【四国】満点の星空が見られる高知・徳島キャンプツーリング！

ここは仁淀川町が管轄するキャンプ場なのですが、

予約不要、無料、トイレ水道完備。

そして混雑皆無という隠れ家的スポット。

この日は私たちの他にはソロキャンパー１組だけでした。

暫くすると友人も到着。

友人との再会を祝い、それぞれ今までの旅を話しながらお酒も進みます。

どうです！この満点の星空。

標高も少し高いので夏でも涼しく、快適に眠りにつけました。

そして翌日、友人はしまなみ海道方面へと旅立ちました。

私は国道439号を高知県から徳島県まで延々と走ります。

特に徳島県に入るとこの国道439号は「酷道439号」へと豹変します。

そして、この道のハイライト「京柱峠」

標高1,123mからの眺望の素晴らしさに感動するとともに、

ここに辿り着くまでの異常なほどに九十九折れた峠道を無事に通って来たことへの安堵感。

たまに現れる対向車に幾度と冷や汗をかかされました。

そして、ここからは国道438号を経由して「剣山スーパー林道」へ入ります。

通行止め区間もあるので全線完走はできませんでしたが、

荷物満載で走る自分の姿に「旅してるなぁ」と感動（笑）

途中の「ファガスの森」で名物「シカカレー」を堪能。

鹿肉の臭みも全く無く、空腹に染み渡るカレーがたまらなく美味い！

今夜のキャンプ地は、スーパー林道の近くに位置する「岳人の森キャンプ場」

ここは有料ですが、多少混雑していましたが、

皆さんのマナーも良く、夜も静かで快適に過ごせました。

焚火で料理、徳島県のソウルフード「フィッシュカツ」でアルコールも進みます。

残念ながらこのキャンプ場では曇り空のため星空は見えませんでした。

そして翌朝、ガスに覆われたスーパー林道を走り下山します。

このスーパー林道、単なるダートというより、ガレガレの岩場を走ることの方が多く、

常にパンクの心配をしながらの走行です。

林道を下りきった場所にそそり立つ起点の標識と記念撮影。

今回は起点に向かって走っていました。

そして、なんと！

この日の夕方より急遽仕事との連絡が会社から入ってきました。

淡路島経由かフェリーのどちらで大阪まで帰ろうか悩んでいましたが、

最短で大阪に戻る必要がでてきたため、このまま徳島港へ向かい、フェリーで海を渡ります。

もちろんフェリー内では爆睡し、

気持ちよく和歌山港へ降り立ち、無事に大阪の自宅に辿り着きました。

こうして私のお盆休みでは無い、お盆期間のツーリングを終えました。

事前に宿泊先やルートを決めたカチッとしたツーリングもいいですが、

今回のようにテントを積んでの「行き当たりバッ旅」はスケジュールに追われることが無く、

その時の気分で行動できるのでより「旅」を味わえると思います。

そして、ツーリングを終え帰ってきたら落ち着く間もなく、直ぐに考えてしまいます…

「次は何処に行こうかな？」（笑）