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【兵庫】聖徳太子生誕1400年!バイクでゆかりのお寺めぐり
- バイクのツーリング記事
- 2021.03.28
【ちゆの毎日にりんびより】vol.12。今回は兵庫県太子町へツーリング!聖徳太子ゆかりのお寺をめぐりました!
今年は聖徳太子の生誕1400年記念ということで、兵庫県太子町にあるゆかりのお寺2軒をめぐってきました♪
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奈良気分にひたれる「斑鳩寺」
「斑鳩寺」といえば奈良県ですが、じつは兵庫県にも同じ名前のお寺があるんです。
今年お正月にも参拝に来たのですが、人混みすぎて断念。晴天の今日、ようやくリベンジすることができました!
ここ播磨の国には、聖徳太子が推古天皇から下賜された水田が広がっており、この斑鳩寺はその史実に基づいた貴重な建築物。
さっそく門からみていくと…
巨大な仁王像が左右に構えています。ド迫力。
お寺って、空気までなんとなく清浄な感じがします。
ただ砂利を踏んで歩くだけでも気持ちのいい、広々とした境内。
散策するのはたった数人、ほぼ貸し切り状態です。
(↑ようやく人をひとり発見!)
この三重塔は重要文化財に指定されています。
兵庫県なのに、奈良気分にひたれるのがポイント。
境内には立派なクスノキが何本も植わっていて、お散歩にちょうどいい木陰を作ってくれています。
聖徳太子のシルエットがあしらわれたのぼり旗。
それにしてもこういうところに来ると、やっぱり聖徳太子が実在したのかどうかが改めて気になります。
一説には「人間ではなかった」などと言われており、じゃあ何者だったのか?という話ですね。数々の逸話をふくめ、神秘の存在です。
この摩尼車(まにぐるま)は近年設置されたばかりで、1回転させるごとにお経を1回唱えたことになる(=一転一誦)というもの。
お経が読めなくても、功徳が積めちゃうんです(便利♪)。
厩戸皇子ゆかりの馬&高松宮殿下お手植の松を同時にフレームイン。
おめでたい1枚です。
本堂に設置のちょっとお顔の怖いこの方は、「賓頭盧尊者(びんずるそんしゃ)」だそうです。
「おびんずるさん」とよばれ、自分の体の悪いところとこの像の同じ箇所を交互になでると良くなるといわれています。
でも現在、残念ながらコロナ下のため接触NG(涙)。
そして参拝の鈴のついた縄もコロナのため、天井に巻き上げられていました。
来年こそは拝めますように…。
ただ今は、コロナ収束を願うのみです。
聖徳太子がお籠りになったとされる八角堂(夢殿)を模したもの。
法隆寺の八角堂は1階建ですが、このお寺のはなぜか3階建です。立派…!
このお寺全体は徳川時代のものですが、このお堂だけ新しく増設されているので壁がまだ真っ白です。
これで境内を一巡。大満足です♪
外へ出ると、かわいいおじさんの「止まれ」看板。
「飛び出し坊や」じゃないのが珍しくて、思わず激写です。
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聖徳太子の妻を祀っている?!「稗田神社」
次に近くの「稗田神社」へ。
名前のとおり、あの稗田阿礼をまつるお寺のようですが…
建立の由来にはもうひとつあり、「聖徳太子の妻を祀っている」という説もあるそうです。
さきほどの斑鳩寺との距離も近く、このあたりの地名も「鵤(いかるが)」とあって、聖徳太子になんらかのかかわりがあるとされています。
ここ、すごい参道!鳥居から山門までものすごく長い距離があり、バイクを乗り入れることができて大満足です♪
ただ左右に民家がすごく近いので、マフラーの音が迷惑だったかも(すみません☆)。
本堂はこんな感じ。こぢんまりとしてかわいいお寺♪(両サイドの塔の文字がなんだかオシャレ)
境内をゆっくり散策していると、あっというまに数時間たっていて、コロナ下での運動不足をちょっぴり解消できました。
ふだんはそんなに思い出すことのない聖徳太子様ですが、今年は記念年とのこと。ふたたびあの謎めく存在に思いをはせてみようと思います。
この日は桜が3分咲きで春の陽気でしたが、どちらのお寺も人の姿はまばらで、まだまだコロナの影響を色濃く感じた1日でした。
でもバイク乗りはたくさん見かけましたね。ヤエーもしてくれましたよ♪
ほかにもここ太子町には、「太子山公園」や「鵤(いかるが)交差点」など、聖徳太子にまつわる地名&スポットがたくさん♪
国をあげての聖徳太子1400年プロジェクトの年なので、近隣の方はぜひ訪れてみてくださいね。
ちゆ
バイクの窓口編集部