜大橋です。

豊浜大橋を渡ると、大崎下島です。大崎下島まで来たら、最果ての地はもうすぐそこです。


■ちっちゃな橋は2つ続き…

大崎下島のメインスポットは江戸時代の面影が残る御手洗地区。その御手洗地区に行く前に、まずは7橋めぐりを完成させます(笑)。

5つ目の平羅橋、6つ目の中の瀬戸大橋と渡ると、残るはあと一つです!


■7つ目の橋を渡ると…そこは四国??

7つ目の最後の橋が、岡村大橋です。ちょうど橋の中間あたりが県境になっています。

ここでは、体半分が広島県、もう半分が愛媛県…なんていう変わった??記念撮影も撮れるかも…(笑)

  • とびしま海道7橋は絶景の宝庫

■岡村港から四国本島の今治へ行けます

岡村島は愛媛県今治市ではありますが、ちっちゃな離島。四国本島の今治へはココからフェリーで渡ることになります。1日4往復しかありませんので、とびしま海道経由で今治を目指すのであれば、しっかり時間の計画を立ててからが賢明です。


■穴場の展望台へ

岡村島のナガタニ展望台は知る人ぞ知る穴場の展望台です。

というのも、そこに至る道が狭く、急坂で嫌になる感じ…実際、バイクはもとよりクルマや人もナガタニ展望台で会ったことがないほどです(汗)。逆に言えば、いつも「貸し切り状態」ですので、その絶景を独占できます(笑)

そんなこんなで、今回もその絶景を独占!目の前にしまなみ海道の来島海峡大橋や四国の山々が広がる景色は圧巻です。ちょっと苦労しますが、ぜひ登ってみてください!


■御手洗地区へ

岡村島をあとにして、広島へ戻ります(笑)。江戸時代の町並みの面影が残る御手洗地区へ向かいました。高燈籠の前で記念撮影をしたあと、定番の地へ。実は、この御手洗にも絶景の展望台があります。そこは「歴史の見える丘公園」となっています。こちらはナガタニ展望台より比較的広い道と駐車スペースが用意されていますので、多くの観光客が登ってきます。御手洗の町並みやその周辺の島々、そして四国の山々が360度パノラマで広がります。御手洗まで来たら、必ず押さえてほしい絶景ポイントです。


■御手洗の町並みを散策

この日はオフシーズンということもあり、観光客もまばらでしたので愛車で古い街並みを回りました。

バイクの通行は禁止ではありませんが、道も狭く見通しも悪いのでバイクでの散策はお勧めしません。できれば、歩いてのんびり散策してみてください。タイムトリップしたような不思議な空間を楽しめますよ。


■帰りは7橋を一気走りで…

御手洗の町並みを散策したところで、この日の散策予定は終了。帰路につきました。帰りは、とびしま7橋を一気走り。

瀬戸の島々と左右に広がる瀬戸内海を眺めながらの走りは、この上なく気持ちいいです。

最後の安芸灘大橋が有料なのが玉にキズですが、それを補って余りある楽しさが、とびしま海道にはたくさんあります。


ぜひ、呉と組み合わせてツーリングしてみてください。楽しいですよ!

【ツーリングデータ】

バイク ヤマハFJR1300AS

走行距離 220km

燃費 18.2km/L

【走行ルート】


【参考動画】

制作・協力

よっしー

バイクの窓口事務局

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