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【京都】昭和レトロ自販機の聖地を訪れる

  • バイクのツーリング記事
  • 2021.09.29

【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】Vol.109。今回SHINさんは、レトロ自販機の聖地『ドライブインダルマ』を満喫したようです^^

猛暑もようやく落ち着き朝晩も冷え込み、すっかりと秋になってきましたね。


ツーリングにはもってこいのこの季節、久々に訪問したい場所があり、ツーリングに行ってきました。


場所は京都府舞鶴市。


最近、とても「熱い」場所があるんですね。「関西レトロ自販機の聖地」と呼ばれている場所です。


ここ数年、日本各地のレトロ自販機のブームが凄いことになっていますね。


芸能人がSNSで発信されていることもあり、その人気は止まることなく続いています。


昔からレトロ自販機を愛していた身としては、嬉しい反面、そっとしておいて欲しかった場所でもあるんですよね〜(笑)


ともかく久々に「関西の聖地」に訪問して現在はどうなっているのか見に行ってきました。

  • ドライブインダルマ

京都北部の中心地「福知山」からは国道175号線を北上します。



舞鶴市に入ると国道178号線と合流、そしてしばらく北上すると「聖地」に到着です。



「ドライブインダルマ」


京都府北部を流れる由良川と田んぼが広がる、のどかな舞鶴と宮津の境界線近くの国道178号沿いに、昭和46年(1971)から営業を続けている「ドライブインダルマ」


ここは「昭和レトロ自販機マニア」の関西の聖地と言われています。


店内に入ると、年代物の自販機やゲーム類がズラリと並びます。


そして何より驚くのは若者が多いこと。


以前来た時は40歳以上と思われる人ばかりでした(笑)


  • ダルマと言えば、この自販機

度重なる由良川の氾濫にも耐えて、40年以上稼働してきた「川鉄計量器めん類自動調理販売機」


どうやら、この「ダルマ」ですが、現在、川鉄自販機が稼働する最後の店となったようです。


と、言うことは、日本に残存の稼働する川鉄自販機3台がこの場所にあると言うことになります。


完全に聖地ですね。


この店のオーナーに感謝です。


40年以上前の自販機。愛情を持ってメンテナンスをしていかないと、こうはいかないでしょう。


確かな意地を感じます。


度重なる消費税増税にも負けず、良心的な値段で頑張っています。


もちろん500円玉みたいな、超近代硬貨なんて使えない。


この40数年の間にいったい何枚のコインがすりぬけたであろう。


コインを入れるときのコトンという音も心地好い。


27秒でこれだけいろいろ楽しませてくれる機械はなかなかないと思います。


じっくりと時を重ねてきた自販機達と対話するように、ラーメン、ウドンをすすっていただきたい。


きつねうどんをいただきます。


柔らかめの関西うどんと甘いお揚げの相性も良く、美味しいです。何だか懐かしい味ですね。


他にも貴重なハンバーガー自販機やゲーム機もあるので、ほんのさわりだけでも。


このハンバーガーの自販機も貴重な絶滅危惧種です。


製造は1970年代だと思われます。


瓶コーラと一緒にさっそく、いただいてみます。


特別に美味い!と言う訳ではありませんが、レンジで温めたフニャフニャのバンズにマッチする、絶妙なバランスのハンバーグ。


これじゃなきゃダメなんですよね。「美味い」という概念はこの場では不要(笑)
  • 懐かしのゲーム機たち!

このゲームも1970時のもの。


現役の稼働しているのも珍しいでしょうね。


このクレーンゲーム、子供の頃によくやりました。


今のUFOキャッチャーの前身ですね。


他にもいろいろありますが、紹介しきれません(汗)


後に紹介のYouTubeチャンネル見ていただけたらと思います。


最後に紹介したいのが、圧巻のジュークボックス。


アメリカの「ROCK OLA」社製。1974年モデルのようです。


一曲30円とリーズナブル。


押せばガシャン!と奏でるボタン。


どこまでもアナログ的。この音も耳をすませて是非とも聴いていただきたい。


気になる曲名…


もちろん、当時モノです。

ザクッと、紹介しました、この「ドライブインダルマ」、ほぼ僕と同年代。


僕か「ダルマ」、どちらが先に滅びるか勝負です(笑)


何も思わず、すっと通り過ぎればそれまで…


しかし、その歴史を知ってしまうと気になって仕方ない。


当たり前の昭和の日常感が、今となっては非日常を感じさせる。そんな気持ちにさせてくれる「ドライブインダルマ」でした。


動画も作成していますので、現地の臨場感を味わっていただければ幸いです。


制作・協力

SHIN

バイクの窓口編集部

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