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【石川】能登さくらの駅ツーリングレポート
- バイクのツーリング記事
- 2017.04.13
【女性ライダーを応援するバイクの窓口】Vol.6。主に女性ライダー目線のバイク情報をお届けするシリーズ。今回のテーマは「能登さくら駅ツーリング」です。
4月は桜の季節、バイクライフが楽しめる春がやってきました。
平成27年3月に北陸新幹線が開通して話題になり、
全国的に知る人も増えた石川県金沢市。
この石川県は海に突き出した半島になっているのですが、
おすすめの観光地というだけでなく、
素敵なツーリングスポットがたくさんある場所でもあるのです。
特に金沢からもっと北の能登と言われる地方は、
自然がいっぱいで海あり山あり、交通量も少なく、何と言っても信号が少ない!
バイクで走るべき、たくさんの良い道と素敵な景色があります。
この能登地方で、この桜が咲く時期にぴったりな場所をレポートします。
今回は石川県の七尾市を通り、石川県鳳珠郡穴水町にあるその名も「能登さくら駅」に向かいます。-
金沢からのルート
のと里山街道という、海岸沿いをずっと走ることのできる道があります。
以前は有料道路でしたが、今は無料になっています。
徳田大津で左に降り、3号線を走って249号線に出ます。
大津という信号で左折すると、ずっと「のと七尾線」を横に見ながら進むことになります。
そのまま249号線をずっと進んで行くと、笠師保駅、西岸駅と来て、能登鹿島駅に着きます。
所要時間は、1時間30分ほどです。
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能登さくら駅
能登鹿島駅は、能登さくら駅という愛称で親しまれています。
その名の通り、駅の周りの道から電車のホーム沿いまで、
ずらっとソメイヨシノが植えられています。
1999年に、第一回中部の駅百選に選ばれました。
桜の時期には駅やホームが桜で囲まれ、国道からも桜が咲き誇っているのが見られます。
能登さくら駅(能登鹿島駅)
石川県鳳珠郡穴水町曽福 のと鉄道七尾線
桜が満開の時期に電車がやってくると、
桜のトンネルを通るかのようになります。
散ってくる頃になると、道にたくさんの桜の花びらが落ちて、
それを巻き上げながらバイクで通過するのがまた楽しいのです。
駅に入るのは無料で、ホームまで散策できます。
駅としての駐車場はありません。
さくら駅に上がるまでの坂道や、道路脇に停めて桜を見にくる人も多くいます。
お花見の時期は、多少は混み合っても、
お互いに邪魔にならないように気を使って停めて、桜を楽しみましょう。
夜にはライトアップもされて、とても幻想的です。
24時間解放されていますので、いつでも桜を見に行くことができます。
1時間に1本〜2本くらいですが、ラッピング電車が走ります。
ラッピング電車とは、広告を印刷したラッピングフィルムを車体に貼り付けてある車両のことです。
ひとつは、花咲くいろは、というアニメのイラストが描かれた電車です。
もうひとつは、石川県輪島市出身の漫画家永井豪さんの漫画キャラクターのラッピングをした電車です。
マジンガーZ、デビルマン、キューティハニーのキャラクターが描かれています。運良く見られたらいいですね!
桜の時期には、さくら祭りが行われています。やきそばや桜餅、牡蠣ごはんなどの屋台も出ていますよ。
桜は、4月中旬から下旬まで楽しめます。
バイクの窓口事務局
カキウチミチコ