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【奈良】晩秋の御手洗渓谷ツーリング

  • バイクのツーリング記事
  • 2022.12.13

【迷走ライダーSHINの行き当たりバッ旅】Vol.117。今回SHINさんは紅葉の見納めするため、紀伊半島ツーリングに行ったそうです!美味しいグルメや人気のスポットをご紹介頂いたので、是非皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。

本格的な冬が来る前に、紅葉の見納めをするべく紀伊半島の中腹に向かいました。

秋になると紀伊半島は紅葉が広がり、ツーリングには最高ですよね~。

しかしながら今回は晩秋。はたしてどのような紅葉が見れたのでしょうか。

 

【目次】

1.秘境小南トンネル越え

2.洞川温泉郷で川魚ランチ

3.御手洗渓谷の「登り龍」

 

  • 秘境小南トンネル越え

周りに何も無い山道が続く国道309号線沿で一際目立つ建物、ここは道の駅「吉野路黒滝」

チラホラとツーリングライダーもいますね~、

 

皆さん寒そうです。

晩秋の時期、この道の駅では「猪汁」があるのですが、訪れる皆さんの手には棒に刺さったこんにゃくが…

 

そう、この道の駅では名物の「こんにゃく」を食べないと始まらない。

周りの人たちの殆どがこんにゃくを食べていますね(笑)

 

このこんにゃくは独特の歯応えがあり味もしっかりと染みている。

ありがたいことに熱々。この肌寒い午前に食べるには嬉しいですね。

 

さて、ここから奈良県道48号線を走ります。

終わりかけの紅葉の中を気持ちよく走り抜けます。

今日も最高の天気です。

 

そして、この山越えの県道の頂上には手掘りトンネルがあります。

「小南トンネル」

明治時代に作られたトンネルです。

正直、薄気味悪いです。ここは知る人ぞ知る心霊スポット。

対向車が来ないことを祈りながら恐る恐る走り抜けます。

 

トンネルを抜けると気が大きくなり「なんだこんなもんか」と、強がります(笑)

 

そしてこの峠道を下ると、天川村の洞川地区に到着します。

 

村の入口の素晴らしい紅葉下でパチリ。

あぁ、奥には墓地が・・・(苦笑)

 

  • 洞川温泉郷で川魚ランチ

ここは「洞川温泉郷」と言われ、情緒溢れる温泉街です。

できるなら、バイクを降りて徒歩で探索したくなるエリアですね。

 

ここで、少し早いランチを。

ここでのオススメは「亀清」

川魚が食べられる食堂、というか屋台?

ここの大将はドラゴンボールの衣装を着ていることから、通称「亀仙人」と言われています(笑)しかしながら、ここで食べる川魚は最高なんですよね~。

今回注文したのは「子持ち鮎」「アマゴの活作り」

 

子持ち鮎はこの膨らんだお腹に卵がタップリと。

 

特にアマゴの活け作りはその場で捌いたアマゴが、ピクピクとまだ動いた状態でてきます。

恐る恐る食べると…

歯応えも良く、これがまた最高に美味いんですよ。

是非とも食べてもらいたいですね。

亀仙人さんからの小鉢のサービス品も付いて、お腹もいい感じになりました。

 

  • 御手洗渓谷の「登り龍」

ここからは再び国道309号線に入り、御手洗渓谷に向かいます。

紅葉がピークの時期は渋滞が激しいのですが、紅葉も終わりかけのこの時期だとあまり混雑もしませんね。

まだ紅葉も奇麗に残っているエリアもあります。

 

御手洗渓谷頂上の「行者還トンネル」に到着です。

その昔、ここはあまりにも激しい山越えで行者たちも引き返したと言われる位の山に掘られたトンネル。

今の時代はこのトンネルで一気に通過できます。昔はホント大変だったでしょうね〜。

 

そして、この御手洗渓谷のハイライト的スポット、「ナメゴ谷の昇り龍」です。

 

山肌は常緑の針葉樹、尾根筋だけに広葉樹が植生されています。

秋には、紅葉した樹木が尾根をうねり、龍が登っていくような珍しい光景を見ることができます。

さて、紅葉も終わろうとしているこの時期はどうだったでしょうか。

どうですか?なんとなく昇り龍に見えませんか?

そんな訳で晩秋の紀伊半島ツーリングでした。

紀伊半島の奥地になると冬の時期は路面凍結で走れない時も出てくるので、このタイミングで走っておかないとね。

さぁ、いよいよライダーには厳しい冬の到来です。しっかりと防寒対策をして張り切って冬のツーリングを楽しみましょう!

 

今回のツーリングの動画です。臨場感をお楽しみください。

 

制作・協力

SHIN

バイクの窓口編集部

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