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【京都】宇治茶の故郷と世界遺産都市宇治を巡るツーリング

  • バイクのツーリング記事
  • 2023.11.24

【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】Vol.121。今回は京都府宇治へツーリング!見どころ食べどころいっぱいの宇治をたっぷりとご紹介いただきました♪

さぁ、秋も真っ盛り。

皆さん、ツーリングに行っていますか~?

冬は目の前に迫っていますよ〜。

と、言う訳で秋晴れの空の下、京都府の宇治方面に行ってきました。

 

宇治と言えば、お茶が有名。

そして忘れちゃいけない「源氏物語」の作者「紫式部」とのゆかり深い地でもあります。

そう言えば、2024年の大河ドラマは紫式部の物語ですね。

 

  • 宇治茶の産地「和束町」へ

まずは宇治市のお隣の「和束町」へ立ち寄ります。

この和束町は宇治茶の茶葉の産地として知る人ぞ知る土地。

「茶源郷」とも言われています。

 

そして、なんと「最も美しい村連合会」に所属する町でもあります。

そう、この町はお茶畑の絶景が素晴らしい町なんですね。

何処を走っても周りは茶畑です。

 

まずは、その絶景の茶畑に立ち寄ります。

 

「石寺の茶畑」

この石寺地区は山肌一面に茶畑が広がり、文化庁が認定する日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」の構成文化財のひとつでもあります。

このような絶景茶畑がこの和束町には多くあります。小型バイクで散策も楽しいでしょうね。

 

「弥勒(みろく)磨崖仏」

 

そして、歴史的価値の高い石仏。

巨岩に彫られた弥勒菩薩像。

 

その右側に正安2年(西暦1300年)4月の銘が彫られており、鎌倉後期の作とされています。今の時代になってもこんなにも綺麗な状態で残っているとは凄いですね。

弥勒菩薩は、お釈迦様の代わりに人々を救う仏様で、こちらの菩薩像もこの地の人々を見守り続けてられるという。感慨深いですね。

 

そして、この和束町にはお茶にちなんだカフェ等の飲食店も多く、食べ歩きにもオススメですが、この時の訪問時間は朝の9時前、何処もまだオープンしていません(涙) 

残念ですが、このまま「宇治市」に向かいます。和束町から宇治市には府道62号線を走るのが最短距離。しかしながら道路状況は舗装林道状態。慎重に走る必要がありますね。

 

  • 宇治市の世界遺産を散策

宇治市に到着です。駐輪場にバイクを停めて徒歩で散策しましょう。

コンパクトなエリアなので、徒歩でも苦になりませんよ。

それでは、徘徊した場所をザッと紹介します。

 

「宇治平等院」

平安時代に全盛を誇った藤原頼通によって極楽浄土を再現したといわれる平等院は、1000年近い歴史を経てなお美しさが色褪せることはありません。

火災の被害にもあわず、その殆どが当時から修復を重ねて現在に至ります。

あ、皆さんご存じ10円玉と言えばこの構図ですよね。

 

内部の拝観もしました。

現地で予約して一時間後。

 

内部に入るとそれはもう圧巻でした。

本尊阿弥陀如来坐像は、日本の仏像作家を代表する仏師定朝の作で、現存する唯一確実な像とのことです。

もちろん撮影不可、周辺の壁も絶対に触らないよう注意もありました。

本当に見る価値は有ると思います。

 

宇治橋

大化2年(646年)に奈良元興寺の僧道登によって最初に架けられたと伝えられ、「瀬田唐橋」「山崎橋」とともに、日本三古橋のひとつに数えられている。現在の橋は、1996年3月に完成したもの。

そして橋のたもとには紫式部像が。

これは紫式部が「源氏物語」において最後の十帖が宇治を舞台にしたことを記念したものだそうです。

 

源氏物語ミュージアム

楽しみながら『源氏物語』の世界を学べる施設。『源氏物語』の最後の十帖「宇治十帖」の主な舞台となった宇治に、1998年にオープンした。六条院の復元模型や牛車などの復元展示により、平安時代や『源氏物語』の世界を分かりやすく紹介してくれます。

 

そして、このミュージアムの近くの「さわらびの道」という小道には「光源氏」という花も植えられています。

椿の一種で大輪の花が美しいとのことですが、この1月〜4月がシーズンと言うことで、花は見ることができませんでした。

 

  • 食べ歩きも楽しい宇治

最後に、今回の宇治散策で食べたものです。

宇治は本当に抹茶売りにしたお店だらけです。この中で何を食べるのかは本当に悩みますね~。

 

「京料理 宇治川」

小ぢんまりとしたお店が多い中でも、多人数での食事も可能なのがありがたいですね。

展望は最高、宇治川を眺めながら食べることができます。

 

ますだ茶舗

 

苦味が少なく豊かな香りが特長の高級抹茶「初昔」をふんだんに使用し、碾きたての抹茶パウダーで仕上げられた抹茶ソフトは絶品。

唇も舌もミドリに染めながら食べました(笑)

 

赤門茶屋

天明元年から続く宇治茶の老舗に育った創業主が平等院表門前に開いたお店で、喫茶では上質な宇治茶のみを使ったメニュー。

今回は「ぜんざい」をいただきました。

焼きたてのお餅の香ばしさ、抹茶の苦味と餡の甘さのコンビネーションがたまらない逸品でした。

 

今回の日帰りツーリングレポは「宇治」でした、この街は2015年4月に放送された京都アニメーション制作の「響け!ユーフォニアム」は吹奏楽部をテーマとした少女達の青春の物語の舞台となった街であり、今は聖地として巡礼する人も後を絶たないとのことです。

 

見どころ食べどころいっぱいの宇治、きっと満足できると思いますよ。

関西に来られた際には是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

制作・協力

SHIN

バイクの窓口編集部

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