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【石川】スーパーカブで被災地へ、地元の方に案内してもらった能登の今。

  • バイクのツーリング記事
  • 2024.11.12

【茅ケ崎みなみの気ままに大冒険っ!】vol.70。今回はスーパーカブで被災地へ。現在の能登付近の様子をレポートいただきました。

バイクの窓口のみなさんこんにちは、YouTuberの茅ケ崎みなみです…!

今回は、チャリティライダーズイベント道の駅のと千里浜のゲスト出演のために能登地に

訪れたということで、現在の能登付近の様子をレポさせていただきたいと思います。

 

  • まずはお話しさせていただきたいこと。

実際のリアルなところをレポートさせていただくのですが、

震災からかなり月日が経っているため、人々に笑顔が戻ってきています。

 

悲しい・大変・辛そうというイメージを持たれる方もいるとは思いますが、

現在は「復興」段階になるのでその点踏まえて読んでいただけると幸いです。

 

※行った場所はあくまで一部になります。あくまで主観のレポートになります。

 

 

■石川の中でも被災箇所とそうでない箇所は全く違った。

 

正直、石川県って言って大丈夫なのか?

それが最初の疑問だった。

 

バイクが走れるのか?観光しても迷惑じゃないのか?

そもそも言っても平気な地域???

 

そこから心配していたけど、

実際行ってみて感じたことは「石川の主要観光地は余裕で観光できる」

 

石川県って思ってたよりも広くて、

被災箇所も確かにあるんですけど、金沢とか、千里浜なぎさドライブウェイとか、、、

フツーに行けるし観光も楽しめる!!

観光客の方も結構いるしそこは問題なさそうかなって感じました。

 

海鮮丼も能登地域で美味しいのフツーに食べれちゃいます。

 

金沢も余裕!!

人口密度がちょうど良くて、正直観光するなら今がいいかも。

 

  • 観光地ではない住宅街かつ能登半島の上の方が復興途中だった。

今回の被災箇所・復興途中地域は一人で行くのではなく。

能登に詳しい地元の方、「道の駅の支配人さん」と共に行くことに。

 

まずは、内灘へ。

 

支配人さん曰く、この土地は地盤が砂地らしい。

砂地なので地面が液状化してしまい地面が盛り上がったり下がったりしているとのこと。

 

電信柱の傾き具合が激しく、倒れてくるんじゃないかと心配になる。

 

地盤によって被災状況が変わるらしく、

被害が少ない家もあるとのこと。

 

家の前でフツーに車の洗車している人もいたので、

生活がちゃんと今もできている状況も家によってはあるんだと感じた。

 

内灘地域では地盤によって、家の作りによって、

今も生活できる家とそうではない家があると感じた。

 

 

■主要道路はほとんど直ってるみたい。

主要道路は普通に走れる。

バイクで走っても問題がなさそうでした。

 

画像は、石川の内灘から少し北の方に走ったところですが、

お店もやってる、人の通りもある。

 

観光しても大丈夫そうな雰囲気っ

 

  • 箸休め!海が凄まじく綺麗な場所に寄り道。

とぎの海に寄り道。

能登美しさが凄まじい。

いや、すごいよこれ!!

 

海の色が異次元すぎて、楽園かっ

とツッコミを入れたくなるほどの青。

 

やはり、被災箇所をみたりすると心がモサモサする自分がいる。

だけどこの海を見たら少し落ち着いた。

 

自然は、美しくもあるなと感じた瞬間でした。

 

そしてここには、ギネスブックにも掲載された世界一長いベンチがあるんです!!

全長460.9メートルのベンチ。

もちろんちゃんと座ってきました!

 

 

■しばし走行すると、海がなくなっていた。

お分かりいただけるだろうか。

支配人さんによると、ここは海だった場所だったらしい。

 

奥の方に見えるテトラポット。

 

そのテトラポットはかつて海の中にあった。

そう、震災前の話である。

 

地震というと海の面積が広がるイメージが個人的にはあったんですけど、

この場所は海岸線が遠くなったらしい。

 

ワタシも詳しくはないんですけど、

どうやら、地震というのは地形が変わるものなんだと肌で感じた瞬間だった。

 

 

■總持寺 祖院とその周辺を走る。

 

この場所は、くるのはちょっと気をつけたほうがいいかも。

ここまでくるための主要道路である「国道249号」はバイクで普通に走れるんですけど、

民家の方に少しでも入ると震災の爪痕が残されていた。

 

能登の地域の上の方は、古い家屋が多く家屋倒壊している箇所が多かった。

休日だからか、人も少なく閑散としていて、工事やボランティアの人も思ってたよりは多くはない印象だった。

 

ここに行きやすいかどうかは時間の流れとともに変わってくるので、お伝えしておきます。

撮影時の日時は、8月17日です。

 

私は地元の人なので、来てもOK、来てはNOの判断は正直できない。

 

ただ主観的なつぶやきですが、主要道路は走れるし、能登はいい道が多くてツーリングは楽しめると思います!!道の駅はバッチリ空いていたので!

 

現地に行って、被災箇所を目の当たりにすると言葉が出てこない。

うまく何かが言えない。

 

記事でも、なんかうまくお伝えするのが正直難しいです。

動画にもなっているので、こちらの方がまだ何か伝わるかも

 

そして帰り道ー・・・

 

やっぱり能登はいい道が多くて、ツーリングが気持ちいい。

いろんな思いを抱えながら今日は走ったけど、

想像以上の場所を見て、いろんな感情になった1日だった。

 

こうしてツーリングできることが、バイク旅ができることがいかに楽しいことなのか。

 

好きな地域だからこそ、復興を祈るほかない。

 

 

■あとがき

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

 

今回は第70回目の記事という事で、能登ツーリングと現実を語らせていただきました。

 

人の数だけ旅があり、そして思い出がある。

 

これからもツーリングスポットの共有やバイクの魅力を楽しく伝えていくので、またご覧いただけると嬉しいです!

 

現在道の駅のとでは、茅ケ崎みなみ✖️道の駅のとのコラボステッカー販売中です。

ちなみにこのステッカーの売り上げは義援気になるのでよかったら楽しく募金してゲットしてくれると嬉しいです。

 

それでは次回の記事でお会いしましょう!

 

制作・協力

茅ケ崎みなみ

バイクの窓口編集部

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