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【大阪⇒石川】バイクで日本列島横断!ライダー必見SSTR参加ツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2018.06.19
【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】vol.36。今回はSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)の参加レポート。太平洋側で日の出をみて、日中の間に日本列島横断。日本海側で日の入りをみるという、冒険心をくすぐられるイベントです。日本列島を横断する途中には一定数以上のSAやPA、道の駅を経由しなければなりません。SHINさんは大阪府泉大津市からゴールである石川県千里浜を目指します。

今年も SSTRに参戦してきました。
今回で3回目の参戦です。
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折角なのでスタンプラリーも実施。途中、せせらぎ街道を経由!
SSTRとは…
SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、世界的なオートバイ冒険家・風間深志さんが発案した、オートバイによる独走的なツーリングイベント。
基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。
「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)をテーマに掲げ、東の海に昇る朝日ととともにスタートし、太陽を追い駆けながら日本列島を横断し、石川県の千里浜にて西の海に沈む夕日を見送るという、かつてない壮大なスケールのアドベンチャーラリー。
上記説明はSSTRのホームページからの抜粋です。
迎えた当日の朝、夜明け時間の4時50分に大阪府泉大津市の泉大津大橋で仲間と日の出を迎えます。
このSSTRのルールには千里浜までの行程で10ポイント以上稼がなくてはなりません。
このポイント、道の駅は2ポイント、高速道路のSAやPAだと1ポイントという感じです。
大阪から京都、滋賀を抜けて岐阜へと抜けました。ここまでは基本的に名神高速道路等の高速道路利用です。
混雑する都市部を下道で走るのはリスキーという判断です。
それぞれ立ち寄り場所にて。
立ち寄り場所はスマートホンでSSTRシステムに登録するのですが、私たちはせっかくなのでと、記念にスタンプも押しました。
万が一、システムに不具合があった場合の立ち寄り証明も兼ねています。
岐阜からは下道で北上します。
「せせらぎ街道」こと岐阜県道73号線です。
各地に点在するライダーの聖地。その中でもこのせせらぎ街道は本当に気持ちのいい道です。
途中のパスカル清見では、この地方の名物の「鶏ちゃん」をいただきます。
他にも途中の道の駅で「明宝ハムソーセージ」「飛騨牛乳」「白エビコロッケ」等
買い食い(笑)しながら北上します。
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ゴールまであと少し。行きついた先は情緒ある景色広がる日本海!
せせらぎ街道からは高山清見道路~東海北陸自動車道を経由して富山県の「雨晴海岸」に到着しました。
レトロな雰囲気の雨晴駅舎、線路越しに見える海岸。なんとも情緒があります。
この地名の由来が気になるところですが。
調べてみました。
1187年に源義経が頼朝の手から逃げる途中、この海岸を通った時に突然に雨に降られ、岩屋に逃げ込んで雨が上がるのを待ったことに由来するそうです。
この雨晴海岸、天気が良ければ立山連峰が見えるのですが…
うっすらと見えるのがわかります?
一応、肉眼では薄っすらとは見えているのですが(苦笑)
ここまで来たら、ゴールの千里浜は目の前です。
国道415号線を西に走り千里浜へ。
千里浜海岸には既に沢山のバイクが集まっています。
砂浜はバイクで埋め尽くされています。
そして、砂浜各所で写真撮影。
私たちも一応記念撮影(苦笑)
すれ違うライダーにVサイン、エールを送ります。
砂浜を颯爽とゴールに向けてラストスパート。
ゴールゲートを通過する瞬間がたまりません。
ゴールゲートでは地元の方々が手を振り歓迎してくれています。
見事な夕日に言葉もでません。
太陽が沈んだ後も続々とゴールインのバイクが途切れることがありません…。
最後は感動の花火でライダーを祝福してくれます。
当日の夜はキャンプをしたり宿泊施設で泊まったりと参加者はそれぞれ楽しんでいます。
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無事ゴール。余韻に浸りながらの宴は最高の一言!
私たちは七尾市まで移動、仲間と宿泊ホテル近くで祝賀の宴。
既に思い出となった今日一日の話で話が尽きることはありません。普段のツーリングではアルコールはご法度ですが泊まりだと心置きなく呑めるのが嬉しい♪
宴が終了後はホテルで部屋呑み(笑)
アテは北陸方面のソウルフード「ビーバー」
このビーバーが美味しくてエンドレスで食べてしまいます。ビールとの相性は最高!
この地方のコンビニに普通に売っていますので気になる方は是非とも。
翌日は千里浜海岸で表彰式です。
主催者の風間深志さんや、三好礼子さんに加曽利隆さんが会場を盛り上げます。
MCはお馴染み多聞恵美さん。
表彰式会場で完走証を受け取ります。
31ポイントです。かなり健闘したと思います。
しかしながらトップは70ポイントオーバーだったようです(苦笑)
ちなみに、スマホではSSTRシステムによる走行ログを見ることができます。
表彰式会場を後にし、越前海岸経由で大阪まで戻りました。
その道中もSSTRライダーとすれ違う度に手を振りあいます。
そう、家に到着までSSTRは続いています。
今回も昨年に続き最高の天気で最高のイベントになりました。
日本全国から参加した3000名のライダーがひとつになれました。
この夕日を見ながらゴールした参加者皆が言う。
「来年も千里浜で会おう!」
SHIN
バイクの窓口事務局