【兵庫】冬はカレーうどん！鬼極寒×舌つづみツーリング

カレーうどん好きによる、カレーうどん好きのための、カレーうどんツーリング。

本日の冬将軍（参加者）は2名です。

カレーが衣類に飛び散ってもいいように、黒ずくめ率高し。

ちなみに、もれなく朝ごはんは抜いています。

コテージ入口をくぐると漂う、濃厚なカレーうどんの香り…！

ここはカレーうどんの人気店、兵庫県佐用郡の「かずら」さんです。

店内は遊び心あふれる空間。

オーナーさんご夫婦のサービス精神がそこここに感じられます。

ラジコンや懐かしのLPレコードなど、ワクワクする装飾がいたるところに…！

眺めて楽しんでいたら、あっという間にうどんタイム到来。

来ました！お店イチオシの「牛スジカレーうどん」♪

とんでもない大きさの器に、なみなみと注がれたカレーつゆ。

半熟たまごを割り入れると、さらにコク＆風味が増し増しに。

麺に味が絡みにくいはずのカレーうどんですが、かずらさんのはひと味違いますよ♪

カレーうどん好きを無言にさせる美味しさです。

こちら、「牛すじカレーうどん」に並ぶ人気の「ビッグとんかつカレーうどん」。

このボリューム感＆味わいなのに、良心的過ぎる価格設定。

お財布にも冬バイカーにもやさしいお店なのです。

遠くから食べにくるファンが多いのもうなづけますね。

ふと部屋の隅に目をやると、なにやらバギーのような乗り物が。

聞けば、オーナーさんがゴミ置き場から拾ってこられた壊れた四輪車なのだとか（！）。

打ち捨てられていたところを彩色し、オブジェとして蘇らせた手腕。恐れ入ります！

「新しくモノを買うばかりでなく、こうして廃材をリメイクするのもオシャレでステキだな」とあらためてモッタイナイ精神を学んだ私。

＜バイクで廃材を探す旅＞なんてのもいいかも…（笑）

すっかり温まった体で、再び屋外へ。

のどかな佐用の冬山を見渡して、伸びをしました。

この寒々しい景色は、冬ならではのお楽しみ。

茶褐色の山々も、また次に訪れるときには違う表情を見せてくれそうです。

秋にお邪魔したとき、お店の脇に咲いていたワレモコウ。

今回は立ち枯れていて、「ああ、もうすっかり冬なんだな」と気づかされます。

バイクって、うっかり見過ごしてしまいそうな小さな季節の移ろいを肌身に感じとれるのがいいですね。

・オーナーさん、また来ます！

頂き物やリサイクル品のみで構成された、かわいい外観のお店を後にします。

走行風の冷えでガチガチに固まった肩も背中も、カレーうどんの温もり＆オーナーさんご夫婦の歓待にときほぐされて、「さあ、もうひと走り！」という気持ちに。

冬タイヤと路面の接面が少し固く感じるこの季節。

巻き込み風と戦いながらの極寒カレーうどんは、冬のバイクの風物詩です。

（帰宅してすぐなのに、もうすでに食べたい…中毒性アリ）