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【長野】美ヶ原トレランレースツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2022.07.26
【yz-3のエンジンあたためますか】vol.15。今回yz-3ご夫婦は、長野県美ヶ原でトレランレースを楽しみました。軽装で山を走るドМな競技だそうです!

どーも!バイクの窓口読者の皆様。
夫婦ライダーのyz-3(と夫のトムちゃん)でございます。
実はここ数年トレイルランニングなるものを嗜んでいる我々。
とうとう嗜むだけでは飽き足らず、今年はレースに参加しちゃいました。
レース会場は長野県美ヶ原。もちろんバイクで向かいます。
初レースの結果はいかに!?
【目次】
1.出発~美ヶ原
2.ペンションで一泊
3.トレランレース出場
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出発~美ヶ原
知らない人の為に、トレイルランニングとは何かを説明しておきましょう。
ざっくり言うと、軽装で山を走るドМな競技です。
今回我々が参加するレースはショートの15kmコースですが、ロングコースになると80kmも走るそう。ちょっと信じられない距離ですね。
知人友人にはレースに夫婦で参加することを告げると驚かれ、ましてやバイクでレースに向かうことを告げるとドン引かれる始末。
まあ素人さんは真似しちゃいけません。我々だからこその選択ですね。
とはいえ、余裕をもってレースに臨みたいので、現地には前日入りすることに。
7月1日(金)、午前中に仕事を切り上げて、さくっと長野県の会場へ向かいます。
名古屋市から東名高速に乗り、土岐JCTで中央道に乗り換えて長野県諏訪方面へひたすら走ります。
ちなみに今回は荷物の入るフォルツァでのタンデムツーリングです。
ひたすら高速道路を走行しますが、なにせこの日は35度を超える猛暑。
バイクに乗っているだけで、みるみる体力が削られます。
熱中症でぶっ倒れる前に、恵那峡サービスエリアで休憩を取ることにしました。
遅めの昼食は鶏天丼とカレーライス。
この鶏天丼がえらいおいしそうだったので、次来た時はyz-3も同じものを頼もうと思います。
普段のツーリングは土日ばかりなので、平日でガラガラのSAは新鮮です。
先を急ぐので食後にすぐ出発しましたが、綺麗でお店も多いのでじっくりと滞在したいSAです。
体力が回復したので、ぐんぐん進めばあっという間に長野県に入りました。
どこを見ても山山山。軒並み標高が高そうで、これぞ長野県!という感じ。
しかし、山の天気とは移ろいやすいもので、あんなに晴れていたのにパラパラと小雨が降ってくるではありませんか。
聞いてないよ~とぼやきつつも、カッパを着るまでもなく雨は上がってくれたのです。
移ろうねぇ。さっそく長野県の洗礼を浴びた我々なのでした。
いい加減後ろは飽きたyz-3、トムちゃんをタンデムシートへ追いやって運転交代です。
初めて走る道に若干びびりつつも、ワインディングもなんのその!
翌日の会場ブランシュたかやまスキーリゾートへ無事たどり着いたのでした。
会場でさくっと事前受付を済ますと、参加特典としてTシャツが貰えました。
余裕のある今のうちにゴール位置で撮影しておきました。
天気もよくて明日が楽しみです。
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ペンションで一泊
今回我々が泊まるお宿はビーナスラインを通って向かいます。
前々から憧れていた有名なビーナスラインにまさかこんな形で走ることになるとは。
ラッキービーナスラインにはしゃぎつつも、あっという間にお宿に到着です。
今回は素泊まりのため、一度宿に荷物を置いて、夕食の買い出しにコンビニにフォルツァでひとっ走りします。
ポカリスエットの棚とおにぎりの棚がすっからかんではありませんか。
これは、明日レースに出る人たちが買占めているな…。
我々も夕食と明日のスポーツドリンクや朝食を購入し、宿へ戻るべくバイクを走らせていると…。
「あ、シカだ」
唐突に道路を横断する鹿たちと遭遇しました。
「シカだねぇ」
「シカでした~」
なんて笑っていると、…山の天気は移ろいやすいもので(2回目)、雷が鳴ったと思ったら、いきなりの雨!雨!!大雨!!!
ううううううううう…
油断していた我々に早くも美ヶ原の山々は牙を向いたのでした。
ビーナスラインの洗礼を受けた我々は、びしょ濡れになりながらもなんとか宿に帰り、明日に備えて早めに就寝したのでした。
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トレランレース出場
7月2日(土)。
大会当日は昨晩の雨が嘘のような快晴です。
早朝のビーナスラインはなんと美しいのでしょうか。
朝の高原を堪能しつつ、会場入りします。
レースにバイクで来るようなバカは私たちだけかと思いきや、他にも2台のバイクが停まっておりました。どうやらプロは私たちだけではない様子。
なんやかんやと準備をしていると、あっという間に午前9:00。
レーススタートです!
私yz-3の目標は制限時間内にゴールすること!
大丈夫でしょうか。
ちなみにコースはこのように、美しい景色が続きます。
おおむね走ったトムちゃんは2時間半でゴールし、
おおむね歩いたyz-3は3時間55分で無事ゴールしました。
制限時刻13時の5分前ギリギリの到着です。
無料で提供してくれた豚汁が五臓六腑に染み渡るおいしさです。
具沢山で本当においしかったけれど、クルマがないので車内で涼みながら食べる、ということができない悲劇。炎天下での豚汁、美味しいのにおかわりできない(涙)
やはりレースはクルマで行くべきですね。
なにせバイクだと荷物の制限があるし、エアコンかけてゆっくり休憩、なんて身体を休めることができません。
さすがの我々もバイクの限界を感じた瞬間でした。
レース後は諏訪を観光したかったのですが、体力の消耗が著しく、断念。
汗と砂埃まみれの身体を癒すべく、諏訪の温泉施設ロマネットさんへ向かいます。
トレラン後のお風呂。
ありがたい…。
日焼けした体には少し熱かったけれど、癒されました…。
しかし、やはり山の天気は移ろいやすいもので(3回目)、
ゴロゴロと雷が鳴り始め、怪しい雲行きに危険を察知した我々。
本当はそのままロマネットさんで昼食をとりたかったのですが、食欲よりも安全第一。
カッパを着ると、すたこらさっさと名古屋へフォルツァを走らせました。
結果的に雨は降らなかった、というか、我々の向かう方向には雨雲がいなかったため、雨に降られず帰ることができました。
しかし長野!
長野といえばお蕎麦です!
逃した昼食の代わりに、恵那SAでしっかりお蕎麦を購入し、帰宅後の夕食でおいしくいただいたのでした。
そば!うまいっ!!
今回のツーリング、さすがにフォルツァで長距離タンデムは厳しいものがありました。
でもスクーターは楽すぎてトレラン大会後でも運転余裕!なので、ビッグスクーター万歳なのでありました。
でも、ま、次のトレラン大会は荷物問題的にクルマのほうがいいかな、と学んだ我々なのでした。
yz-3
バイクの窓口編集部