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【滋賀・福井・石川】ETC休日割引きよりも安く行ける!3県跨ぎツーリング(前編)
- バイクのツーリング記事
- 2019.09.11
【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】Vol.84。今回は滋賀県を中心に福井県→石川県と3県にわたるツーリングの前編をお送りいたします!序盤から魅力的な絶景スポットが目白押しです!

しかしなんですか!
この残暑のキツさは…連日の35度超とは参りました。
だからと言って、クーラーの効いた部屋にこもっていても仕方ない。
バイクで風を受けて涼まないと(笑)
今回は滋賀県〜福井県〜金沢県の三県またぎのキャンプバッ旅してきました。
猛暑の中、どうなるかと思いましたが充実のキャンプバッ旅になりましたよ。
2日間のバッ旅、2回に分けてお伝えします。
今回は大阪から高速道路をメインに移動します。
高速道路で移動が多い場合、このシステムを利用するとかなりお得になる場合もあります。
今回は大阪から福井県敦賀市までのプランを利用します。ETCの休日割引を使っても、このプランを利用した方が休日割引の更に半額程度になります。これはかなりお得です。
賢く利用したいですよね。
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「土倉鉱山跡」はまさに秘境
大阪から高速道路を乗り継ぎ、名神高速道路「米原IC」で降ります。ツーリングプランだと、コースの途中ICの乗り降り自由なのでそれを利用。
まずは滋賀県と岐阜県の県境に位置する「醒ヶ井」へ。
この醒ヶ井は清流が流れ、江戸時代には中山道の宿場町として栄えていました。
「平成の名水百選」にも選ばれた「居醒の清水」や、「梅花藻」という水中花も有名です。
梅花藻はキンポウゲ科の淡水植物で、水温14℃前後の清流でしか育たない貴重な花。白くて小さく、梅の花に似ています。
醒ヶ井の入口と賀茂神社の鳥居。
醒ヶ井に流れる地蔵川と梅花藻。
再び、高速に乗り次は「木之本IC」で降ります。
IC近くのツーリングライダーに人気の「つるやパン」でメディアにもよく出てくる「サラダパン」をゲット。
キャンプでのオヤツにしましょうか。
ちなみに、サラダパンとは言うものの、具材は「タクアン」です(笑)
ここからは国道303号線を東に向かいます。
「土倉鉱山跡」
ここは一般の鉱山跡とは違い、立ち入りが可能な全国から廃マニアが訪れる希少価値の高い鉱山跡です。
明治40年から昭和40年に閉山されるまで銅の採掘が続けられていました。
国道から分岐する林道を進むと、秘境の中に突如現れます。
ヨーロッパの城跡のような雰囲気です。
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広大な「徳山ダム」を駆け抜ける!
国道417号線を北上、「徳山ダム」へ。
2008年に完成、日本最大の総貯水容量を誇ります。
中央遮水方ロックフィルダムという種類のダムで、水を通さない粘土質の層の両側を砂利ではさみ、更に外側を岩石で覆っているのが特徴です。
貯水量は、浜名湖の約2倍の6億6,000万立方メートルで、ダム堤頂の長さは、新幹線「のぞみ号」の16車両(400メートル)を超える427メートルといわれています。
まぁ、とにかくその大きさに圧倒されます。
ダム湖畔を快走。
このまま国道417号線を走り続けると冠山峠越えの酷道になります。
荷物満載で越えるには少し大変ですが、尾根を走る林道は景色も素晴らしい。
峠道を下るとそこは福井県越前市。
越前と言えば…「越前そば」ですよね!
一目散に「越前そばの里」へ(笑)
大根おろし入りのだしをかけて味わう、シンプルながら奥深い福井の郷土料理。
香り高く喉越しの良い越前そばと爽やかな大根おろしがクセになります。
お土産に「生そば」を買って帰りたかったのですが、この猛暑のため断念することに。
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自然の大トンネル!「呼鳥門」
国道365号線を西に走り、いよいよ国道305号線の越前海岸に。
海岸線を北上、左手の海を眺めながらの快走、最高です。
暫く走ると「呼鳥門」が出てきます。
大きな岩が海になだれ込むようにせり出し、風と波の侵食で岩に穴がぽっかり開いた洞穴。
長い年月をかけてくりぬかれた自然の大トンネル・呼鳥門は越前海岸を代表する景勝地です。
以前は下を国道が通っていたが、現在では遊歩道が整備され、間近に見ることができます。
さて、1日目の移動は越前海岸沿いのキャンプ地を目指すのみになりました。
次回に続きます。
本日ツーリングルートはこちら↓↓
SHIN
バイクの窓口事務局