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【兵庫】小京都・兵庫県龍野市~目指せ!レア度の高い「しょうゆの自販機」ツーリング
- バイクのツーリング記事
- 2020.12.31
【ちゆの毎日にりんびより】vol.1。ちゆさんによる新コーナースタート!第一回目は兵庫県龍野市へツーリング!「しょうゆの自販機」を目指して走りました!
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お醤油の香りの立ち込める街「龍野」へ
小京都と呼ばれる兵庫県・龍野(たつの)。
ここに、ちょっと珍しい自販機があります。
その名も…
<しょうゆの自販機>!
うすくち醤油の発祥の地ということで、レア度の高い自販機が設置されているんです。
龍野市には揖保川という大きな川が流れており、近辺は「小京都」の名にふさわしい、ちょっぴり複雑な小径の街が広がっています。
(Googleマップにも、ちゃんと「しょうゆの自販機」と掲載されてます♪)
二輪御用達の超細道
今回わたしはお醤油ではなく、別の戦利品を求めてここへやってきました。
お醤油の香りの立ち込める街。
まさにバイクツーリングにふさわしい、歴史あるお醤油の街です。
幅の狭い小径はクルマではたどり辛いので、ほんとに二輪向きって感じがします。
二輪を置いて歩くのもまた楽しい。
(駐禁にはくれぐれもご注意くださいね)
寒すぎて人っ子ひとりいない街ですが、ちゃんと今日も自販機は稼働してくれていました。
ミニ蔵のような瓦葺の屋根と、「商い中」の看板が風情たっぷり…!
自販機のハス向かいには、<醤油の郷 大正ロマン館>という、名前のとおり浪漫に満ちた西洋風建物が。
師走なので、サンタさんが煙突をよじ登ってます。
はいからさんが出てきそうな、大正ロマンのモダンな建築。
(時間がなくこの日は素通り)
以前秋にこの近辺を訪れたときは、紅葉まっさかり。
冬枯れのいまとはまったく違う景観を楽しめました。
龍野は山深いので、お醤油の街というだけでなく、紅葉狩のメッカでもあるんです。
気軽に京都にいけない私、ふだんはこの龍野周辺でプチ京都気分を味わっています。
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「しょうゆの自販機」で目的の戦利品をゲット!
自販機で販売しているもの
売られているのはふつうのジュースや缶コーヒー、どこか懐かしい紙パックジュース、そしてその下に…
カネヰ醤油さん発<うまみ醤油>と、その隣に今回のツーリング目的である<菜(さい)もろみ>が。
自販機でもろみを買う機会って一生のうちにそうそうないと思うので、このレア体験、ぜひ多くのバイカーさんに味わっていただきたい…!
いまにふさわしい非接触の自販機
このコロナ下で「対人ではなく自販機販売」というのが、時代にマッチしてていいですね。
こちら、ふつうにボタンを押すのではなく、ナンバータイプの自販機(毎回ワクワク…!)。
UFOキャッチャーのようなアームが移動して、取り出し口に商品を落とすしくみです。
(ガコン)きたー!
じつはこれ、3つの小分けパッケージになってます。
和のシブい色使いが伝統を感じさせますね。
菜もろみ、獲得!
何度も買いにきてるのに、毎度初めて買ったかのようなワクワク感。
外側の箱は、バッグみたいなハンドルがついててカワイイんです。
この菜もろみを買うためだけに寒空の下、バイクをひっぱりだした私。
家族に毎度あきれられてますが、そんなことはおかまいなく、達成感でホクホクです。
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周辺散策♪プチ京都気分を味わう
ついでに周辺をブラリ旅
菜もろみ目的じゃなくても、ただ二輪で走るだけでワクワク感みなぎる街並み。
細い路地をのんびり走るだけで、別の時代の異世界にトリップしたようなフシギな気持ちにひたれます。
このあたりは古くて立派なお寺が多く立ち並んでいます。
二輪でちょっと走るだけで、すぐにお寺に遭遇するレベル。
菜もろみを買うたびにあたらしいお寺を発掘できるのも、この地域の楽しみのひとつです。
ここまできたら、ついでに有名な龍野城もみておきたいところ。
じつは、しょうゆの自販機とはたった数ブロックの距離。
12月ともなると、日暮れ時が帰宅どき。
今日はお城には入らず、ここで引き返すことにします。
戦利品をホクホクと眺める
箱には「も」「ろ」「み」の文字が3面にプリントされていて、ちょっとおもしろいデザイン。
買うたびにあきることなく、文字をブロックのように組みたてて遊んでしまう私です。
クルマでなく、わざわざ二輪で買いにいった菜もろみ。
おいしさが格別です…!
ちなみに中は透明パウチで、容器にうつしかえて早めに食べきることができます。
(もちろんおいしさはお墨つき♪)
ちょっとしたおすそわけにも便利なご飯のお供を、ぜひ龍野ツーリングで!
ちゆ
バイクの窓口編集部