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【島根】三隅・益田「春のお花見ツーリング」
- バイクのツーリング記事
- 2018.04.08
【きまぐれライダーよっしーの「エンジョイ・ツーリング!」】Vol.7。今回は島根県三隅・益田エリアをツーリング。行きたい場所へ行くことが目的でも勿論良いのですが、通りたい道を目指して出かける感覚はまさにバイクツーリングですね!

平成30年4月、のんびりツーリング倶楽部(通称のんツー)の仲間である、
にゃん太さんと春のお花見ツーリングをすべく、島根の三隅・益田方面へ行ってきました。
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野坂桜並木は穴場の花見スポット。芸北広域農道はオススメのルート
1)FZ6 fazer S6を駆るにゃん太さんのルート選びは斬新で楽しい!
今回、ご一緒しました“にゃん太さん”は、新しい道を開拓するのが得意技。
普段、私がソロツーするときは無難な道ばかりを選んで走っているので、にゃん太さんとのツーリングはとても新鮮です。
今回は斬新なコースを計画しているようでめっちゃワクワクしつつ出発しました。
2)待ち合わせ場所に30分以上早くついてスタンバイする気合の入れよう
待ち合わせ場所は、広島市北部の可部。
にゃん太さんは、予定時間より30分以上も早く着いていたようで、
少しお待たせしてしまいました(汗)。
久しぶりに二人でのツーリング、話は尽きませんが、ほどなくして出発。
最初に向かうのは、浜田市弥栄のある「野坂桜並木」です。
3)芸北広域農道は交通量も少なく楽しめます
可部を出発し、国道191号線、261号線、県道40号線を経由し、豊平の都志見地区へ。
そこから芸北町にぬける「芸北広域農道」が最初の爽快道です。
途中の石見路トンネルの手前にある大きな駐車場が、ちょうど展望スペースになっています。
眼下に広島の山々と豊平の街並みが一望できます。
4)弥栄町の野坂桜並木は穴場のお花見スポット??
芸北広域農道からつながる国道186号線を浜田方面へと走り、
県道を使って野坂桜並木を目指したのですが、
途中、通行止め箇所があり、浜田市金城地区から迂回して目指しました。
大長見ダム(紅葉湖)などなかなか風光明媚なところを走りましたが、
迂回した道路は1~1.5車線の狭路が多く、FJRには試練の連続でした(笑)
事前の開花情報では、野坂桜並木は微妙な感じでしたが、
ここ最近の暖かさのおかげか、結構咲いていて、十分楽しむことが出来ました。
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樹齢660年以上!三隅大平桜もオススメ。険しい道に注意
5)険道(県道)はFJRにとってまるで修行のようです!
野坂桜並木をあとにして、次に向かったのが浜田市の三隅地区にある「三隅大平桜」です。
ナビを頼りに向かったのですが、これまたとんでもない険道(県道)を案内!
距離的には近道だったのでしょうが、神経をすり減らしました。
6)樹齢660年以上の三隅大平桜
三隅大平桜は、これまでもこのシーズンに何度か立ち寄ろうとしましたが、いつも駐車できず断念していました。
今年は運よく駐車でき、その雄姿を拝むことが出来ました。
樹齢660年以上と言われている三隅大平桜。
ヒガンザクラとヤマザクラの両方を併せ持っているといわれており、
その大きさは、全国でも5本の指に入るといわれている古木だそうです。
その美しさと迫力は、見るものすべてを圧倒します。
比較的近い三隅の地のこんな素晴らしい桜があったとは、まさに灯台下暗し。新鮮な驚きを覚えています。
ぜひ、お近くの方は訪ねてみてください。必見です。
7)ランチは日本海を望むオーシャンフロントのダイニングカフェで
ランチ担当はわたくし「よっしー」。
ソロツーリングの時はラーメンやうどんなど簡単で洒落っけのないもので済ませたりすることが多いのですが、
今回のお花見ツーリングでは、ちょっとお洒落で、ゆっくり歓談できそうなランチスポットを探してみました。
8)ダイニングカフェ柿の木は絶景と美味しい料理で大人気!
益田市の三里ヶ浜のど真ん中に位置する「ダイニングカフェ柿の木」は絶好のロケーションです。
どの席からも、目の前の雄大で美しい日本海が望めますし、潮風を感じながら食事できるオープンウッドデッキもありました。
オーダーしたのは「週替わりおすすめセット」メインディッシュを肉か魚介かを選べる気の利きよう。
お味もボリュームも抜群でした。
メニューも豊富なので、好みや予算に応じてチョイスできるのも嬉しいポイントです。ここはホントおすすめです
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今回のメインスポット「医光寺」へ
9)今回のツーリングの一番の目的地「医光寺」へ
今回のツーリングの一番の目的地が益田市内にある「医光寺」です。
医光寺はあの雪舟が住職として招かれたお寺として有名だそうです。
今回は、その医光寺内にある「雪舟庭園」のしだれ桜がこの上なく美しいとの評判を聞きつけ、やってきました。
まず、目に飛び込んできたのが医光寺総門。
七尾城(益田城)の大手門を移築したと言われ、その歴史を感じさせる壮大なものでした。
10)雪舟庭園のしだれ桜とその庭園との調和はまるで絵画のよう
医光寺の雪舟庭園は、池泉鑑賞半回遊式庭園といわれ、数ある雪舟庭園のなかでも最高のものと言われているそうです。
ホント、私はド素人なのでよくわかりませんが、山の斜面を生かし、ツツジとしだれ桜が見事に調和した庭園でとても美しいものでした。
おまけに、お茶とお菓子までいただき、たいへんゆったりした時間を過ごすことが出来ました。
11)帰路も抜かりなく新しい道を探索
益田からの帰路は、普通なら国道191号線をまっすぐ帰るのですが、そこはひと味違うにゃん太さん。
またまた険道(県道)を見つけ、匹見町、匹見峡経由でドキドキを味わいました。
途中、見知らぬ銅山跡があり、行ってみようか悩みましたが、間歩まで1kmあったので断念しました。
また帰路では、あまりの悪路のせいかFJRの自動クラッチシステム(YCC-S)のエラーが出て
変速しなくなるハプニングがあったりしましたが、何とか無事帰還できました。
【まとめ】
桜の季節は一瞬で、なかなか休みと天候がマッチしなこともしばしばあります。
今年は天候にも恵まれ楽しいお花見ツーリングが出来ました。
いつとは違うルートを選ぶだけで、こんなにも新鮮なツーリングができます。
いわゆる酷道(国道)や険道(県道)と言われているところは、ハードなところも多々見受けられますが、
同時に、周辺には大自然が多く残ってたりもしますので、爽快です。
バイクならではの機動力を生かした過酷なツーリングもたまにはいいかもしれませんね(笑)
【ツーリングデータ】
バイク ヤマハFJR1300AS
総走行距離 274km
燃費 19.2km/L
【走行ルート】
【参考動画】
よっしー
バイクの窓口事務局