【北海道】あおたび！ちょっとディープな北海道 in 幻の道道

北海道に1年のうち、たったの１ヶ月間しか走ることのできない幻の道道があるのをご存知でしょうか？

美瑛と東川町を結ぶ道道1116号線。通称チョボチナイゲートと呼ばれています。

チョボチナイゲートがあるのは旭川市街地から南東へ約30km。

忠別湖という湖の近くです。

チョボチナイゲートから東川第7線ゲートまでの約12.4km区間が1ヶ月間のみ通行が許可された区間になります。

チョボチナイゲートです。

看板には開通期間の文字が。本当に1カ月間だけのようです。

早速行ってみましょう！全線綺麗な舗装路なので、オンロードバイクでも余裕で行けます。

一部道が細くなっていたり急カーブの箇所もあるので、対向車に注意しながら進んでいきます。

森の中を抜けると急に現れた大きな橋！嶺雲橋です。

緩やかなカーブを描いた橋の造形がとても綺麗で思わず停車。

眼下には山間と、遠くに旭川の街が見える絶景です。

大雪山にある三国峠を彷彿とさせました。

10月に入ってから行くと紅葉も見ることができます。

本格的な紅葉は11月頭かな。もう少し開通期間が長いとばっちりなのですが、安全には変えられませんね！

北海道には積雪による冬季通行止めがたくさんあります。

除雪しないので通れませんよということですね。

チョボチナイゲートも例外ではなく、冬の間は通ることができません。

春以降は雪解け水によって地下水の水位が上昇し、それにより地滑りの恐れがあるため通行が許可されていません。

地下水の水位が落ち着き、通行可能になるのが例年9月中旬〜10月中旬の1ヶ月間だけなんですね。

・10月〜4月までは積雪による冬季通行止め

・5月〜9月までは地滑りの危険があり通行どめ

・9月〜10月までは通行可能

2021年の開通期間

2021年の開通期間は9月9日11時〜10月12日11時までとなっています。

この期間に北海道ツーリングを予定されている方は行ってみては？